いきなり枕の話から・・・独創的すぎ? ・・・ 「驚異の時間活用術―なぜこれほど差がつくのか」
驚異の時間活用術―なぜこれほど差がつくのか
糸川 英夫 (著)
(ちなみに文庫版です。)
日本ロケット開発の父、と言われた糸川英夫さんの本です。
「逆転の発想」というベストセラーでも有名な方です。
(私が小さい頃、うちの本棚にもありました。)
その糸川さんが時間管理術の本も書かれていました。
私が持っているのは文庫版なのですが、オリジナルは
1981年に出版されたものです。
でも現在でも通用するノウハウが書かれています。
糸川さんがとても独創的だったことは、
この本を読んでも分かります。
いきなり第1章で、快眠を得るための方法について書かれてます。
時間管理術の本では普通ありえない展開だと思うのですが・・・。
でも確かに起きている時間を有効に使うために、
快眠に徹底的にこだわるという姿勢は見習ったほうが
いいのかもしれません。
長く寝ればよいという訳ではなく、質の高い眠りを得ることが
大事ということなのでしょう。
それにしても、自分で枕を6種類も作るって・・・スゴイ(^_^;)
そういえば、ライブドア堀江社長もしっかり眠るって、
著書に書いていましたね。
他に、切れ端時間の活用についても述べておられるのですが、
これがまた独創的。
移動するときに持ち運びやすいように、本をバラバラにして
持ち歩く・・というのです。
本をあちこちにしまう・・・のではなくて、
本をバラバラに切り離して持ち歩くというのです。
例えば、新幹線に2時間乗る予定なら、2時間で読めるくらいの
量だけ切り離して持ち歩くとのこと・・・これは私はまだ試せて
ないです。あとで本が片付かなくなりそうで・・・。
共通しているのは、既存の型にはまって考えずに、自分にとって
効率の良いやり方を探しているというところでしょうか。
参考になります。
他にも・・・
本番と同じ時間に練習しておくと、あがりにくいと考えて、
どこにいても、時間がくるとバレエの練習をしていたという話。
街中にいても、どこにいても、その時間が来ると踊っていた
そうです。想像したら笑ってしまいます・・・。
でも、恥ずかしいとか、そういうことは無視して、ひたすら
効率を求める姿勢がすごいと思います。
普通の時間管理的な話としては、
会議のあり方や、目標設定の仕方について述べられています。
必ずしも時間管理のことだけを書いている本ではないのですが、
おもしろい本です。
・・・と言うか、糸川さんの生き方がおもしろいって感じですね。
本の評価
For 時間管理の初心者 ☆
For バリバリ時間管理人 ☆☆
この本はどうも絶版のようですが・・・、
↓ amazonでユーズド価格¥1だって。安いっ!(^_^;)
(ちなみに送料は\340です。)
驚異の時間活用術―なぜこれほど差がつくのか
Posted by 水口和彦 at 01:21│Comments(0)│TrackBack(0)
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