中間管理職必読書!「委任」「権限委譲」について考えるために ・・・ 1分間マネジャーの時間管理
1分間マネジャーの時間管理―部下のモンキーは部下に背負わせろ!
ケネス ブランチャード(著), ハル バローズ(著), ウィリアム,Jr. オンケン(著), 川勝 久(翻訳),浅見 広子(翻訳)
今回は、「委任」「権限委譲」についての本です。
「委任」「権限委譲」は、時間管理について述べた本
のほとんどで取り上げられています。
「7つの習慣」ではデレゲーションと呼び、
ブライアン・トレーシーはABCDE法のDと位置づけています。
部下に委任したり、権限委譲すれば、
自分が使える時間が増える。
時間管理の権威にこう言ってもらうと、それだけで
明るい未来が待っているような気がするかもしれません。
(やや大げさか・・・)
しかし、この「委任」や、「権限委譲」は
実際にやってみるとなかなか難しいものです。
私の経験では、2つの失敗のパターンがありました・・・
パターン1
仕事を部下に委任する。
↓
仕事が進むにつれ、部下は
「次に何をすべきか」 聞いてくる。
↓
それが、その場で判断できないことだった場合、
決定を先送りしてしまう。
↓
自分が仕事に追われていると
その判断を預かったままの状態になる。
(いわゆる「ババを握った」状態)
↓
部下は次の指示があるまで何もしない。
本当に何もしない。考えることもしない。
ひどい時は催促すらしてくれない (T_T)
↓
仕事が遅れて、その対応に追われる・・・
パターン2
仕事を部下に委任する。
↓
仕事を進めてくれているものと思っている。
↓
実は部下が仕事を進めていなかった。
(理由1:忘れていた)
(理由2:自分の仕事だと認識していなかった)
↓
ある日、仕事が進んでいないことが発覚する。
↓
仕事が遅れて、その対応に追われる・・・
中間フォローをしていなかった自分にも負い目があり、
部下にきつく言うこともできない (T_T)
このように、「委任」「権限委譲」っていうのは
やってみると結構難しいです。
ところが、時間管理についての本で、
この点について深く突っ込んだものはほとんどありません。
そこで、この本が登場するわけです。
この本は、1冊丸々が「委任」「権限委譲」について
書かれていて、読みやすくまとまっています。
時間管理術の中で、この部分を強化したい方に
おすすめします。
ストレスを減らしたい中間管理職の方には
本当に読んでほしいです。
絶版本なので、入手方法を詳しく書いておきます。
(入手方法)
この本は1990年に出版された本で、
現在は絶版になっています。
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本の評価
For フレッシュマン ☆
For バリバリ時間管理人 ☆☆
For 中間管理職の方 ☆☆☆
Posted by 水口和彦 at 14:28│Comments(0)│TrackBack(0)
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