2005年09月30日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

私も投げてみたい! --- 「フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方」

フィッシュ!
フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
スティーブン・C・ランディン, ジョン クリステンセン, ハリー ポール (著),
相原 真理子 (翻訳)

最近読み直しました。やっぱりいいですね。
時間管理とは直接関係ないのですが、紹介してしまいます。

この本は、個人に、職場のチームに、そしてマネージャーに
気付きを与えてくれる本だと思います。


なぜ、この本を最近読み直したかというと、

この本の舞台になっている、パイク・プレイス魚市場という魚市場の
オーナーが書いた本『魚が飛んで成功がやってきた』を買ったのです。

魚が飛んで成功がやってきた
魚が飛んで成功がやってきた
―FISH!の社長が自ら明かす活きのいい組識のつくり方

ジョン・ヨコヤマ, ジョセフ・ミケーリ (著), 青山 陽子(翻訳)



で、その前に、この『フィッシュ!』の方をもう一度読み直してみた
わけです。


この、パイク・プレイス魚市場というところは、なかなかすごいです。

「世界的に有名な魚市場になろう」という、一見無謀なビジョンを見事に
成し遂げてしまったのです。それも、一切広告費を使わずに、です。


その秘訣は・・・ひとことで言うと、


  自分たちも楽しく、お客さんも喜ばせること


を徹底しただけ、ということになるのでしょう。

私なりに解釈すれば、


  ビジョンは大きく、でも行動は足元から


という感じです。これってすごく素敵だと思いませんか?


このへんに興味を持った方は、『魚が飛んで成功がやってきた』
を先に読むことをおすすめします。


『フィッシュ!』の方は、活気のない職場を抱えた女性マネージャーが、
魚市場で教えてもらったことをヒントにして、全員で職場を変えるために
行動していく物語です。

魚市場の店員が教えてくれた秘訣は、
『』内は引用です)
 
  『態度を選ぶ
   遊ぶ
   人を喜ばせる
   注意を向ける  』

   (89ページ9行目〜91ページ1行目より抜粋)

の4つです。


これだけでは分からない?  ・・・ですよね。

ぜひ一度読んでみてください。
すぐに読める本けど、後にいい感じの余韻が残る本です。



余談ですが・・・

  前回、シャチ話の余談として紹介した、『フリー・ウィリー』の
  中にも、この魚市場の店員が、魚を投げる役で出演しています。

  『フィッシュ!』が出版される前ですから、そのときから注目
  されていたことが分かりますね。


本の評価(☆☆☆で満点)amazonのレビューも好評です
――――――――――――――――――――――――
For フレッシュマン      ☆☆☆
For バリバリビジネスマン  ☆☆
For 中間管理職・経営層   ☆☆☆
――――――――――――――――――――――――


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Posted by 水口和彦 at 22:01│Comments(2)TrackBack(5)

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この記事へのコメント
はじめまして。こんにちは。

『フィッシュ!』いいですよね。

すぐに読めて、やる気になれます。
しかも、実際に、そういう場所があるというのも大きいですね。
Posted by こばやし at 2005年10月03日 12:28
こんにちは。コメントありがとうございます。
この本は、読むと、自分の中に何かいい感じのものが残る気がします。今回久しぶりに読み直してみましたが、やっぱりいいです。
この魚市場はいつか行ってみたいと思っています。
Posted by k_minakuchi at 2005年10月03日 20:03
 

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