2005年10月19日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

時間管理術の7つの嘘 その7 : デキるビジネスマンは、時間管理がうまいのか?(3)

「時間管理がルーズでも、仕事がデキる人」

の1つめのタイプについて、前回述べました。
今回は、もう1つのタイプについて考えてみましょう。


私が今までに出会った、「時間管理がルーズでも、仕事がデキる人」の、
もう1つのタイプとは、「タイプA」と呼ばれるタイプです。


「タイプA」とは、心臓専門医である、M・フリードマンと、
R・H・ローゼンマンが提唱した、行動パターンです。

別府真琴さんという医師が書かれた、『自分らしさの「タイプB」』
という本の中に分かりやすい例があるので、引用します。

タイプA的な人の行動パターンとして、 (『』内は引用です)
 
『・目標を達成しようとする強い欲求を持つ
 ・競争心が異常に強く、敵意を示しやすい
 ・常に周囲からの高い評価や昇進を望む
 ・多くの仕事に没頭し、いつも時間に追いまくられている
 ・精神的・肉体的活動の速度を常に速めようとする
 ・精神的・肉体的に著しく過敏である             』

  (27ページ 7行目より)

という特徴があると書かれています。


一言で言うと、
見るからに、バリバリ仕事してるぞっ!っていう空気を漂わせている
タイプですね。


このタイプは、自分にも厳しく、他人にも厳しいことが多いです。

そして、仕事のやり方に効率が悪いところもあったりするのですが、
それを熱意と長時間労働で乗り切っていくタイプです。


こういう「タイプA」は、あなたの職場にもいるのではないでしょうか。

  私の経験では、各職場に10人中1人くらい、いるように思います。
  「熱い」職場だと、その比率が増える傾向にあります。

  (タイプAというのは、性格と環境の両方の因子によるものなので、
   同じ人でも、職場によってタイプAになる場合とならない場合が
   あるそうです。)


  実は、私もこのタイプだった時期がありますし、今でも少し
  その傾向が残っています。

  それもあって、私はこのタイプの人は嫌いではありません。
  (時々うっとおしく思うことはありますが・・。)

  それだけ情熱を持って仕事ができることは、いい面もあると思います。



このタイプの人は、時間管理を使って効率的に仕事をするよりも、
自分の力でゴリゴリ仕事をしていく道を選ぶことが多いです。

そして、実際に他の人よりも高い成果を上げることも多いです。


こういう人を見ていると、時間管理のテクニックよりも、仕事に対する
情熱の方が、重要ではないか?という疑問を持つかもしれません。



  しかし、そこには落とし穴があるのです。



次回は、その落とし穴と、タイプAを脱却するための方法について
述べてみたいと思います。



参考文献
別府真琴.自分らしさの「タイプB」:病気になる性格・ならない性格.
朝日ソノラマ,1999
自分らしさの「タイプB」
自分らしさの「タイプB」―病気になる性格・病気にならない性格


M・フリードマン,R・H・ローゼンマン(新里里春 訳).
タイプA:性格と心臓病.創元社,1993
タイプA 性格と心臓病




      【続きへ】 
      【時間管理術の7つの嘘 目次へ戻る】


このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなにブックマーク
Posted by 水口和彦 at 07:28│Comments(3)TrackBack(0)

時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
メールアドレスを入力すれば登録できます! → 
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2014 BizARK Inc. All rights reserved.
この記事へのトラックバックURL
(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/50151358
この記事へのコメント
私は根本的にタイプAだと思うのですが、
タイプAとして仕事をすることに、限界を感じることがありました・・・。
精神的に、自分を追い詰めてしまうんですよね・・・。
Posted by ダイスケ at 2005年10月19日 08:14
今は、もう少し、肩の力を抜いて仕事ができるようになりたいと思っています。
Posted by ダイスケ at 2005年10月19日 08:16
お、ダイスケさんもタイプAですか。やっぱり・・(^_^;)。私もそうでした。
やっぱり、と言ったのは、このブログを読んでくれている人
(時間管理に興味を持っている人)は、タイプA比率が高いのでは
ないかと思っていたのです。

タイプAは、向上心が強いってことなので、
すごくいいことだと思います。
ただ、タイプAのしんどさというのもありますよね。

もうすぐアップする(明日の朝かな?)次の記事では、
私なりに、それをうまく転換してい方法について紹介して
いきたいと思います。
このブログを読んでいただいている、タイプAの方たちの
参考になればいいなあ、と思ってます。
Posted by k_minakuchi at 2005年10月19日 20:28
 

※ スパムコメントがあまりに多いため「http://」は使用不可の設定にしています。
  URLをご紹介頂く場合は「http://」を省くか全角文字を使用して頂けますと
  幸いです。