2006年01月27日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

TIQ−9 仕事とプライベートのバランスが取れない理由


こんばんは。ミナクチです。


今日は、昨日予告した、

「なぜ仕事とプライベートのバランスが取れないのか?」

という問題について考えてみましょう。



まず、ちょっと考えてみてください。


  あなたは、ビジネスとプライベート、どちらが大事ですか?


という質問に、あなたは明確な答えを出せるでしょうか?







そんなの、どっちも大事に決まってますよね。


自分の100パーセントをビジネスのために生きることも、
100パーセントをプライベートのために生きることも、
実際に出来るものではありません。


そして、「プライベートより、絶対ビジネス優先!」という人や、
「絶対プライベートが優先!」という人は少数派でしょう。

ほとんどの人は、自分なりのバランスを取りたいと
思っているのではないでしょうか。



では、次の質問に対してはどうでしょうか、


  今のあなたは、理想のバランスと比べて、 
  ビジネスとプライベート、どちら寄りになっていますか?


この質問に対しては、答えられるのではないでしょうか。


多くの方は、どうしてもビジネス寄りになりがちだと思います。
そして「仕事だから仕方がない」と、あきらめていたりするのです。



では、なぜこうなってしまうのでしょうか?

そこには、ちょっとしたメカニズムがあるのです。



そのメカニズムをひとことで言うと、


  ビジネスとプライベートの天秤は揺れ動いている。


というものです。


では、またちょっと考えてみてください。


仕事をしているとき、あなたは「仕事モード」の自分に
なっていると考えてみてください。

そして、プライベートのときは、「プライベートモード」の
自分になっている、というわけです。


そして、この2つのモードのそれぞれにあるとき、
「ビジネス」と「プライベート」を天秤にかけると、
違った結果になってしまうのです。


  例えば・・・、

  「仕事モード」のときには、頭の中には仕事のことが
  たくさん入っています。

  そういう状態では、どうしても仕事上の「やりたいこと」や
  「心配なこと」が気になってしまいます。

  このときに、ビジネスの「やること」とプライベートの「やること」
  を天秤にかけると、どうしても、ビジネス優先になりがちです。


  そして、ビジネス優先の判断をしてしまって、
  後で「プライベートモード」になったときに後悔してしまうのです。


これが、

 ビジネスとプライベートの天秤は揺れ動いている。

ということです。



これはとても重要なことです。

同じ「あなた」でも、仕事の場にいるときと、プライベートの場に
いるときでは、判断基準や価値基準が違うのです。


そして、今日は何時に帰ろうか(帰れそうか)と、考えるのは、
仕事モードの自分です。

ですから、生活がついついビジネス寄りのバランスに
なってしまうのは、当たり前のことなのです。


  これは、「飲みモード」に入ってしまった自分が、
  つい、「もう1杯・・・」と思ってしまうのと
  似てるかもしれませんね・・・。



さて、このバランスの問題は、

  朝は、ほぼ決まった時間に出社する。

  仕事に使う時間は、残業で調整する。

という勤務スタイルを取る以上、避けられないものです。


意識的に解決する方法を取らなければ、
なかなか納得のいくバランスにはなりません。



では、どうすればいいのでしょうか?


1つの答えは、絶対に残業をしないというものです。

当たり前と言えば当たり前の話ですが、こうすると、
ビジネスとプライベートの時間バランスは崩れることはありません。

とはいっても、なかなか実行するのは難しいですよね。


そこで、次回はもう1つのやり方を紹介してみます。
「仕事モード」に、はまりがちな方は読んでくださいね。



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Posted by 水口和彦 at 21:58│Comments(0)TrackBack(0)

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