手帳は、○○と○○をつなぐツール
こんばんは。水口です。
日曜の夜です。
サザエさん症候群にならないでくださいね(^_^;)
今日は、昨日に続いて手帳の話をしたいと思います。
手帳にはいろいろな役割がありますね。
もちろん時間管理のためにも使います。
私の本でも、KKJスタイルの手帳の使い方について
説明しています。
(余談ですが・・・)
以前にアップした、K・K・J(カンタン!効果的な!時間管理術)に、
いろいろ追記したいことが出てきたので、改めてシリーズで書こうと
思っています。ご期待ください。
そして、手帳の使い方について私が考えていることの中で、
他の人が言っていない、大事なことがあります。
今日はその話をします。
本の中でも少し触れているのですが、
手帳には「つなぐ」役割があると、私は考えているのです。
手帳は何と何をつないでいるんでしょうか?
それは、
自分なんです。
手帳は、自分と自分をつなぐためのツールなのです。
これだけでは分かりにくいですよね。説明します。
私たちは、常に同じ自分でいるとは限りません。
というと、違和感があるでしょうか?
例えば・・・
やる気に燃えているときの自分と、
ちょっとなげやりになりそうなときの自分。
仕事にはずみがついてがんばっているときの自分と、
明日は仕事かぁ・・・とちょっとユウウツな自分。
「やっぱりプライベートを大事にしよう」と思ったときの自分と
「あと、これを片付けておきたい」と、残業してしまう自分。
同じ自分とは思えない・・・そんなことはないでしょうか?
まず、気分による変化がありますね。
以前に ↓ この記事で書いた、Mモード・Dモードというのもそれです。
時間管理術の7つの嘘 その6 :
価値観・目標にもとづいて行動すればうまくいくのか? (4)
ちょっと私の解釈も入れて言うと、
Mモード ⇒ ハイになる。調子に乗る。楽観的。自信がある。
バリバリ仕事する。やる気がある。
Dモード ⇒ ブルーになる。慎重になる。悲観的。自信を失う。
淡々と仕事をする。腰が重い。
という感じです。
例えば、1月や4月に「やるぞ!」と奮起して立てた目標のはずが、
すぐに挫折してしまう・・・。
そんなことが起こってしまうのは、目標を立てたときの強いMモードに、
その後のDモードの自分が「ついていけない」と感じるのが、原因の1つ
だと思います。
そして、気分の違い以外にも、私たちは変化しています。
そのときに、アタマの中にどんな心配事や関心事があるかによって、
私たちの判断基準は変わってくるのです。
例えば、職場にいるときは、仕事優先で判断してしまったり、
家にいるときは、プライベート優先で判断してしまう。
そんなことが常に起こっているのです。
「仕事モード」の自分と、「プライベートモード」の自分は、
価値基準が同じとは限らないのです。
ここで、
仕事モード → Wモード
プライベートモード → Pモード
としますね。
もし、自分の「やること」を、一切手帳に書かなかったとしたら・・・
Wモードの自分は、
「もっと仕事をやる時間があるはずなのに・・・」
と無意識に不満に思いますし、
Pモードの自分は、
「また残業し過ぎた。もっとやりたいことがあるのに・・・」
と思ってしまうわけです。
その間をとるのが、手帳というわけです。
自分が何をやりたいか、何をやるつもりなのか、
それを紙の上に書き出すのです。
そして、
Wモードの自分も、Pモードの自分もそれを書くこと。
Wモードの自分も、Pモードの自分もそれを見ること。
それが大事なのです。
そうすることで、Wモードの自分に、Pモードの自分の言い分が
伝わりますし、その逆も起こります。
モードの違う自分どうしが、おたがい納得することができるのです。
「手帳は、自分と自分をつなぐツール」というのは、
こういう意味だったんです。
モードの違う自分どうしが、手帳の上で相談している、
そんなイメージでしょうか。
私は、以前は「時間管理」には、何か「押し付けられた感じ」があって
嫌だと思っていました。
そして、そのイメージの悪さは、Wモードの自分だけが優先されていた
せいもあるのかな、と思っているんです。
このブログを読んでいただいている方は、時間管理に関心の高い方が
多いと思います・・・タイトルを見れば、当たり前ですが・・(^_^;)
そういう皆さんに気をつけてほしいのが、Wモード(仕事モード)
だけではなく、Pモード(プライベートモード)の自分も時間管理に
参加させないと、いつか無理が出てくるということなんです。
時間管理は、仕事だけでなく、生き方全体にかかわってくることです。
本当に、Pモードを大事にしてくださいね。
「Pモードか、ちょっとやってみようかな」と思っていただいた方は、
↓ ぜひ、1クリックお願いします!
今は・・・4位か?5位か?
デッドヒート中?です(^_^;)
さて、明日の記事は・・・手帳の話がもう少し続く予定です!
Posted by 水口和彦 at 17:59│Comments(4)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
久しぶりに出ましたねMモードとDモード(^^
WとP、なんていう軸もあったんですね。
これも面白い考え方ですね(^^
WとP、なんていう軸もあったんですね。
これも面白い考え方ですね(^^
Posted by ダイスケ at 2006年04月02日 23:59
ダイスケさん、こんにちは。
そうですね、Mモード・Dモード
久しぶりに登場しました(^_^;)
WとPという分類の方は、私のオリジナルで今回初めて使ったんです。
自分の思いと、自分の行動っていうのは、なかなかぴったり一致しないのものですけど、
その原因のひとつが「モード」にあると思うんですよ。
そんなわけで、他にどんな「モード」があるかなって、ついつい考えてしまいます(^_^)
そうですね、Mモード・Dモード
久しぶりに登場しました(^_^;)
WとPという分類の方は、私のオリジナルで今回初めて使ったんです。
自分の思いと、自分の行動っていうのは、なかなかぴったり一致しないのものですけど、
その原因のひとつが「モード」にあると思うんですよ。
そんなわけで、他にどんな「モード」があるかなって、ついつい考えてしまいます(^_^)
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2006年04月03日 12:29
こんにちは。
WモードとPモードの解釈、おもしろいです!納得できました。自分を守るために必要なことですね。
ただ、WもPもやらずに身体も精神も力を抜くときも必要と思います。ぼーっとする..Bモード?はカッコ悪いので余裕のYモード?^^;個人的にぜひ追加してほしいです!
WモードとPモードの解釈、おもしろいです!納得できました。自分を守るために必要なことですね。
ただ、WもPもやらずに身体も精神も力を抜くときも必要と思います。ぼーっとする..Bモード?はカッコ悪いので余裕のYモード?^^;個人的にぜひ追加してほしいです!
Posted by まるとく at 2006年04月03日 21:48
お、まるとくさん、初コメントありがとうございます!
モードが違う自分を意識しないと、自分の中で矛盾が起こることがありそうな気がして、
「モード」にこだわっております。
Bモードはちょっと・・・(笑
Yモードはいいかも(^_^)
今回は、WとPという分類なんですが、本当はPの中にもいろいろあるはずで・・・
「家族モード」「一人モード」
「趣味モード」「勉強モード」
「安心モード」「野望モード・・・?」
モードが違う自分を意識しないと、自分の中で矛盾が起こることがありそうな気がして、
「モード」にこだわっております。
Bモードはちょっと・・・(笑
Yモードはいいかも(^_^)
今回は、WとPという分類なんですが、本当はPの中にもいろいろあるはずで・・・
「家族モード」「一人モード」
「趣味モード」「勉強モード」
「安心モード」「野望モード・・・?」
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2006年04月03日 22:19
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