「何から始める?」・・・まずは、シンプルな2つのルールから!
こんばんは。水口です。
「知識ゼロからはじめる!時間管理術」 第8回です!
今回も前回に続いて、
「時間管理は、何から始めればいいの?」
ということについて考えてみたいと思います。
時間管理は、面倒くさそう、複雑そう、というイメージがあるかもしれません。
しかし、時間管理をやらない方が、かえって面倒なことになる場合もあります。
今日は、そんな話です。
さて、「時間管理をやってみようか?」と思った場合は、
まず何から始めたらいいのでしょうか?
私は、まず始めにやるべきことは、「書く」習慣だと考えています。
ここで言う「書く」とは、
・時間が決まっている予定
これは「時間指定タスク」と呼んでいるものです。
・期限が決まっている仕事
これは、いつやるかという時間は明確に決まっていないので、
「時間流動的タスク」と呼んでいるものです。
これらの「やること」を書いていくことです。
予定や期限をメモするのは、当たり前のように思えますが・・・。
ついついやってしまいがちな、悪いクセもあります。
例えば、あなたはこんなことはしていませんか?
・仕事の期限をポストイット(付箋紙)に書いて、貼っておく
・同じく、メモ用紙に書いておく
・次回の会議日時を、会議資料にメモしてしまう
(そして、その資料をそのままファイルしてしまう)
これらは、絶対にやめた方がいいです。
こうやって、自分の「やること」の記憶を、あちこちに分散して保管すると、
忘れてしまう危険もありますし、ギリギリに思い出してあわてることもあります。
また、あちこちチェックしなければいけない、心理的な負担もありますし、
先の流れが読めない、ストレスの原因にもなります。
すべて、私は経験済みですから、間違いありません (笑
どんなツールを使うにしろ、「やること」を書くのは、一箇所に集中させるべきです。
※ 同じ理由で、手帳と、卓上カレンダーの両方にメモするのも、
絶対ダメとは言いませんが、あまりおすすめはしません。
ただ、仕事の内容によっては、カレンダーが使いやすい場合もあります。
もしカレンダーと手帳を併用するのであれば、毎日(できれば始業時など)、
カレンダーが強制的に目に入るように、工夫してみてください。
ここで述べた、「やること」のメモを一箇所に集中させることは、時間管理について
述べている人の多くが指摘していますし、私もその通りだと思います。
これは、当たり前のことですが、意外と徹底できていないものです。
そして、もう1つの問題があります。
・あとで書こうと思って忘れてしまう
という現象です。
「あれをやらなきゃ」と、せっかく思いついたことも、他の仕事を
やっているうちに、簡単に忘れてしまうものです。
やってみると分かりますが、「あとで書く」を禁止する(その場ですぐ書く)だけで、
かなりアタマがすっきりします。これもおすすめです。
まずは、
一箇所に書くこと
「あとで書く」を禁止すること
この2つのルールを、徹底してみませんか?
KKJ (カンタン!効果的な!時間管理術) や、
KKJ 2.0 (カンタン!効果的な!時間管理術 実践編) では、
タスクを2種類に分けて書くことをすすめています。
ただ、最初はそこまでできなくてもいいですから、
この2つ ↓ を習慣にしてみましょう。
一箇所に書くこと
「あとで書く」を禁止すること
です。
「 ふーん。ちょっとやってみようかな?」 と思っていただいた方は、
ぜひ ↓ クリックしてやってください!
さて次回は、今回の続きをやるつもりなんですが・・・
「時間管理術 第8のウソ」も、そろそろ公開したいなあ、
と思う今日この頃です・・・。
Posted by 水口和彦 at 22:02│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
「なるほど、やってみようかな」とかなり思いますね。
私はメモを全て、1冊のノートに書き込んでいます。この2つのルールを徹底的に実践するためには、このノートをどこにでも持ち歩き、すぐに何でも書き込めるようにしてみます。
私はメモを全て、1冊のノートに書き込んでいます。この2つのルールを徹底的に実践するためには、このノートをどこにでも持ち歩き、すぐに何でも書き込めるようにしてみます。
Posted by LAビジネスウォッチャーズ at 2006年07月13日 02:41
こんばんは。水口です。
コメントありがとうございます。
「あとで書く」を禁止すると、仕事の手を止めて、
その場で書かないといけないわけですが・・・
実際やってみると、仕事の手を止めるデメリットよりも、
「もう書いたから忘れてもいい」と、仕事に集中できる
メリットの方が大きいことが感じられると思います。
ぜひ、お試しください!
コメントありがとうございます。
「あとで書く」を禁止すると、仕事の手を止めて、
その場で書かないといけないわけですが・・・
実際やってみると、仕事の手を止めるデメリットよりも、
「もう書いたから忘れてもいい」と、仕事に集中できる
メリットの方が大きいことが感じられると思います。
ぜひ、お試しください!
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2006年07月17日 20:18
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