2006年12月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「時間をもらう」 話の訂正と、続きの話です。


こんにちは。水口です。

今日は昨日の話の続き、というか訂正を含んだ話です。


昨日の記事で、「時間をもらう」 という言い方が変、という
話をしましたが、これは訂正させてください。

「時間をもらう」 ことが変。ではなくて、
「人の時間をもらって、自分の時間を増やす」 という言い方が変。
という主旨だったんです。


■ 「時間をもらう」 の違い

昨日の記事では、 「人の時間をもらう」という考え方に
違和感を感じるという話をしました。

「仕事を手伝ってもらう(一緒に成し遂げる)」 のなら分かるけど、
「人の時間をもらって、自分の手柄にする」 のはいかんだろう。

という話です。


しかし、これ以外にも「時間をもらう」 ことはありますね。
(makotoさん、ありがとうございます。)

・人に何かを教えてもらったり、協力してもらうこと
 (時間を「割いて」もらうこと)

・人に自分の提案を聞いてもらうこと
 (「ちょっとお時間を頂けないでしょうか?」 というやつです。)

これらも、「時間をもらう」 ことです。


これは、「自分の目的のために時間を使ってもらう」 という意味ですね。
自分の目的(プロジェクト?)に「参加してもらう」 という感じもあります。

こういう形で「時間を頂く」 ことはよくありますし、
これなくしては、物事が進まないことも多いですから、
とても大事なことですね。

例えば、あなたにこのブログを読んで頂いていることも、
「読む時間」 を頂いていることになります。

そうやって、いつも時間を頂いているのに、『 「時間をもらう」 は変だ。 』 という
発言は不適当でした。申し訳ありませんでした。

(昨日の記事は、修正追記いたします。)

このブログは、「頂いた時間」 に値する情報や知恵、ヒントが
得られるよう、これからもがんばっていきますので、よろしくお願い致します。


■ 「人の時間」 について

では、「人に時間を使ってもらう」 ことについて、
ちょっと整理しておきます。

昨日書いたものも含めると、「人に時間を使ってもらう」 ということには、
まず、次の2つがあります。

・「自分がやりたいけどやれないこと」 をやってもらう

  「仕事を頼む」 のが、これです。

  自分の目標(あるいはチームの目標)を達成するために、
  臨時チームに参加してもらうというイメージです。

  これは経営者が従業員にお願いしていることでもありますね。


・自分と一緒に過ごしてもらう

  主に自分の目標や提案を進めるために、時間を使ってもらうことです。
  「時間を頂く」 という言い方をしますね。

  何かを教えてもらったりすることや、相談事、
  話を聞いてもらうことが、これですね。

  「仕事をまかせる」 のではなく、一緒に過ごす時間です。
  「ちょっと自分に付き合ってほしい」 ということです。

  これも、違う面で協力して頂いていることになりますね。


これらは、当然「あり」ですね。

しかし、「人の時間をもらって、自分の時間を増やす」 という言い方になると、
とても変な感じがするんです。エゴイスティックに感じます。


結局、私が感じていたことは、

「自分の時間を増やすことが目的で人を使う」 → おかしい!

「自分がやりたいことに協力するのに時間を使ってもらう」 → OK!

ということですね。


この2つの違いは、

・前者だと、自分の時間の価値 > 人の時間の価値 というイメージになる。

・後者は「共感」 がある。または、「共感を得る」 ことを目的にしている。
 (前者には「共感」 がない。)

ということだと思います。



と、頭を整理していて気がつきました。

「人に時間を使ってもらう」 という行動のカギは、
「共感」 というキーワードで表せるような気がします。

リーダーシップに優れた人は、共感を得る能力が高いと言われています。
それと同じことですね。


では、共感を得るためには、どうすればいいのでしょうか?



・・・これは宿題にさせてください (笑)

ひとつ、私が感じていることがあるのですが・・・、
少し頭を整理してから、また書くことにします。



  これをクリックすると、少なくとも私との共感は得られるかも・・・(笑)
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  現在2位です!ありがとうございます。


今日の記事作成時間は、62分でした!



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Posted by 水口和彦 at 08:25│Comments(0)TrackBack(0)

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