2007年04月03日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

雑誌の取材でも話した、「1=2の法則」の話


こんにちは。水口です。

今日は、先日の雑誌取材で話した内容の一部を紹介します。


■ 先月取材を受けた雑誌の1つが発売されました


先月は雑誌の取材が2件ありました。
(雑誌の取材って、続くときは続きます。不思議です・・・)

そのうちの1つが発売になりました。
「第三文明」という雑誌です。

この雑誌、ご存知の方はご存知だと思いますが、創価学会の学会員の方を
主な読者とする雑誌で、第三文明社という出版社から発行されています。

書店でも普通に取り扱っていますので、ご覧になったことのある方も
結構多いのではないでしょうか。

私は創価学会の学会員というわけではないのですが、先月に取材の依頼を
頂いたので、インタビューを受けさせて頂きました。


それが発行されたのが↓こちら
第三文明 2007年 05月号
第三文明 2007年 05月号
(もう店頭に並んでいると思います)

表紙にもあります特集記事 「時間を生かす」 の中に
私が受けたインタビュー記事が掲載されています。
(特集のトップ、4ページです)


■ 復習 「1=2の法則」

記事の内容は、昨年出した書籍「超カンタン!時間管理術」に
書いたことがメインです。

その中にもあった話で、私が「1=2の法則」 と呼んでいるものを
今日は復習してみたいと思います。


「1=2の法則」 というのは変な名前ですが、これは

 1時間 = 2パーセント

という意味です。


1週間の仕事時間は、5日×8時間とすると40時間になります。
(残業があった場合、これより少し長くなります)

では、「1時間」は、1週間の仕事時間の中の何パーセントに
相当するでしょうか? という話です。

答えは、
・仕事時間が40h → 2.5パーセント
・仕事時間が50h →  2 パーセント
・仕事時間が60h → 1.7パーセント
です。

ですから四捨五入すれば、ほとんどの人にとって、
1時間は1週間のうちの「2パーセント」に相当するわけです。


「1時間 = 2パーセント」 とすると・・・、

例えば、「ちょっとこの会議、ムダじゃない?」 と思いながらしぶしぶ会議に出席
して、2時間つぶれてしまったとしたら・・・それは1週間の約4%に相当します。

もし、そんな会議が週に2つも3つもあったら・・・、それだけで
自分の仕事ができる時間は、約1割少なくなってしまうわけです。

そういう「ムダ(かもしれない)時間」に対して、「2時間ならいいか・・・」と
考えるのではなく、もう少しシビアになるべきではないか? と思ったのが、
これを考えたきっかけです。


この「1時間=2パーセント」という比率は、計算が簡単なので、
「時間のムダ」に対する意識を簡単に高める手助けになってくれます。

試しに、計算してみることをおすすめしますよ。


人によっては・・・会議だけで30〜40%、あるいはそれ以上、
なんてケースもあるかもしれません。

3割、4割の時間を取られてしまったら、自分の仕事をやるための
時間リソース(使える時間の量)は、かなり少なくなってしまいます。

「会議に出るのが仕事」ならば、それでも構わないと思いますが、
自分の仕事をやる時間も必要ならば、3割4割はかなり痛いです。

例えるなら、280馬力の自動車が200馬力にパワーダウンしてしまうような
ものです(ターボ付きのクルマからターボを取っちゃった感じですね・・・)。
これでは、仕事はなかなか進みません。 ・・・変な例えですが (笑)


というわけで、自分の時間の使い方に対して、少し自覚的になるために、
「1=2の法則」を憶えておいてはいかがでしょうか ?




ちなみに、先月取材を受けたもう1つの雑誌は、
12日頃発売の予定です。さて、何の雑誌でしょうか・・・?


  では、これをクリックする5秒間は、何パーセントでしょうか?
  ・・・パーセントというよりは「ppm」で表した方が良さそうです (笑)
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今日の記事作成時間は35分でした。
では、また明日。



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Posted by 水口和彦 at 23:53│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
はじめまして。ブログランキングからまいりました。1時間は2%。数値の意味をとらえ直すことで新たな価値が見つかりますね。ありがとうございます。応援☆
Posted by meg at 2007年04月04日 03:47
megさん、はじめまして。

2%というと、大したことなさそうにも
思えるのですが、積み重なると大きな差に
なりますからね。

毎回計算するのはおっくうですが・・・、
×2だとすぐ暗算できるので、ものぐさな人にも
すすめられます。周りの人にもぜひおすすめを。
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2007年04月04日 23:06
 

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