プロフェッショナルの条件−3
こんにちは。水口です。
今日は「プロフェッショナル」について考えてみたいと思います。
■ プロフェッショナルの条件
というのは、ちょっと前に「プロフェッショナル論」的な話をしたのですが、
それをちょっと別の視点で見たいと思いまして・・・。
まずは、一般的な意見としての「プロフェッショナル論」にも、
意見はまちまちです。
例えば、
□ 高度である・専門的である
ことをプロとしての条件として掲げる人が多いのですが、
これは「プロフェッショナル」というよりも「エキスパート」だと思います。
プロフェッショナルとエキスパートは、まったく別の概念です。
「エキスパート」、つまり、技術や知識が高度であっても、
責任感を持って仕事をしてくれない人は、プロではないですよね。
逆に、仮に知識が不足していても、10倍の労力をかけて、
期待に応えてくれる人がいたら、その人はプロと呼べると思います。
(瞬間的な判断力が必要な業種では、これはできませんけどね)
あるいは、
□ 独立していること
をプロフェッショナルの条件として掲げている人もいます。
(実際、そう書かれている本があります)
しかし、これは的外れですよね。
例えば、自動車が好きで、自動車の開発をするために、
自動車メーカーで働いている人で、しかも技術も知識も情熱も、
責任感も持ち合わせて活躍している人は、間違いなくプロです。
書名は挙げませんが、会社に雇われている、不特定多数の
ユーザーのために仕事をしている、というだけでプロではないと
言い切る神経が信じられません(そんな本があったんです)。
私は、職種や雇用形態は、プロフェッショナリズムとは、
あまり関係ないと考えています。
バイトでも「プロ」としての仕事をしている人は必ずいるわけです。
↓私は、この2つの記事にも書いたように、「プロフェッショナル」としての
最も重要な条件は、
「約束したことをやり遂げる」
ことだと考えています。
前の記事はこちら
プロフェッショナルの条件−1 ベストエフォート型からギャランティ型へ
プロフェッショナルの条件−2 「納期」と「クオリティ」
でも、それ以外にも条件がありそうな気もします。
ということで、もうちょっと考えてみようかと思っています・・・。
本の話ですが・・・、
今日、表紙を見せてもらいました。
かなりいい感じで、感動しました。
来週末くらいに公開できると思います。
ここにも「プロフェッショナル」がたくさん?
↓
↑
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今日の記事作成時間は28分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:53│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
実は私は、若い時にバンドをやってまして、プロになることを夢見ていました。その時の「プロ」の「アマ」との違いのイメージは、自分の技術をもって稼いで飯を食っていくことだったと思います。
でも、「プロフェッショナル」という言葉になるとまたちょっと違ったイメージですよね。プロ中のプロというか、、、、
「報酬(この場合お金だけとは限らないかもしれません)を得るに足るWillとSkill兼ね備えた人」
っていうのはどうでしょう?
でも、「プロフェッショナル」という言葉になるとまたちょっと違ったイメージですよね。プロ中のプロというか、、、、
「報酬(この場合お金だけとは限らないかもしれません)を得るに足るWillとSkill兼ね備えた人」
っていうのはどうでしょう?
Posted by makoto at 2007年06月23日 01:32
makotoさん、こんばんは。
実は私も音楽やってたことがあります・・・
プロは意識するところまでいかなかったのですが、
ミュージシャンというより、レコーディングエンジニアに
なりたいと思ってました (←当時からエンジニア気質?)
さて、WillとSkillっていいですよね。
そして、それぞれを継続して磨いていくことが
プロフェッショナルの条件という気がします。
プロフェッショナル論はもうちょっと進めてみます。
実は私も音楽やってたことがあります・・・
プロは意識するところまでいかなかったのですが、
ミュージシャンというより、レコーディングエンジニアに
なりたいと思ってました (←当時からエンジニア気質?)
さて、WillとSkillっていいですよね。
そして、それぞれを継続して磨いていくことが
プロフェッショナルの条件という気がします。
プロフェッショナル論はもうちょっと進めてみます。
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2007年06月23日 23:30
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