2007年10月26日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「空気読めない」くらいが、ちょうどいい?


こんにちは。水口です。

突然ですが・・・ 「KY」って何の略か知ってますか?


■ 昔からある「KY」とは?

「KY」 と聞いて、連想するものは・・・?

私の場合は「危険予知」です。
K(危険) Y(予知) で「KY」 なんです。

英語じゃなくて日本語のままアルファベット化するところが、
「現場」で使われている言葉っぽいですが・・・。
(私はこういうの結構好きです。5S(または4S)とかもそうですね)


「KY」= 危険予知 というのは、製造業では割と一般的な
キーワードです(他には建設関係でも使われているみたいです)。

「KY活動(危険予知活動)」の中には、作業の中に潜む
危険要因について、シミュレーション的に考えてみる活動もあります。

短時間のミーティングで、危険要因を出し合い、予防策を考える。
という活動です。

私もやったことがあります。
正直・・・面倒だなと思ったこともあるのですが、実際やってみると、
危険要因を見つけ出す感性は個人差が大きいことがよく分かります。
(ですから、やるべき活動なんですよね。これも)


この「KY」については、いろいろ言いたいことがあるのですが、
今日はそれは置いておきまして・・・

もうひとつ「KY」があるんですよね。


■ 最近の「KY」は・・・?

最近流行り(というには遅いか・・・?) の「KY」は、

  「空気が読めない(人)」

という意味だそうです。
(「空気読めよ」 という呼びかけにも使われるそうです)

空気を読むという言葉の使い方自体はずっと前からありましたが、
それがこういう略語になっているとは・・・最近知りました。

さて、この「KY」という言葉には、「空気読めないやつは困る」とか、
「空気読めないやつにはなりたくない」とかのニュアンスがあると
思うのですが・・・、ひとつ疑問があります。



  「空気を読む」ことって、そんなに大事なんでしょうか?


と思いませんか?

もちろん私も、「場をわきまえない発言をする人」や「自己主張ばかり
強かったりする人」には「空気読んでほしいなあ・・・」と思うこともあります。

しかし、どちらかというと日本人は「空気読みすぎ」ではないでしょうか。
少し「読めない」くらいの方がいいんじゃないか、とも思うんです。


というのは・・・、
「空気を読まなくては」という思いが強いほど、その場の空気に
流されてしまいます。

空気を読みすぎると、言いたいことが言いにくく、やりたいことが
やりにくくなります。

例えば・・・、

 ・「今日は帰って勉強したいんだけど・・・」と思いながらも
  職場の「飲みに行こう」という空気に負けて、
  結局飲み会に参加してしまった。

 ・自分の仕事は終わったけど、上司を含めた周りの人が
  残業しているので、なんだか帰りにくい・・・。

というのも、周りの空気に影響されているわけです。


飲み会も、残業も、自分の意志であればいいですが、
「空気」のせいで自分の行動を変えるべきではありません。

というのは正論ですね・・・。
実際に空気に反した行動を取るのは、少し勇気がいりますよね。

しかし、時間を上手に使うためには、そういう勇気を持ってほしいと
私は思います。

実際・・・、時間の使い方が上手な人には、
こういう「空気を読み方」はしない人が多いように感じます。
(本にこういう意味のことを書いている人も多いです)


「空気が読める」ということは、コミュニケーションの感性が高いと
いうことでもあります。それはとてもいいことです。

しかし、気にしすぎるあまりに自分の意志を曲げてしまうのでは
やりすぎです。


むしろ、「空気が読めない」ことを気にしないほうがいいんじゃないか?
「空気が読めない人」の方が自由なんじゃないか? とも思えます。

ついつい空気を読んでしまいがちな人は、「あえて空気を読まない!」と
意識するくらいが、ちょうどいいんじゃないですかね。 と私は思います。

(※ もともと読まない・読めない人は、そのままでいいです・・・。)




私はもっと「空気を読まない」人になりたいのですが、
ついつい空気を読んでしまっている瞬間ってありますね。

どちらかというと、そういうタイプが多数派じゃないですかね。
「読みすぎ注意!」ということで・・・


   あ・・・でも、
   「これ↓をクリックしてほしいなあ」
   という空気は読んでほしいかも (笑)
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   応援ありがとうございます!

今日の記事作成時間は60分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:50│Comments(0)TrackBack(0)

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