2007年11月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

ふたたび、三たび? メール術


こんにちは。水口です。

昨日の雑誌の話の中で、メールの使い方について触れました。
今日は、「メール」の別の面についての話です。


■ 「メールの処理をスピードアップしたい!」 のなら、こうしてみては?

ビジネスパーソンが1日に使う時間の中で、
「メール」はかなりの割合をしめるようになってきています。

もし、1日に使った「メールを読む」「メールを書く」時間を
きっちり算出してみたら、1時間を超える人はかなり多いはずです。
2時間、3時間使っている日もあるかもしれません。

  「えーー?ホント?」と思う人は、1つのメールを送信するまでに
  どれだけの時間がかかっているか、タイマーで計測してみてください。

  それほど長くないメールでも、5分や10分かかっていることは
  そんなに珍しくないと思います。「どう返事しようか?」なんて
  迷い始めたら、20分、30分かかることもあると思います。


  もちろん、それに加えて、届いたメールに目を通す時間があります。
  これも計測してみると、意外に長いものですよ。


そんなメールの処理を素早く行うことができれば、
仕事の時間は、かなり短縮できるものです。

メールは毎日使うものだけあって、短縮できた場合の
効果は、とても大きいわけです。



では、メールの処理時間を短縮するために、
最も効果的なことは何か・・・?

おそらく、ほとんどの人に当てはまると思う、
最も効果的な手法は・・・、


  「二度見をしない」

ことだと、私は考えています。


このへんは、「宝くじ本」にも、このブログにも、いろいろ書いたので、
今回はちょっと省略します。

今日は、もうひとつのメールのポイントです。


■ 「メールを削除しない」 方式

「メールは削除しない」という話は、2年前に、初めてこのブログに書いた話です。
(そういえば、新聞にも掲載されました・・・。メディア掲載第1号でした)



メールの受信トレイ(受信したフォルダ)内に、処理しなければいけない
メールがたまっていたりすると、結構ストレスを感じるものです。
この処理の仕方は、誰もが悩むところだと思います。


そして、よく言われる解決策はこうです。

 「毎日、受信トレイをきれいに空にする」 と、メール処理が効率的になる

こういうことを言う人が多いんです。


確かに、「処理済み」「未処理」をしっかり分けて、受信トレイを
空にすると、気分はスッキリするのですが・・・、
これって結構手間がかかります。挫折した人も結構いるはず。

同じように、「処理済み」「未処理」をちゃんと区別できて、
もっと簡単な方法はないかなあ・・・というのが、
2003年頃に、私が感じていた悩みでした。


そして、「削除しない」方式にいきついた。というわけです。
「削除しない」方式を簡単にいうとこうです。


            「受信トレイ空」方式         「削除しない方式」
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

 未処理メール    受信トレイ           受信トレイ: 未読マーク付き
    
              ↓保存または削除             ↓読む
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
 保存メール     アーカイブフォルダ      受信トレイ: 未読マーク無し
             (保存用フォルダ)
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
 削除メール     ごみ箱

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
        (フォント設定によっては、位置がちょっとずれます。すみません)



「受信トレイを空に」方式を使っている人は、処理済のメールを、
保管用フォルダか、ごみ箱に移します。

この操作の中で、「ごみ箱行き」は、デリートキー(またはショートカットキー)一発で
できるのですが、保管用フォルダへの移動は、一発では普通できません。

マウスを使ってドラッグ&ドロップするしかありません。
ショートカットキーを駆使したとしても、数回キーを叩かないといけないんです。

この操作は、積み重なるとバカになりません。

  (余談ですが、「ドラッグ&ドロップ」とか「プルダウン」いう操作を、
   少なくするのが、パソコン仕事で疲れない・肩こらないコツです)


それが面倒で、「受信トレイ空」方式をやめた私が行き着いたのが、
「削除しない方式」です。これはかなり快適です。

  「削除しない方式」というより、「移動しない」ことの方が、メリットが
  大きいのですが・・・、 呼び名は「削除しない方式」でいきます。


ポイントは3つです。

・ メールは読んだその場で、できるだけ処理する
  (未処理メールは少なめに)

・ どうしてもあとで返信するものは、フラグを立てる
  (または、未読に戻す)

   ※ 従来は、「フラグを立てておく」というやり方を
      おすすめしていましたが、「未読に戻す」という
      方法もおすすめです(1アクションでできるなら)。

・ たまったメールは、保管用フォルダにまとめて移す
  (この操作は月に1回くらい)

    ※ このときに「不要メール」をまとめて削除しても構いません。
       「送信者アドレス」で並べ替えて削除すると、まとめてできます。

    ※ 迷惑メール等、明らかに「置いておきたくない」メールは、
       置いておかないで、受信時に削除したほうがいいと思います。


従来の、 「受信トレイが空」という状態に対応するのが、
新方式では、「未読メールがない」という状態です。

この考え方の切り替えができれば、毎回メールの削除や移動をしなくても、
同じようにスッキリ感が得られます(操作も、相当手間が省けます)。


上記のポイントを守らないと混乱するかもしれませんので
(特に1つめと2つめ)、そこは注意が必要ですが、
それさえ守れば、相当に便利な方法です。

「受信トレイが空」というビジュアルにこだわる人にはおすすめしませんが、
物好きな人や(笑)、メール処理時間を本気で短縮したい人にはおすすめします。



■ 「メールを参照しない仕事術」

実は、ここからが、今日書きたかった話です。
(前置き長い・・・(笑) )

「宝くじ」の本にも書きましたが、私は、


  過去に受信したメールを参照する。


という作業を、あまりしないで済むように、
心がけています。

たとえば、メールの中にある、「必要な情報」は、
コピー・ペーストで、テキストファイルに移してしまいます。
(行き先は、テキストファイルで保存か、、紙copiのジャンル別小箱です)

そうすると、あとでメールの中をあれこれ探すことは、かなり少なくなります。


こんなふうにしている理由は、情報を集約化するためです。

たとえば、過去に行った仕事の情報を参照したい場合に、
ワードやエクセルのファイルが入ったフォルダを開きつつ、
関連するメールを探す・・・というのでは、手間がかかります。

それだけではなく、重要な情報を見落としてしまう危険性もあります。
(私が昔やっていた品質関連の仕事などでは、特に危険です。)

だから、関連するメールは、テキストファイルにしてしまう。そして、
関連する他のファイルと同じフォルダに入れておく、というわけです。

(もし、メールが複数あっても、ひとつのテキストファイルに
 まとめてしまえるので、結構便利ですよ)



・・・ と、ここまでは「宝くじ本」にも書いた話です。
もうひとつ、大事なことがあったと、最近気づきました。

上記のように、メールをテキストファイルとして保管するときに、
よくやるのが、自分のコメントを追記することです。

「これについて、自分はこう考える」
「これは、結局こう処理した」

という、自分のコメントを付け加えて、保管することが多いのです。

  最近は、あまりやらなくなりましたが、メールをプリントアウトして、
  紙で保管する時も、自分のコメントを書いておくと、あとで参照した
  ときに、スッと頭に入ります。


メールソフト内で保管していると、これができません。
結局、そのときに自分が考えていたことや、自分なりの結論が、
あとで見たときに分からなくなってしまうというわけです。

だから、「これってどうだったっけ・・・?」と、思いだす手間が
発生してしまいます。

  こういう、「思い出す」作業は、必死に思い出そうとすればするほど、
  時間が経過したことに気づきません(時間の感覚がなくなります)。

  しかも、思い出したことで、頭を使った(=ひと仕事した)気分に
  なりますが、その作業自体は、何のアウトプットにもなってません。
  (メモしていなかった「マイナス」を、ゼロに戻しただけです)

  はやい話が・・・ 時間のムダです。


そんなこともあるので、「メールのテキストファイル化」は、
自分のコメントを追記して保管すると、さらに良いと思います。


これは、なかなかおすすめですよ。

まあ、見映えがしないテクニックなので、ライフハッカーの方々には、
あまり受け入れられないとは思いますが。
「本当に業務効率を上げたい」のであれば、考えてみてください。





最後、ちょっと毒吐いたかも・・・(汗)

私は「ライフハック」という考え方や、実践している人は、基本的に
好きなのですが、ツールばかりに走りがちな例もあって・・・、
そういうのは、ちょっと気になりますね。
(本質は、「自分の頭で考えること」 にあるんですから)

また、本当に効率を考えたり、継続したい(挫折したくない)のなら、
ツール類の数は、少なくキープするべきですからね・・・。
(そうすると、地味なので話題になりにくいのだが (笑) )


今日の記事作成時間は78分でした。

では、また明日!


このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなにブックマーク
Posted by 水口和彦 at 23:56│Comments(0)TrackBack(0)

時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
メールアドレスを入力すれば登録できます! → 
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2010 BizARK Inc. All rights reserved.
この記事へのトラックバックURL
(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/51381272
 

※ スパムコメント対策として、半角の「!」は使用不可の設定にしています。
  申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
  お願いいたします。