2008年01月08日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「ほめて、叱る」か? 「叱って、ほめる」か?


こんにちは。水口です。

昨日の「カンブリア宮殿」面白かったですね。


■ 「勝てる組織の作り方!」

昨日のテレビ東京系(22:00〜)の「カンブリア宮殿」という番組は、
「勝てる組織の作り方!」と題して、野村克也監督が出演されていました。


概要はこちら↓ (テレビ東京のサイトです)

カンブリア宮殿:テレビ東京

この回は、いろいろ面白かったのですが、
特に、「無視 ・ 称賛(ほめる) ・ 非難(叱る)」の使い分けの
話が興味深かったですね。


■ 「無視 ・ 称賛(ほめる) ・ 非難(叱る)」の使い分け

同番組のインタビューに登場されていた
古田敦也さんによると、野村監督は


・ 三流の選手には : 無視

・ 二流の選手には : 称賛(ほめる)
  (=もう少し上に上がれるはずだと思える選手)

・ 一流の選手には : 非難(叱る)


という使い分けをされているそうです。


「もうちょっと上がって来てほしい」選手には、あえてほめて
やる気を出すように仕向ける。

一流と認めた選手には、さらに上を目指してほしいので、
(慢心してほしくないので)叱る。

ということのようです。
で、古田さんは叱られてばかりだったとか。あの古田がですよ・・・(汗)


さて、この三段階の使い分け、昨年は田中将大選手(マー君)に
対しても、使われていたそうです。

本人に直接言うのではなく、マスコミへのコメントとして
しゃべることで、本人へのフィードバックを狙っていたそうです。

だから、序盤はほめてほめて、その後、勝ち星を上げてきたら、
あえて厳しいコメントをすることが多くなったそうです。


これって、なかなか勇気がいることですよね。

というのは、マー君のファンの立場から見たら、
「最初はほめてたのに、最近厳しいことばかり言う、イヤなおやじ」
と思われかねないわけです。

それでも、厳しいことを言う野村監督は、「いい人」的なコメントを
残すことよりも、「選手を育てる」ことを常に再優先に考えていると
いうことですね。


これって、なかなかできないことではないでしょうか。
部下を育てるために、あえて悪役になるようなものですから。

あくまでも「育てる」こと中心に考えたら、こうなったということでしょうか。



普通の上司は逆パターンで考えてしまいます。

・もうちょっとがんばってほしい部下には: 叱る。「ああしろこうしろ」と指導する

・業績を上げている部下には: 「よくやった」とほめる

 (野村監督とは、逆パターンですよね)


これは、厳しい見方をすると、部下のことよりも自分のことを考えている。
あるいは、長期的な育成ではなく、短期的な視点でしか見てない。
ということかもしれません。

とはいえ、人は普通、こちらのパターンになってしまいがちなもの。

ですから、あえて、ノムさんパターンを意識して実行してみるのも
いいかもしれませんね。

・・・中途半端にやると、逆効果になりそうですから、
  本気でぶつかる覚悟や情熱が必要な気もしますが。




結局、自分の都合や、自分の機嫌ではなく、
相手のことを(長期的に)考えるということが大事なんですね。
こういうと当たり前っぽいですが、なかなか難しいことです。

「上司のあり方」的な話題として、「ほめる上司」と「叱る上司」の
どちらがいいか? という話がありますが、単純にどっちがいいと
決めつけるのは、ナンセンスなのかも・・・とも思いました。
(「怒る」上司が最悪なのは、言うまでもありません・・・)

今日の記事作成時間は40分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:48 │Comments(0)TrackBack(0)

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