2008年02月12日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

まるでフォーミュラーカーのような、おすすめ水性ボールペン


こんにちは。水口です。

・・・実は最近、危機感を感じていることがあるんです。
といっても深刻な話ではなくて、「ペン」の話です。


■ 「Signo極細」を置く店が減っている?

前にもこのブログでチラッと紹介しましたが、私は筆記具に
水性ボールペンを愛用しています。
(たまに油性ボールペンや万年筆も使います)

なかでも、「お気に入り」という以上に、「これじゃなきゃイヤ」という
域に達している水性(ゲルインク)ボールペンが、「uniーballシグノ」です。

↓これです。
amazon
ユニボールシグノ極細 黒 UM-151.24

常用しているのは、この黒ではなく、「ブルーブラック」や「グリーンブラック」。
(残念ながらそのリンクはありませんでした)

太さは「極細」、0.38mmです。
ちなみに、こんなの↓です。
シグノ極細
インクの色は、このキャップの色よりも、もっと濃い色です。


「危機感」というのは、最近この製品をあまり店頭で
見かけなくなってきていることです。

もしこれが無くなってしまうと、とても困るので・・・
このペンの良さをアピールしておこう。

というのが、今日の主旨です。


「ペンなんて、何でもいいよ」と思う人もいるかもしれませんが、ペン
の選び方ひとつで、手帳の使いやすさが変わったりするものです。

また、パソコンだけではなく、手書きのメモも活用する「ハイブリッド型
知的生産」(←勝手に作った言葉です) にも、重要なことです。
(このペンは大量に手書きしても、手が疲れにくいんです)

ということで、このペンの良さについて語ってみたいと思います。


■ 「Signo」のスゴイところ

ちなみに、私がおすすめするのは、先ほども言った「極細」、つまり、
0.38mmのモデルです。

この極細は、細かめの字を書くのに非常に適しています。
がんばれば2mm程度の大きさの字を書くこともできます。
(といっても、あとで読みにくいので普段はしませんが)

理由は後述しますが、ペン先のコントロールがしやすく、しかも、
インクがにじんだり、かすれたりしない、いいバランスになってます。
そんな、とても使いやすいペンです。

※ 以前は、かすれたり、つまったりしやすい「ハズレ」をつかむことも
   ときどきあったのですが、最近はハズレをつかむことは、ほとんど
   ありません。品質が安定してきたのでしょうか。

また、大きな字を書いても、適度な濃さで読みやすいです。
(さすがに0.5mmの水性ボールペンよりは薄いですが、かなり
 クッキリ感のある感じです)


Signoには、同じ形状で「超極細(0.28mm)」のモデルもあります。
こちらのほうが、よく店頭で見かけるようになってきています。
(それが「極細」が店頭から減っている理由かも)

しかし、超極細は紙の上で「引っかかり感」があったり、インクが
かすれがちだったりするで、おすすめできません。書いた文字も
薄すぎる感じです。


■ あらためて見るとスゴイ「ペン先」

Signoのすごいところは、ペン先です。
こんな↓ふうになっています。

(背景は、私がいま使っている手帳のフォームです。コンパクトデジカメの
 接写モードなので、ちょっと湾曲しているのが分かりますね)

Signo先端 Signo先端分解

  先端は金属製        分解するとこうです


Signoのキャップタイプ(この製品=ノック式ではないタイプ)は、先が
金属部品になっています。頑丈ですし、ペン先とのスキマも小さく
仕上がっています。

また、右の写真にあるように、中身のペンには、袴というかスカートというか、
そんな形の台座のような黒い部品(プラスチック製)が付いています。

これがペン先をしっかり固定してくれているんです。
だから、ペン先は筆圧をかけても、まったくと言っていいほど動きません。


こうしてよくよく見てみると、この仕様は、使い捨て水性ボールペンとしては
かなりの贅沢仕様になっていますね。


ちなみに、同じSignoでもノック式のモデルでは、まったく違ってきます。
ペン先が左右にぐらつきますし、筆圧をかけたときに押し込まれる感じ
(フワフワする感じ)があります。もちろん、ノック式なら他社製品でも同じ
です。これだと、細かい文字を書きにくいんです。

たとえば、0.5mmのペン先で大き目の文字を書く場合には、ノック式でも
気になりません。しかし、「極細」で細かめの文字を書く場合には、ペン先
のぐらつきが気になりますし、手に余計な力が入ってしまいます。
(「細かめの文字」というのは、大学ノートのC罫(5mm)相当ぐらいです)


■ ノック式ボールペンと、(非ノック式の)Signoの構造比較

ノック式の水性ボールペンは便利なので、私も何本も購入して使って
みましたが、極細(や超極細)に関しては無理があるように思います。
せっかくの細いペン先のメリットが活きてこない感じです。


特に「極細」については、このキャップ式が流通してくれることを望みます。
ということをアピールしたくて、図解してみました。

↓ノック式ボールペンと、(非ノック式の)Signoの構造

Signoのメリット

ノック式はその構造上、中身のペンを、お尻(上側)で保持しなければ
いけないので、どうしても軸のたわみが出てしまいます。

さらに、先端の遊び(ガタ)は大きくせざるを得ないので(でないと、
ペン先が戻らなくなる)、ペン先を走らせたときに左右にグラグラします。

大きな文字(大きなストローク)で字を書くときには気になりませんが、
細かい文字を書くときには、これがとてもジャマになります。

自動車にたとえて言うなら・・・サスペンションが柔らかいファミリーカー
でスラローム走行をしているような気持ち悪さです。(笑)


Signo(非ノック式=キャップタイプに限る)では、それぞれのパーツの
剛性や精度が高い上に、ペン先から固定している点までの距離が、
とても短くなっています(約15mmしかありません)。

自動車にたとえるなら、ノック式のボールペンがファミリーカーだとすると、
Signoはフォーミュラーカーのようなものです。
(基本構造自体違うし、パーツも違うという意味で)


こんな構造のおかげで、Signoではペン先を引きずることもありません
(だから、ペン先を持ち上げる高さも最小限で済みます)。
また、細かい文字でも思い通りにペン先をコントロールできます。

ペン先の滑りもスムーズです(これはインクとボールの話ですが)。


というわけで、細かい文字を(楽に)書きたい人や、普段手書きでメモを
取る量が多い人には、非常におすすめのペンです。

ぜひ、試してみてください!
これに慣れると、他の水性ボールペンは使えないですよ。ホントに。



※ 念のために言っておくと・・・
   三菱鉛筆から何かもらっているわけではありません (笑)
   「この製品が無くなったら困る」という危機感から発信しております。

メーカーのHP(↓)でも、こういう隠れたメリットを解説したら
いいと思うんですけどね。

シグノ 三菱鉛筆株式会社

この製品の開発者の方は、こだわって開発したはずですから、
(でないと、こんな贅沢仕様にはしないはずです)
せめてホームページ上だけでも、そこをもっとプッシュしたら
いいと思うのですが・・・。





今日の図解、実はExcelで作りました。
(Excelで描画→画像コピー(カメラ)→フォトショップ という流れです)

一般にあまり使われていませんが、Excelはパワポとほぼ同じ図解ができます。
また、セルの罫線と組み合わせて使うと、パワポより便利なことも多いです。
(逆に、グリッド機能を使いたいときは、PowerPointのほうが便利ですね)


今日の記事作成時間は65分でした。
(図解は別です)

では、また明日!



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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(6)

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この記事へのコメント
わたしもSIGNOの0.38、しかもブルーブラックの永年の愛用者です!!
もっと小さい字が書けるかも・・・と思って0.28に浮気したこともありますが、手帳に書き込んだときの自己主張度が今ひとつだったので、戻ってきたところです。
こんなに詳細に分析してくださると、あらためてこのペンの良さがわかりました。
ありがとうございます!

※軸はまったく傷まないので、替芯(UMR−1)を常備しておりますが、わたしも文具店で見かけなくなって焦ったことがありました。
Posted by スギポン at 2008年02月13日 08:54
水口です。

スギポンさん、ありがとうございます。

やはり、0.38ですか。いいですよね。
0.28mmは自己主張度がいまひとつ、というのはよく分かります。
0.38→0.28mmという数字の差以上に、文字が薄くなる感じですよね。

お、ブルーブラックの替芯もあるんですね。
私は替芯は使っていなかったので、軸がもったいないなと思っていたんです。
替芯を入手しておけば安心ですよね。
よく使う3色(上記2色と赤)を入手してみます。

ありがとうございます!
Posted by 水口和彦 at 2008年02月13日 13:46
はじめまして。いつも興味深く読ませて頂いております、一読者です。

私もこのペンが大好きです。なくなってしまったら本当に困ります。色も太さも書き心地もこれ以上のペンはないと信じています。

素敵な記事をありがとうございます。
Posted by 牛 at 2008年02月14日 12:17
水口です。

牛さん、ありがとうございます。
初めてのコメントを頂けるのもうれしいです。

同じペン仲間、やっぱりまだおられましたね!
(小さくガッツポーズ(笑))

おっしゃるように、このペンは色もいいですよね。私も好きです。
そういえば、最初は色が気に入って使い始めたんでした(0.5mmでした)。
で、使っているうちに、書き味もよくて、すっかり気に入ってしまいました。

ホント、いいですよね。これ。
Posted by 水口和彦 at 2008年02月14日 18:44
思い出したので追記を・・・

その後、このペンの替え芯を入手して使っております。
(替え芯を2色、カバンに入れておくと安心ですし、かさばらなくていいと気づきました)

残念なことが1つだけ・・・
「ブルーブラック」と「赤」の替え芯はありました。
最初通販で買おうかとも思いましたが、丸善日本橋店で無事入手できました。
(店員さんに言うと出してくれます)

しかし、「グリーンブラック」は替え芯の設定が無いそうです。
これがちょっと残念でした・・・。
Posted by 水口和彦 at 2008年11月22日 23:29
サードパーティから金属軸がでました。
WIZ PEN JACKET
ユニボール シグノ 極細シリーズ 用 PEN JACKET アルミ製ジャケット
deff.co.jp/product/wac-unisig01
Posted by 大菅大吉 at 2017年09月05日 20:34
 

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