まるでフォーミュラーカーのような、おすすめ水性ボールペン
こんにちは。水口です。
・・・実は最近、危機感を感じていることがあるんです。
といっても深刻な話ではなくて、「ペン」の話です。
■ 「Signo極細」を置く店が減っている?
前にもこのブログでチラッと紹介しましたが、私は筆記具に
水性ボールペンを愛用しています。
(たまに油性ボールペンや万年筆も使います)
なかでも、「お気に入り」という以上に、「これじゃなきゃイヤ」という
域に達している水性(ゲルインク)ボールペンが、「uniーballシグノ」です。
↓これです。

ユニボールシグノ極細 黒 UM-151.24
常用しているのは、この黒ではなく、「ブルーブラック」や「グリーンブラック」。
(残念ながらそのリンクはありませんでした)
太さは「極細」、0.38mmです。
ちなみに、こんなの↓です。

インクの色は、このキャップの色よりも、もっと濃い色です。
「危機感」というのは、最近この製品をあまり店頭で
見かけなくなってきていることです。
もしこれが無くなってしまうと、とても困るので・・・
このペンの良さをアピールしておこう。
というのが、今日の主旨です。
「ペンなんて、何でもいいよ」と思う人もいるかもしれませんが、ペン
の選び方ひとつで、手帳の使いやすさが変わったりするものです。
また、パソコンだけではなく、手書きのメモも活用する「ハイブリッド型
知的生産」(←勝手に作った言葉です) にも、重要なことです。
(このペンは大量に手書きしても、手が疲れにくいんです)
ということで、このペンの良さについて語ってみたいと思います。
■ 「Signo」のスゴイところ
ちなみに、私がおすすめするのは、先ほども言った「極細」、つまり、
0.38mmのモデルです。
この極細は、細かめの字を書くのに非常に適しています。
がんばれば2mm程度の大きさの字を書くこともできます。
(といっても、あとで読みにくいので普段はしませんが)
理由は後述しますが、ペン先のコントロールがしやすく、しかも、
インクがにじんだり、かすれたりしない、いいバランスになってます。
そんな、とても使いやすいペンです。
※ 以前は、かすれたり、つまったりしやすい「ハズレ」をつかむことも
ときどきあったのですが、最近はハズレをつかむことは、ほとんど
ありません。品質が安定してきたのでしょうか。
また、大きな字を書いても、適度な濃さで読みやすいです。
(さすがに0.5mmの水性ボールペンよりは薄いですが、かなり
クッキリ感のある感じです)
Signoには、同じ形状で「超極細(0.28mm)」のモデルもあります。
こちらのほうが、よく店頭で見かけるようになってきています。
(それが「極細」が店頭から減っている理由かも)
しかし、超極細は紙の上で「引っかかり感」があったり、インクが
かすれがちだったりするで、おすすめできません。書いた文字も
薄すぎる感じです。
■ あらためて見るとスゴイ「ペン先」
Signoのすごいところは、ペン先です。
こんな↓ふうになっています。
(背景は、私がいま使っている手帳のフォームです。コンパクトデジカメの
接写モードなので、ちょっと湾曲しているのが分かりますね)

先端は金属製 分解するとこうです
Signoのキャップタイプ(この製品=ノック式ではないタイプ)は、先が
金属部品になっています。頑丈ですし、ペン先とのスキマも小さく
仕上がっています。
また、右の写真にあるように、中身のペンには、袴というかスカートというか、
そんな形の台座のような黒い部品(プラスチック製)が付いています。
これがペン先をしっかり固定してくれているんです。
だから、ペン先は筆圧をかけても、まったくと言っていいほど動きません。
こうしてよくよく見てみると、この仕様は、使い捨て水性ボールペンとしては
かなりの贅沢仕様になっていますね。
ちなみに、同じSignoでもノック式のモデルでは、まったく違ってきます。
ペン先が左右にぐらつきますし、筆圧をかけたときに押し込まれる感じ
(フワフワする感じ)があります。もちろん、ノック式なら他社製品でも同じ
です。これだと、細かい文字を書きにくいんです。
たとえば、0.5mmのペン先で大き目の文字を書く場合には、ノック式でも
気になりません。しかし、「極細」で細かめの文字を書く場合には、ペン先
のぐらつきが気になりますし、手に余計な力が入ってしまいます。
(「細かめの文字」というのは、大学ノートのC罫(5mm)相当ぐらいです)
■ ノック式ボールペンと、(非ノック式の)Signoの構造比較
ノック式の水性ボールペンは便利なので、私も何本も購入して使って
みましたが、極細(や超極細)に関しては無理があるように思います。
せっかくの細いペン先のメリットが活きてこない感じです。
特に「極細」については、このキャップ式が流通してくれることを望みます。
ということをアピールしたくて、図解してみました。
↓ノック式ボールペンと、(非ノック式の)Signoの構造

ノック式はその構造上、中身のペンを、お尻(上側)で保持しなければ
いけないので、どうしても軸のたわみが出てしまいます。
さらに、先端の遊び(ガタ)は大きくせざるを得ないので(でないと、
ペン先が戻らなくなる)、ペン先を走らせたときに左右にグラグラします。
大きな文字(大きなストローク)で字を書くときには気になりませんが、
細かい文字を書くときには、これがとてもジャマになります。
自動車にたとえて言うなら・・・サスペンションが柔らかいファミリーカー
でスラローム走行をしているような気持ち悪さです。(笑)
Signo(非ノック式=キャップタイプに限る)では、それぞれのパーツの
剛性や精度が高い上に、ペン先から固定している点までの距離が、
とても短くなっています(約15mmしかありません)。
自動車にたとえるなら、ノック式のボールペンがファミリーカーだとすると、
Signoはフォーミュラーカーのようなものです。
(基本構造自体違うし、パーツも違うという意味で)
こんな構造のおかげで、Signoではペン先を引きずることもありません
(だから、ペン先を持ち上げる高さも最小限で済みます)。
また、細かい文字でも思い通りにペン先をコントロールできます。
ペン先の滑りもスムーズです(これはインクとボールの話ですが)。
というわけで、細かい文字を(楽に)書きたい人や、普段手書きでメモを
取る量が多い人には、非常におすすめのペンです。
ぜひ、試してみてください!
これに慣れると、他の水性ボールペンは使えないですよ。ホントに。
※ 念のために言っておくと・・・
三菱鉛筆から何かもらっているわけではありません (笑)
「この製品が無くなったら困る」という危機感から発信しております。
メーカーのHP(↓)でも、こういう隠れたメリットを解説したら
いいと思うんですけどね。
シグノ 三菱鉛筆株式会社
この製品の開発者の方は、こだわって開発したはずですから、
(でないと、こんな贅沢仕様にはしないはずです)
せめてホームページ上だけでも、そこをもっとプッシュしたら
いいと思うのですが・・・。
今日の図解、実はExcelで作りました。
(Excelで描画→画像コピー(カメラ)→フォトショップ という流れです)
一般にあまり使われていませんが、Excelはパワポとほぼ同じ図解ができます。
また、セルの罫線と組み合わせて使うと、パワポより便利なことも多いです。
(逆に、グリッド機能を使いたいときは、PowerPointのほうが便利ですね)
今日の記事作成時間は65分でした。
(図解は別です)
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(5)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
わたしもSIGNOの0.38、しかもブルーブラックの永年の愛用者です!!
もっと小さい字が書けるかも・・・と思って0.28に浮気したこともありますが、手帳に書き込んだときの自己主張度が今ひとつだったので、戻ってきたところです。
こんなに詳細に分析してくださると、あらためてこのペンの良さがわかりました。
ありがとうございます!
※軸はまったく傷まないので、替芯(UMR−1)を常備しておりますが、わたしも文具店で見かけなくなって焦ったことがありました。
もっと小さい字が書けるかも・・・と思って0.28に浮気したこともありますが、手帳に書き込んだときの自己主張度が今ひとつだったので、戻ってきたところです。
こんなに詳細に分析してくださると、あらためてこのペンの良さがわかりました。
ありがとうございます!
※軸はまったく傷まないので、替芯(UMR−1)を常備しておりますが、わたしも文具店で見かけなくなって焦ったことがありました。
Posted by スギポン at 2008年02月13日 08:54
水口です。
スギポンさん、ありがとうございます。
やはり、0.38ですか。いいですよね。
0.28mmは自己主張度がいまひとつ、というのはよく分かります。
0.38→0.28mmという数字の差以上に、文字が薄くなる感じですよね。
お、ブルーブラックの替芯もあるんですね。
私は替芯は使っていなかったので、軸がもったいないなと思っていたんです。
替芯を入手しておけば安心ですよね。
よく使う3色(上記2色と赤)を入手してみます。
ありがとうございます!
スギポンさん、ありがとうございます。
やはり、0.38ですか。いいですよね。
0.28mmは自己主張度がいまひとつ、というのはよく分かります。
0.38→0.28mmという数字の差以上に、文字が薄くなる感じですよね。
お、ブルーブラックの替芯もあるんですね。
私は替芯は使っていなかったので、軸がもったいないなと思っていたんです。
替芯を入手しておけば安心ですよね。
よく使う3色(上記2色と赤)を入手してみます。
ありがとうございます!
Posted by 水口和彦 at 2008年02月13日 13:46
はじめまして。いつも興味深く読ませて頂いております、一読者です。
私もこのペンが大好きです。なくなってしまったら本当に困ります。色も太さも書き心地もこれ以上のペンはないと信じています。
素敵な記事をありがとうございます。
私もこのペンが大好きです。なくなってしまったら本当に困ります。色も太さも書き心地もこれ以上のペンはないと信じています。
素敵な記事をありがとうございます。
Posted by 牛 at 2008年02月14日 12:17
水口です。
牛さん、ありがとうございます。
初めてのコメントを頂けるのもうれしいです。
同じペン仲間、やっぱりまだおられましたね!
(小さくガッツポーズ(笑))
おっしゃるように、このペンは色もいいですよね。私も好きです。
そういえば、最初は色が気に入って使い始めたんでした(0.5mmでした)。
で、使っているうちに、書き味もよくて、すっかり気に入ってしまいました。
ホント、いいですよね。これ。
牛さん、ありがとうございます。
初めてのコメントを頂けるのもうれしいです。
同じペン仲間、やっぱりまだおられましたね!
(小さくガッツポーズ(笑))
おっしゃるように、このペンは色もいいですよね。私も好きです。
そういえば、最初は色が気に入って使い始めたんでした(0.5mmでした)。
で、使っているうちに、書き味もよくて、すっかり気に入ってしまいました。
ホント、いいですよね。これ。
Posted by 水口和彦 at 2008年02月14日 18:44
思い出したので追記を・・・
その後、このペンの替え芯を入手して使っております。
(替え芯を2色、カバンに入れておくと安心ですし、かさばらなくていいと気づきました)
残念なことが1つだけ・・・
「ブルーブラック」と「赤」の替え芯はありました。
最初通販で買おうかとも思いましたが、丸善日本橋店で無事入手できました。
(店員さんに言うと出してくれます)
しかし、「グリーンブラック」は替え芯の設定が無いそうです。
これがちょっと残念でした・・・。
その後、このペンの替え芯を入手して使っております。
(替え芯を2色、カバンに入れておくと安心ですし、かさばらなくていいと気づきました)
残念なことが1つだけ・・・
「ブルーブラック」と「赤」の替え芯はありました。
最初通販で買おうかとも思いましたが、丸善日本橋店で無事入手できました。
(店員さんに言うと出してくれます)
しかし、「グリーンブラック」は替え芯の設定が無いそうです。
これがちょっと残念でした・・・。
Posted by 水口和彦 at 2008年11月22日 23:29
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申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
お願いいたします。




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