2008年02月27日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

30代・40代は仕事が激増してる?


こんにちは。水口です。
今日は、こんな調査の話です。

「理不尽な命令が増えた」――NTTデータ経営研究所の就業者調査
- ITmedia エンタープライズ


「理不尽な命令が増えた」というのは、おだやかではありませんが、
この調査、他にも質問項目があります。

■ 「1人当たりの仕事量が増えている」という調査結果

『』内は引用です)
『以前よりも「1人当たりの仕事量が増えた」とする割合は約6割の58.7%に上った。
特に30代、40代において高くなっており、団塊世代が定年退職を迎え「生産年齢
人口が急激に減少したことのしわ寄せが及んでいる」と推察されるとしている。 』


とあります。「仕事量が増えた」が58.7%だと、たいした比率では
ないようにも見えてしまいますので・・・元のリリースから、もう少し
詳しいデータを拾ってみました。
『』内は引用です)

『あなたは、「(以前よりも)1人当たりの仕事量が増えた」と感じていますか?』

という質問に対し、

         そう思う   どちらでもない   そう思わない    わからない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
20〜29歳   51.2%     21.3%       23.6%       3.9%  
30〜39歳   62.5%     20.2%       15.1%       2.3%
40〜49歳   61.2%     23.9%       14.4%       0.5%
50歳以上    50.0%     29.7%       19.6%       0.7%
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(元ネタのニュースリリースはこちらです)
ビジネスパーソンの就業意識調査 vol.2 2008年2月27日|ニュースリリース
|NTTデータ経営研究所



このような比率になっています。「わからない」以外の選択肢が3つだったんですね。

(これがもし「増えた」「減った」の二択なら、「増えた」58.7%という数値の
 インパクトが激減してしまうところです)


30代、40代については「仕事量が増えた」と感じている人が6割超。
そう思わない(減った)と感じている人が、約1割5分ということです。

こう聞くと、深刻さを感じますね。


■ 30代・40代の仕事が、より「増える」理由

その6割以上が「仕事量が増えた」という30代・40代には、
バブル期入社の人も多いです(30代は上の方だけですが)。

バブル期入社組というと、「売り手市場のときに就職できた幸運な世代」
と思っている方もいると思うのですが、決していいことばかりではありません。


その年代の方なら経験している人が多いと思いますが・・・ 自分たちが
入社したあとに急激に採用を絞られると、下の世代が極端に少ないという
人員構成になります。

それも最初は構わないのですが、 入社後の年数が経ち、仕事の幅も
広がり、仕事の責任が重くなる頃になっても、自分の下にはまだ誰もいない。

そして仕事は忙しくなるばかり・・・。


そんな状況を経験した人は少なくないと思います。

もちろん、バブル後の少ない採用枠をかいくぐって採用された人たち
(30代に多い)も同様の経験をしている人が多いと思います。


30代〜40代には、

・慢性的な人員不足
・仕事を振れる相手がいない

という状況が元々あるわけです。

それもあって、特にこの年代が「仕事が増えた」ことの割を食っているの
ではないでしょうか。

※ もちろん、会社全体としての人員減、業績改善(仕事増える)の
   影響も、1人当たりの仕事を増やしていると思います。


ちなみに「勤務先の従業員規模」で見ると、

  300人未満        「増えた」 51.8%
  300人〜1000人未満  「増えた」 61.8%
  1000人〜5000人未満 「増えた」 61.0%
  5000人以上       「増えた」 61.6%

となっています。大企業に「増えた」回答が多いです。
(大企業の業績が改善していることとリンクしている?)


というわけで・・・

 「大企業に勤める30代〜40代」

が、いま大変だということになるでしょうか。

そういう人たちに時間管理(タイムマネジメント)を実践してみてほしい
というのが、私の願いですね。
かつてその立場だっただけに、とても他人事とは思えません・・・。

「仕事を詰め込む」ための時間管理ではなく、
「降り注ぐ仕事を整理してストレスを減らす」ことに
主眼を置いた時間管理をしてほしいものです。




今日の記事作成時間は、51分でした。

では、また明日!



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Posted by 水口和彦 at 23:37 │Comments(0)TrackBack(0)

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