2008年03月05日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

学生の時間管理・社会人の時間管理


こんにちは。水口です。

今日は、「学生と社会人の時間管理(タスク管理)の違い」という話です。


■ 学生と社会人の違い

というのは、またまたセミナーでのご質問(アンケート)なのですが、
「私(水口)のご専門とは違うでしょうが・・・」と前置き頂いたうえで、
子供さん(小学生)に時間管理を教えるコツがあれば・・・というご質問
を頂いたんです。

小学生に時間管理。それはハードルが高そうな・・・気もします。というのは、
私は小学生の頃は、夏休みに入る頃に「1日の計画表」を作っても、全然
計画通りにできなかったタイプでしたので・・・(笑)

「ラジオ体操」とかは、結構ちゃんと行ってました(当時はそれが普通だったので)。
でも、「午前中は○時までは勉強して・・・」的な計画は、うまくいったためしがない
というダメっぷりでしたね(汗)

そういえば、大学受験の頃も勉強の計画はきっちり立てていませんでした。
勉強しないわけではなかったのですが、計画通りにやろうとしてもなかなかうまく
いかず、結局、気の向くままにやっていたという感じです。

そんなわけで、私の場合、計画を立てたり、実行したりということをちゃんと
できるようになってきたのは、社会人になってからなんです。
(もちろん、それがいいというわけではありません)

そんなわけで、あまり回答する資格がなさそうなのですが・・・
気になることはひとつあるんです。


私も、現在は、学生にも「時間管理」を身につけてほしいと思っています。
というのは、現在はなにかと即戦力が求められるようになってきていますから、
時間管理(の中の特にタスク管理)ができている人といない人では、最初の
段階で大きく差がついてしまう可能性もあるからです。

なぜかというと・・・学生と社会人では、仕事(学生は勉強)のやり方が、
大きく違うからです。


■ アポイントメント(授業)とタスク(宿題)の量

仕事には、アポイントメント(以下アポイント)とタスクがありますが、
これは

 アポイント = 時間が決まっている仕事 ≒ (学生の)授業

 タスク  = 時間が決まっていない仕事 ≒ (学生の)宿題

という関係になります。
そして、

 社会人:  アポイントの量(総時間) < タスクの量(総時間)

であるのに対し、

 学生 :  アポイント(授業)の量 ≫ タスク(宿題)の量

となります。ですから、社会人のほうが、より自己管理力が求められるんですね。

もちろん、学生も宿題やレポートがあったりしますし、上の学校に上がっていくに
つれて、宿題(やレポート)の量も増えてきます。研究室に入れば、「タスク」も
いろいろ実行するようになります。

しかし、それでも1日の半分以上を宿題(タスク)に費やす社会人とは違います。
だから、社会に出たときに、そこで戸惑う人もいるわけです。


そんなわけで、学生のうちに時間管理、特にタスク管理の力をつけておくこと
には大賛成です。そして、そのためには、やはり何か「宿題」的な課題があった
ほうがいいのかもしれません。 

それは必ずしも学校の宿題のようなものでなくても構わないと思います。
もっと遊び的な要素のあるもの、たとえば何かを作るようなものでもいいと
思います。もちろん、勉強の計画でも構いませんし。

それを、「明日はこれ」「明後日はこれ」という計画を立てたり、計画を見ながら
実行したりということをやるといいかもしれませんね。カレンダーに書き込むだけ
でもいいので、明日のタスク、明後日のタスク・・・というのを考えたり、書いたり
してみるといいと思います。

※ そのときには、大人と同じく、「計画表を見る習慣」をつけるように、工夫した
  ほうがいいと思います(「見ない」ことがつまづきの原因になりますから)。



・・・つまづくこともあるかもしれませんが、それも1つの経験になると思います。
「計画を実行することは、意外と大変なんだ」ということは体験しておいた
ほうがいいのは間違いないと思います。

もちろん、「計画を実行した、達成できた」という喜び(一種の成功体験)を
感じることができれば最高ですが、そこまでいかなかったとしても、やる価値
はあります。

たとえば、夏休みの場合、勉強の計画を立てるのもいいですが、
工作(いまもあるのかな?)の計画を立ててみるといいかもしれませんね。
(この日に材料を買いに行って、この日にこれをして・・・という感じで)




今日の記事作成時間は39分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55 │Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
先日のセミナーでは貴重なお話をどうも有難うございました。また、このたびは独り言ともつかない、つたない質問を掬い上げてくださり、赤面&恐縮するとともに感謝しております。「宿題的な課題を設定する」というのは日々さっそく実践できそうでいいですね。やってみます。(いえ、やらせます?)管理、管理と今から子どもを追い込もうというわけではないんですよ。時間は有限であり、なにかを実行するためには受身(=成行きまかせ、親まかせ)ではなく主体的に(=自分から)準備して取り組む必要があるんだよ、ってだんだんとわかってもらえたらなあと思いまして。一方で「気の向くままに時間を気にせず」何かに取り組めるのは、学生時代の特権でもありますから、上手くバランスさせて、というところでしょうね。
Posted by めいすけ at 2008年03月06日 14:08
水口です。

めいすけさん、ありがとうございます。

そうですね。両方のバランスが大事というのは、その通りだと思います。
「何かに夢中になる」経験って、将来のために必要な気がします。
(これといって根拠はないのですが・・・そう思います)

「主体的に」計画をすることを覚えるという意味では、
勉強よりも、何か好きなことでやってみるのがいいかもしれませんね。

Posted by 水口和彦 at 2008年03月06日 22:44
 

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