新入社員への 「すぐできる2つのアドバイス」
こんにちは。水口です。
このブログをお読みの方の中には「もうすぐ入社式」という方も
おられると思います。ということで、今日は「新入社員」の話です。
■ 入社前に不安に思うことは?
こういうアンケートがありました。
<マイコミ内定者レポート>
毎日コミュニケーションズ、2008年入社予定内定者の意識調査結果を発表
マイコミ[毎日コミュニケーションズ] − ニュースリリース −(『』内は引用です)
『 ■異性よりも同性との人間関係に不安を抱いている学生が半数以上
「社会人としてのスキルやマナーで一番不安に思っていることは?」という
質問に対しては、
「コミュニケーション能力」(53.2%)、
「電話の対応」(15.1%)、
「敬語の使い方」(7.9%)と、
言葉に対する不安要素が大きいことが読み取れる。
また、「誰との人間関係が一番不安ですか?」という質問に対しては、
同性の先輩(41.1%)、
上司(38.6%)、
同性の同期(15.3%)と、
異性よりも同性との人間関係に不安を抱いている傾向が見られた。 』
(上記サイトより引用)
「誰との人間関係が一番不安ですか?」という質問に対して、
「先輩」が「上司」を上回っているのは、ちょっと意外な気がしました。
でも、考えてみると、上司よりも先輩のほうが人数が多いわけですから、
嫌な人、意地悪な人に当たる確率が高いわけです。そういう意味では、
どんな先輩に当たるかを心配に思うのもわかります。
仕事上のことでいえば、どんな上司の下につくかのほうが、影響は
大きいんですけどね・・・。
もし、嫌な上司についてしまった場合も、すぐにその会社をあきらめない
ほうがいいと思います。嫌な上司、ダメな上司の下につく経験も、反面
教師的な意味で勉強になりますよ。
■ 「終身雇用」志向が増加傾向?
さらにこのアンケートでは、
『 愛社精神についても、「非常にある」(12.2%)、「ある」(73.6%)と、入社前
から会社に対して愛着をもっており、「定年まで働きたい」と考えている学生は
「非常にそう思う」(21.8%)、「そう思う」(43.4%)と65.2%を占めている。
入社前のモチベーションに関しても「高い」と回答した学生は76.0%と比較的
高く、働くことに意欲的に取り組もうとする姿勢がうかがえる。 』
(上記サイトより引用)
「定年まで働きたい」という終身雇用志向が高いようですが、別の調査(↓)でも、
同じ傾向が見られます。こちらは、新入社員ではなく、全世代を対象にした調査
ですので、全世代としてそういう傾向になっているようです。
時事ドットコム:終身雇用支持、86%に上昇
=「平等社会」志向強まる−労政研調査
『 厚生労働省所管の労働政策研究・研修機構が24日発表した「勤労生活に
関する調査」によると、定年まで1つの会社に勤める「終身雇用」を支持する人
の割合は86.1%と、前回の2004年調査から8.1ポイント上昇した。目指
すべき社会についても、1999年の調査開始以来初めて「平等社会」が「自由
競争社会」を逆転した。』
(上記サイトより引用)
このニュースの元ネタ(pdf)はこちら↓です。
http://www.jil.go.jp/press/documents/20080324.pdf
(4ページにあるグラフで、「終身雇用」志向が上がっているのがわかります)
終身雇用志向が高まっていること自体は、良いとも悪いとも言えないかなとも
思います(両面あると思います)。
ちなみに、私が就職した頃は、「転職する」、「独立する」という選択肢は、ほとんど
考えていませんでした。機会があればどこかの大学や研究機関に出向してみたい
とは思っていました。しかし、配属先は「研究所」と名のつく部署とはいえ、あまり
アカデミックな研究ではなかったので、その時点でほぼあきらめました・・・(涙)。
とはいえ、その後は仕事が面白くなってきたり、比較的大きな成果を出して
会社に貢献することができたりと、充実した会社生活は送れたと思います。
・・・そんな私も、その後十何年かたって、独立することになるわけですから、
人生はわからないものです。ですから、新入社員の方は、あまり自分の可能性
をせばめて考えないほうがいいのかもしれません。社会人になったら、社会人と
しての勉強をすることを強くおすすめしておきます。
(ビジネス書などを読むだけでも、全然違いますよ)
あと、新入社員といえば、こんなニュースもありました。
今年の新入社員は「カーリング型」=手が掛かる?−生産性本部が命名
(時事通信) - Yahoo!ニュース
『 今年の新入社員は「カーリング型」−。社会経済生産性本部(牛尾治朗会長)
は26日、2008年度の新入社員のタイプについて発表した。今春入社組の採用
戦線は空前の売り手市場だったが、こうしたことも影響してか、「少しでもブラシ
でこするのをやめると、減速したり、止まったりしてしまう」。冬季オリンピックの
日本女子チームの活躍で有名になったカーリングになぞらえた。
同本部によると、今春の新入社員は「売り手市場だっただけに会社への帰属
意識は低め」と分析。カーリングのストーン(石)に例え、「磨き過ぎると目標地点
を越えてしまったり、はみ出してしまったりすることもあるだろう」と指摘する。 』
(上記サイトより引用)
無理矢理です(苦笑)。
このニュースでは、『会社への帰属意識は低め』 とありますが、最初に紹介した
アンケートでは、
『 愛社精神についても、「非常にある」(12.2%)、「ある」(73.6%)と、
入社前から会社に対して愛着をもっており、』
とあります。どっちが本当なのか?
まあ、この命名シリーズは、毎回結構ムリヤリな感じなので、この「カーリング」に
ついては、ブラシでこすってスルーしておきましょう(笑)
■ 新入社員になる方へのアドバイス
では、最後に真面目な話を。
新入社員になる方へアドバイスするとしたら・・・、
「時間管理はやったほうがいいですよ」 というのも当然あります。
しかし、それ以前のこととして、私は次の2つが重要だと思っています。
1つは、「わからないこと、自信のないことは質問する」 ことです。
自信のない中途半端な理解で進めると、あとで悔やむのは自分です。
「質問魔」になるくらいのつもりで、しつこく質問したほうがいいと思います。
もう1つは、「人の話を聞くときにはメモを取る」 ことです。
新しい環境に入ると、次から次へ、自分にとって新鮮な情報が入ってきます。
そのなかでは「おぼえたつもり」のことも、簡単に忘れてしまうことがあります。
先ほど「質問魔」になったほうがいいと言いましたが、同じ質問を何度もする
ようでは、周りの迷惑になりますし、仕事力もなかなかつきません。とにかく、
何でもメモを取るくらいのつもりでいたほうが、いい結果を生むのは間違い
ありません。
この2つは簡単にできますし、間違いなく効果がありますよ。
では、新入社員の皆さん、「会社」というワンダーランドを楽しんでください!
(おまけ)
今日は、「独立」の話をしましたが、私は誰にでも独立をすすめようとは
思っていません。むしろ、独立についての質問をされたら、「会社にいた
ほうが、ずっとラクですよー。」 という感じで答えることが多いです。
というのは2つ理由があります。1つは「会社がイヤだから、辞めて独立
したい」というくらいの動機なら、独立しないほうがいいと思っていること
です。厳しい言い方になりますが、会社の仕事で力を発揮できない人は
独立してもうまくいかない可能性が高いと思います。
同じ仕事をしていても、意識の持ち方しだいで、いろいろなことが吸収
できます。特に、将来独立するつもりでいると、事務処理ひとつとっても、
会社の仕組みを学ぶ機会になります。それを楽しめない人は、独立しない
ほうがいいというのが私の考えです。例外もあるかもしれませんけどね。
そして、もう1つの理由は、どうしてもやりたいことがあって、独立しよう
と考えている人は、人から止められたくらいで、考えを変えることはない
と思うからです。独立について質問をくださる方は、少し「背中を押して
ほしい」という思いがあるんじゃないかと思うのですが・・・、 「背中を
押されないと踏み出せない」くらいの気持ちで独立すると、あとで苦労
すると思います。
独立したばかりで、まだ仕事もあまりなく、仕事を催促してくれる人も
いない状況でモチベーションをキープすることは、会社の中にいるとき
よりも、ずっと難しくなります。「好きな仕事」であってもです。
このへんのモチベーションの話は、また別の機会にしましょうか・・・。
「おまけ」のあとがきが長くなってしまいました(笑)
今日の記事作成時間は43分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:50│Comments(0)│TrackBack(0)
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