2008年04月03日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「やりたいこと」をやるためには、「技術」も必要


こんにちは。水口です。

今日は、「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」の話です。


■ 「やりたい仕事」と「やらなきゃいけない仕事」

私の最初の本↓の、88ページで、「モチベーション」の話をしています。

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どういう話か、かいつまんで言うと・・・

 ・仕事には(仕事以外にも)、大きく分けて2つのモチベーションがある

 ・1つは「プラスのモチベーション」 = 「やりたい」という気持ち

 ・1つは「マイナスのモチベーション」 = 「やらなきゃいけない」という気持ち

※ マイナスのモチベーション=「モチベーションが少なくなる」という意味ではなく、 
   やらないと「まずい」という意味で、ネガティブな予想を元にしたモチベーション
   だということです。


 仕事のなかで、この2つのモチベーションは、対立するわけではなく、同じ仕事
 に両方のモチベーションが共存するのが普通です。

 そして、そのどちらを優先しなければいけないかというと、普通は「マイナスの
 モチベーション」のほうです。 「やらなければまずいことになる」という仕事は、
 いつかはやらないといけないですから、さっさと片付けたほうが、精神的にも
 楽です。


 しかし、「プラスのモチベーション」が強い仕事をずっと放っておくのは、それだけ
 仕事の楽しみを減らしてしまうことになりますから、もったいないことです。
 ですから、ときどき意識的にプラスのモチベーションが高い仕事にも目を向けた
 ほうが良い。


という話でした。

ちょっと抽象的な話ですが、この話のベースになったのは、

 「やらなきゃいけない仕事」ばかりをやっていると、
 だんだん殺伐とした気持ちになってきた・・・。

という実体験でした。だから、意識的に「やりたい仕事」をやる時間を
作りましょう。ということです。


ここでいう「やりたい仕事」というのは、大げさに考えるものではなく、
「やらなくても誰も困らないし、催促されることもない。でも、やっておきたい・・」
という仕事のことです。

たとえば、ちょっとした改善や、職場のファイル棚の整理なども含まれますし、
情報収集なども含まれる場合があります。
(情報収集は、職種によっては「やらなきゃいけない」になる場合もあります)


・・・そんなふうに、2年ちょっと前には考えていたわけですが、

「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」の切り分けや、「やりたいこと」を
やるための戦略について、今はもっと深く考えるようになりました。
これは、独立して仕事をやり始めたことの影響が大きいかもしれません。


■ 独立すると、「やりたい仕事」 ができる?


会社勤めをしていると、「やらなきゃいけない仕事」に追われることが多い。
「やりたい仕事」がなかなかできない。

と、言われることが多いです。私もそう感じていました。

私の場合、5年前頃から会社勤めをしながら、既存の時間管理のノウハウを
調べたり、自分のノウハウを書きためたりすることを始めました。
(「仕事の効率化」については、それ以前からいろいろしていましたが)

最初はそれは「仕事」ではなく、単なる「やりたいこと」だったわけですが、
だんだん「仕事」として意識するようになってきました。

そして、その後独立するわけですが、その前の期間は、勤めている会社以外に、
「やりたい仕事」を並行して行っていたことになります。


その時期も、もちろん会社のなかにも「やりたい仕事」はありました。しかし、
時間管理のほうの「やりたい仕事」が膨らんでくるにつれて、そちらの仕事を
優先させたいというジレンマを感じるようになってきました。

  【さらに昔話・・・】
  それ以前にも、ダイビングのインストラクターという「やりたい仕事」を会社
  と並行して行っていた時期もありました。これも「仕事」として取り組んで
  いましたが、このときは、平日と土日で完全に切り分けていたので、あまり
  ジレンマを感じることはありませんでした。
  【「さらに昔話」 おわり】


そんなわけで、「やりたい仕事をやるんだ!」 という勢いで、独立したの
ですが、実際に「やりたい仕事」をやれる環境になると、これが思っていた
のとは、少し違ったわけです・・・。



独立した当初は仕事も少ないですから、「やらなきゃいけない仕事」と
いうのが、あまりないわけです。

そうすると、「やらなきゃいけない仕事」があるときはいいものの、無いときは、
仕事に対するモチベーションが下がってしまうこともあります。

これを克服するのは、結構大変でした。

おそらく、会社勤めを辞めて、会社を起こしたり、フリーになったりする人は、
多かれ少なかれ、同じことを感じるのではないでしょうか。
(最初から仕事がバンバン来る人は別として)

「やらなきゃいけない仕事」が多い環境に慣れている人は、「やりたい仕事」を
好きなだけやれる環境になっても、なかなかそれに没頭し続けられないように
思います。


そういう状況を乗り切るためには、いくつかやり方があると思います。

たとえば、アポイントメントをわざとたくさん入れて、ヒマを作らないように
してしまうというのも、1つの方法です。実際、そうやっていることを公言する
起業家の方もいました。

しかし、私はこの方法は取りたくありませんでした。ムダなアポイントメントを
わざわざ作るのは嫌いですし、それよりも、ノウハウをまとめたり、書き物や
教材を作ったりすることを優先したかったからです。


別の方法では、何か決めたことを(ルール的に決めて)、コツコツ続けるという
やり方もあると思います。たとえば、ブログを書くというのもそれに近いです。
ブログを書くだけなら、仕事量としてはたいしたことありませんが、何か
「決めたことを続ける」というのは、こういう状況でのモチベーションをキープ
する上で、それなりに役に立つと感じます。

  そのブログも、現在のように忙しくなってくると、逆に負担に
  なってくる。という話は置いておきましょうか・・・(涙)
  (楽しんで書いている面もあり、精神的には負担じゃないですけど)


さらに、こんな方法もあります。

人は、「何もしないでいる」ことは、結構苦手なものです。
(だからこそ「暇つぶし」というものが存在するわけで・・・)

そんななかで、「やりたいこと」や「やるべきこと」ができないという場合は、
「どうでもいいこと」に目が向いていることも多いわけです。たとえば、
ネットサーフィンは情報収集という面で有効でもある反面、度を越すと
本当の「やりたい仕事」のさまたげになります。他にも、テレビとか
ゲームとか、人によっていろいろあると思います。

そういうものをやらないようにする。つまり、「やらないことを決める」
というのも有効です。「やらないことリスト」については、最近も少し話題に
なりましたね。



そんなこんなで、いろんな方法を試しながらここまでやってきたわけです。
現在は、「やりたい仕事」をやるためのテクニックが身についたり、
「(やりたいことに近い)やらなきゃいけないこと」が増えてきたりして、
昔のようにモチベーションで困ることはほとんどなくなりました。


というわけで、教訓です。

 「時間があれば、もっとやりたいことができるのに・・・」 
 と思うのは、たいてい間違いである。

 実際に時間ができると、そう「やりたいこと」ばかりに集中して
 いることはできない。特に、元勤め人の場合にそうなりやすい。

 「やりたいこと」をやるためには、自分の内部要因(意志・考え方)を
 変えることを含めて、努力も必要。

こう感じています。

独立するつもりがない人も、勉強関係については同じことがいえると
思います。参考になればうれしいです。




今日の話は、今日のメルマガ号外を発行していて思ったことでした。
【KKJ号外】:「自分のやりたいことをやる」ためには? [まぐまぐ!]



現在、4/11(金) 開催のセミナーを受付中です。
その 『やりたいこと』 をやるためのセミナーです。

↓詳細はこちら
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今日の記事作成時間は64分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:50│Comments(0)TrackBack(0)

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