何年経ったら「一人前」なのか?
こんにちは。水口です。
あなたは、今の仕事で何年経ったころに「一人前」になったと感じましたか?
あるいは、何年経ったころに「一人前」になれると予想していますか?
■ 何年経ったら「一人前」なのか?
というのは、こんなアンケート調査↓があったからです。
Business Media 誠:仕事で一人前になるのに何年かかる?
――25歳と50歳で差
(『』内は引用です)
『 25歳の人は、会社の業務において「一人前」になるまで、何年必要なの
だろうか? 今の25歳は「3年」と回答する人が最も多いが、現在50歳の
人に 25年前のことを振り返ってもらうと、「5年」の回答が多いことが、カ
シオ計算機の調べで分かった。この結果について、カシオ計算機は「ITの
普及で業務処理のスピードは速くなっているが、仕事の本質は別にあり
そうだ」としている。』
(就職してちょうど3年の人が多いと思われる)25歳に聞くと、3年、
現在50歳の人に25歳当時を振り返ってもらうと、5年が、
「一人前になるのに必要」 と感じている期間である。
というのが、このアンケート調査の結果ですね。
(元ネタ:カシオのプレスリリースはこちらにあります↓)
http://www.casio.co.jp/release/2008/pdf/25th_anniversary_gshock_ques.pdf
上記のニュースでも引用されている、『ITの普及で業務処理のスピードは速くなって
いるが、仕事の本質は別にありそうだ」』というのは、元ネタのプレスリリース
に載っているコメントですが・・・このコメントはちょっと的を外しているような気が
します。
3年経った頃の当人と、それを振り返って見る立場では、感じ方は違って当然
だからです。ちなみに、私自身も同じように感じていました。
■ 入社3年後の「一人前」感
私は、メーカーに就職して、研究部門のエンジニアとして勤務していたのですが、
ちょうど3年経った頃に、「この仕事のことは見えた(分かった)」と感じたのを
覚えています。
昔聞いた話に、「会社を辞めたくなるタイミングは、3日、3ヶ月、3年だ」という
話があったので、本当にそうなのかな? と疑っていたのですが、本当でした(汗)
3年経った頃には、いちいち質問しなくても仕事は進められるようになりますし、
たいていのことには、正しい判断を下せるようになってきます。その仕事のことが
「だいたい分かっちゃったかな」と感じるようになったのです。
私の場合、「辞めたい」とは思いませんでしたが、もし、その仕事に魅力を感じない
ようであれば、仕事を辞めたくなるであろうことは容易に想像できました。
ただし、後から思えば、この「一人前」感はまだ甘かったように思います。
確かに「一人前」に近いのですが、「やっと追いついた」という一人前という
感じでしょうか。
■ 入社6年後の「一人前」感
私の場合、次に「一人前」かなと感じた機会は、入社6年後でした。当時は
開発部門の仕事をしていて、そのなかで大きな仕事を任され、成果を出すこと
ができたのが、その理由です。
たとえば、ゲームで言えば、地道に経験値を上げていった結果、いわゆる
「ボスキャラ」「大ボス(またはラスボス)」を倒すことができた、という感じです。
(最近ゲームをしないので、「大ボス」(ゲームの区切りに出てくる強い敵)と
いう言い方が通じるか、自信がないのですが・・・(汗) )
その材料の売上は、その後ダントツで社内トップになりましたから、
かなり胸を張って「一人前」と言える感じでした。
そしてその時点で、入社3年後の頃の「一人前」感を振り返ると、
「まだまだ甘かった」と感じました。
このように、入社3年後の自分が感じる「一人前」感と、後から
振り返って考える「一人前」感は、違って当然だと思います。
■ それでも「一人前」は遠い?
では、本当の「一人前」になるのはいつなのか? というのが気になりますが、
これを規定するのは難しいのではないでしょうか。
先ほどの3年や6年の「一人前」感は、あくまでも「担当者」としての「一人前」
です。マネージャー業務を行う前提に立てば、10〜15年くらい、あるいはそれ
以上かなと感じますし、経営者として見ればもっと長いのかもしれません。
教訓としては、こうでしょうか。
・自分自身が「一人前」だと感じたときは、実はまだ入口にいるにすぎない。
・本当に「一人前」になれたかどうかは、振り返ってみたときにしか分からない。
ちなみに、「一人前」にならなければ、その仕事をする資格がない、というわけ
ではありません。人は仕事のなかで磨かれていく面がありますし、「一人前」で
あることと、「責任を持って仕事をやり遂げる」のは別のことです。
「一人前」であっても、仕事に対する「やる気」や「責任感」がなければ、それは
プロフェッショナルの仕事とは言えません。逆に、「半人前」であっても、責任を
持って、どんな方法を使ってでもやり遂げる、という人はプロフェッショナルだと
(私は)思います。
私の場合、先の会社には13年勤めました(その後は独立)。先の会社の中で
さらに「一人前」の道を追求したい思いもあったのですが、別の道で「一人前」を
目指したくなってしまったので独立したというわけです。
入社して3年以上過ぎている人は、3年後の時点での自分の「一人前感」と、
その後で感じた「一人前感」などについて、思い出してみてはいかがでしょうか。
(機会があればそれを若い人に教えてあげるといいかもしれませんね)
まだ、3年経っていない人は、3年後の時点で、自分がどう感じているか、
覚えておくと面白いと思いますよ。後になればまた見方が変わりますから。
今日の記事作成時間は60分でした。
開催↓まで、あと1週間を切りました!
時間管理講座上級編−1
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:30
│Comments(0)
│TrackBack(0)
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2007 BizARK Inc. All rights reserved.
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/51581799
※ スパムコメント対策として、半角の「!」は使用不可の設定にしています。
申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
お願いいたします。




(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)