『ムダな会議』を減らすための説得方法
こんにちは。水口です。
今日、こんなニュースがありました。
仕事も「ダイエット」計画…松下電工 年50時間目標
: 経済 科学 ピックアップ : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
■ 年間50時間の「減量」
上記のニュースから引用します。(『』内は引用です)
『「シゴトダイエット」と名付けたユニークな社内プロジェクトを、松下電工が始めた。
重要度が低い仕事を社員1人あたり年間50時間「減量」し、50時間の半分を
自己啓発や家庭サービス、残り半分を従来の枠にとらわれない新たな仕事に
充てようという取り組みだ。仕事の効率化と暮らしの充実という一石二鳥を狙う。
まず上期(4〜9月)は「会議ダイエット」と銘打ち、優先度の低い会議の出席者や
開催時間を減らす。出席者数と時間をかけた「人・時間」を単位に会議ごとの数値
をはじき、成果が見えやすいようにする。』
『シゴトダイエット』 『会議ダイエット』 というネーミングは、なかなかいいと思う
のですが・・・私は。(←センスにあまり自信なし) どう思いますか?
さて、この「ムダな仕事を年間50時間減らそう」という試みですが、気になる点
が1つだけあります。
それは・・・、50時間浮かせたとしても、その50時間は通常の業務に食われて
しまうのではないか、という懸念です。普通にやっていると、そうなってしまう人
のほうが多いくらいだと思います。
※ そうならないように、浮いた50時間を確実に『自己啓発・・・等々』に
投入できるようにするためには・・・
一番確実なのは、週1時間の「○○タイム」(○○の内容は人によって違う)
を設けることです。そうやって意識づけと軽い強制力を持たせれば、かなり
確実になってくるはずです。
それはともかくとして、「ムダな仕事」を減らす、特に「ムダな会議」を減らすと
いうのは、いいことだと思います。
会議というものは、油断すると増えていくものですから、「減らす」意識を持つ
ことはとても大事なことです。しかし、1人がヤイヤイ言ってもなかなか体質が
変わるものでもないですから、きっかけがあるといいですよね。
さて、先ほどのパナソニック電工、いや松下電工の「50時間」という数字に
ついて、ちょっと考えてみます。 (社名変更は10月からです・・・(笑) )
■ 会議の時間は比率で考えよう
年間50時間は、ざっくりいうと「週1時間」です。
もともと会議が少ない会社でないなら、会議関係の時間を「週1時間」
減らすのは、それほど難しくないと感じる人が多いのではないでしょうか。
(複数の会議の合計で1時間短縮すればいいわけです)
「会議をもっと短くしたい、少なくしたい」というニーズはあるでしょうから、
こういう(全社活動としての)大義名分が立てば、会議の中のムダを取る
きっかけになっていいと思います。
そもそも、開始時間厳守、終了時間厳守で行われている会議ですら、
少ないという会社のほうが多いと思います。それを徹底するだけでも
1会議当たり数分〜十数分はカットできます。
そして、議事進行の予定(ざっくりとしたタイムテーブル)を立てて行えば、
さらに改善効果があるはずです。
・・・別に会議を目の敵にしているわけではないのですが、前の仕事では
いろいろなタイプの会議に出席し、いろいろ思うところもあったので、
「まだまだ効率化できる」という思いは強いかもしれません。
さて、あなたの会社で、「ムダな会議を減らしたい」「時間短縮したい」と
いう場合に、周りの人たちを説得するのに使えるロジックを1つ、紹介
しておきます(本などで書いたこともある話です)。
たとえば、週に1回、2時間のムダな会議があったとします。
その会議による損失は、どれだけあるでしょうか?
その損失の計算は、MH(人数×時間)に人件費をかけて出しても
いいのですが、もっと簡単な方法があります。
単純に、
週に1時間 = 全体の 2〜2.5パーセント
という計算です。定時ベースで計算すれば約2.5%、残業込みで
計算すると約2%になる人もいるかもしれません。
ということは、週1回、2時間の会議は、4〜5%に相当します。
「5%くらいだったら、たいしたことないよ」 なんて言ってはいけません。
たとえば、会社のなかで言えば、
全社の売上が、前年比5%ダウン
工場の生産性が5%低下
といったことが起こったら、どうなるでしょうか? 関係する部署や
担当役員は、それこそ大騒ぎして原因調査や対策を行いますよね。
5パーセントという数字は、それだけの重みがあるはずです。
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・
「だから、会議の時間を短縮しましょう」
という話で、関係者を説得してみたら、もしかしたら、
前向きに時間短縮に取り組んでくれるかもしれません。
効果のほどは保証しませんが・・・
機会があれば、使ってみてください。
今日の記事作成時間は43分でした。
では、また明日!
いよいよ明日です↓
時間管理講座上級編
Posted by 水口和彦 at 23:36
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