メモの保存・活用法(2008年版?)
こんにちは。水口です。
今日は、「メモ」の話です。
■ 先々週のセミナー
先々週の話になりますが(4/11)、セミナーを行いました。
現在弊社で行っているセミナーは、
・ 基礎講座: 時間管理の仕組み作りを中心に行うもの
基本的な考え方とツールの作り方、使い方
・ 上級編(応用編): その仕組みをさらに応用するための考え方
時間管理のテクニックを自分に合った形で
応用するためのノウハウ
という構成にしています。前者はいわゆる「時間管理」、
後者はいわゆる「時間術」に近い内容になっています。
そして、基礎、上級(応用)それぞれについて、
「短期スケジュール(タスクの管理がメイン)」
「長期スケジュール(仕事の段取りと長期スケジュール管理)」
「時間効率の向上(仕事の効率を上げる・ムダを無くす)」
の3つに分かれています。(1コマ90分〜105分です)
先週行ったセミナーは、時間管理の「上級編」の「短期スケジュール」の
ものでした。
これには、いわゆる「タスクの優先順位」的な話も含まれます。
・緊急性-重要性の分類はなぜ実践的ではないのか?
・実践的なタスク分類の方法や、自分なりの方針作りをすること
を中心に紹介しました。
ちなみに、上級編(応用編)の次回は、長期スケジュール版です。
・目標設定の方法(ちょっと突っ込んで、仕事のタイプ別の設定方法など)
・「段取り」の徹底活用(複数の段取り・進行状況の管理法)
・長期スケジュールのまとめ方・作り方
といった内容です(5/16(金)に行います)。
■ メモの保存と利用
そのセミナーのアンケートで、「今回の内容以外に知りたいこと」という
項目にもご回答を頂いています。
今日は、そのなかの1つの話です。
頂いたご質問は、「メモの活用」についてでした。
特に、「保存したものに利用価値をどのように与えるのか?」 というご質問です。
私は紙のメモはかなり多用します。
もちろんパソコン上でメモすることもありますが、パソコンの前にいないときのメモ、
紙ならではの自由度を活かしたメモ、ということになると紙を活用することが多く
なります。
また、紙を積極的に活用したほうが、アイディアは広がる傾向があります。
ざっくりとした使い分けとして、「広げる」ときは紙、「まとめる」ときはパソコン、
というのが使い分けの方針です。
さて、メモの保存と利用についての話ですが・・・、
これはなかなか奥深いものがあります。
■ 「メモ術」の前提
まず、前提として言っておきたいことがあります。
それは、書いたメモは100パーセント活用するとは限らないことです。
メモは、まず、「書いた時点での頭の整理」、次に、「再び見て思い出す・再評価
する」というところにも価値があります。そして、その時点でいらないものは捨てて
しまうことも多いです。また、書いたメモを、対象となるプロジェクトの内容に反映
させ終わった場合にも、メモ自体は捨ててしまうことがあります。
「捨てる」ということも、「メモの活用」のためには大事なことだと感じます。
(「捨てる」ことで、「残すもの」の質を上げるということです)
残ったメモは、「すぐには使わないアイディア」的なものが多くなります。
■ メモの保存・活用のために
たとえば、教材やセミナーの制作、本の執筆などをやっていると、こういう種類の
メモは非常に多くなってきます。
その上で、メモを活用するためにどうするかというと・・・、
私は2つのやり方をとっています。
1つは、関連するメモを、分類別にそのまま保管しておくものです。
クリアファイルに放り込んでしまいます。
(特定のプロジェクト関連のメモは、そのプロジェクトのクリアファイルに入れます)
もう1つは、パソコン上に落とし込むものです。
これは、
・紙copiを使って、txtファイルに落とすもの(大まかなカテゴリ分けをしています)
・マインドピースなどを使って、(テーマ別に作った)1つのファイルにアイディアを
継ぎ足していくもの(WordやExcelを使う場合もあります)
の2種類があります。
ただ、紙のメモは量が増えてくると大変なので、最近は特定プロジェクトに関する
もの以外は、できるだけ後者のやり方(最終的にパソコンに落とす)を取るように
しています。
「紙で書く」 → 「もう一度見る」 → 「選別する」 → 「パソコンに落とす」
というサイクルです。いきなりパソコンで記録する場合と比べて面倒そうに
見えますが、最終的なアイディア・情報の質としてはこちらのほうが高まります。
(もうひとつ、パソコンで取ったメモは、結局後で見ないことも多くなりがちで
そこも気になるところです)
パソコンに落とすのは毎日定期的にやったりはせず、気づいたときにやる感じです。
メモやアイディアの整理法としては、もっと緻密に、データベース的に整理したいと
いう気持ちもあるのですが、なかなか上手い方法がありませんね。
素早く入力できて、ザーッと続けて(次々に)眺めることができて、という意味で
「紙copi」のように使いやすい方法は、まだ他にないように思います。
このへんは、これからも試行錯誤していくことになると思います。
■ メモの使い方
最後に、メモの「使い方」について、少し触れておきます。
私は、「アイディアに困ったときにメモを見る」という使い方は、ブログを書く
ときにはよくやりますが、それ以外のところではあまり行いません。
それでもメモを残しておくのは、「こういう情報があったはず」「こういうアイディア
があったはず」と、思い出したときに探せるようにするという目的が強いです。
また、教材を開発するためには、最初にテーマや課題があって、そこに、
気づいたことなどを継ぎ足していくことが多いです。
この場合、その「テーマ」のファイルを最初に作っておくのがポイントになります。
経験上、このやり方のほうが、うまくまとまるように思います。
(ここ、特に重要だと思います。ぜひお試しください!)
ファイルは「マインドマップ」形式のこともありますが、テキスト情報(文章情報)の
ウエイトが高いときには、単純にWordでファイルを作ることも多いです。
(最近、このやり方が増えました)
単純なテキストファイルでもいいのですが、文字の大きさを(内容によって)変えたい
場合や色分けしたい場合にはWordになります。
(最近は「アウトライン機能」は使わないことが多いです。そのほうが、編集するのが
かえって速いようにも思うので)。
私の最近のメモ活用は、おもにこんな感じです。
とはいえ、まだまだ試行錯誤中です。これからも、「手間をかけない」、
効率的なメモ術を目指していきます。
今日の記事作成時間は70分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(1)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
いつも、メルマガを楽しみにしております。
御著書も購読しました。発見ある書籍で読み返したいと思います。
>「書いた時点での頭の整理」、次に、「再び見て思い出す・再評価
する」というところにも価値があります。そして、その時点でいらないものは捨てて
しまうことも多いです。
このことに最近気づいて、共感したのです。
捨てることで、より重要なポイントを深めることと、気づかなかった次のアイデアが連鎖するので、アイデアの拡散と、収縮(捨てる)作業は、欠かせないなと。
今までは、書いてそのままでしたので、拡散と収縮を意識しております。
さて、捨てる際にポイントとしている点はなんでしょうか。
御著書も購読しました。発見ある書籍で読み返したいと思います。
>「書いた時点での頭の整理」、次に、「再び見て思い出す・再評価
する」というところにも価値があります。そして、その時点でいらないものは捨てて
しまうことも多いです。
このことに最近気づいて、共感したのです。
捨てることで、より重要なポイントを深めることと、気づかなかった次のアイデアが連鎖するので、アイデアの拡散と、収縮(捨てる)作業は、欠かせないなと。
今までは、書いてそのままでしたので、拡散と収縮を意識しております。
さて、捨てる際にポイントとしている点はなんでしょうか。
Posted by 京 at 2008年05月01日 15:38
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