意外にバラバラ? メールのマナー
こんにちは。水口です。
今日は、「Eメール」関係の話です。
■ Eメール関連のマナー・しきたりの不思議さ
こんなコラムがありました。
テクノロジー解放日記 > Eメールマナー研修で困る :
ITmedia オルタナティブ・ブログ
(『』内は引用です)
『 皆さんの会社では一体どうしているだろうか?いわゆる「ビジネスマナー講座」の
ような講座や、あるいは書籍では、電子メールのマナーについては詳しく触れられて
いないように思う。(中略)
なぜだろう?答えは明らかだ。まだ「マナー」と呼んでいいような作法の集合が存在
しないのだ。電子メールの作法には、実に沢山の流派がある。(後略)』
とあります。
そう言われると、確かに思い当たる節はありますね。
メールの使い方については、マナーも含め、いろいろ確立されていない部分が
依然として多いという印象がありますね。
■ メールマナー・メールスキルが確立されていない事例:「いつ見るか」問題
マナーというより「スキル」に近い話でも、確立されていない部分はあります。
たとえば、仕事への影響がとても大きい、
「受信したメールをいつ見るか」問題
です。メールの件数が増えてくると、メールの扱い方1つで、仕事の効率は大きく
変わります。
特に、メールを受信する都度、内容を確認するような仕事のやり方をしていると、
本来やろうと思っていた仕事が中断されてばかりで、仕事の効率が大きく下がり
ます。(「メール対応が主業務」という人でない限り、こうなってしまいます)
しかも、困ったことに、こういう状況では、メールを見ているだけで「仕事をした
気分」になってしまいがちです。実際には、本来の仕事は進んでいなくても、
「仕事した」という感じはある・・・ つまり、自分がいかに効率の悪いことをして
いるのか、なかなか自覚しにくいのです。
(別にそういう人を揶揄したいのではなく、自分を振り返ってそう感じるんです)
それで、『メールが来るたびに反応するな』という意味のことを、このブログでも
書きました。それが2005年のことです。
「メールはいちいち見るのではなく、まとめて見るようにしたほうが効率がいい」
という話は、現在では「時間術」「仕事術」系の本によく登場するようになりました。
しかし、2005年当時は、そういう話を耳にすることは、ほとんどありませんでした。
(私と同様に気づいている人はいたでしょうが、公の場で言う人は少なかった。)
仕事の効率を考えれば当たり前の話なのですが、それが言われ始めたのも、
この2、3年のことでしかないのです。
それだけメールについてのスキルやマナーは、まだ充分に確立されていないと
いうことなのでしょう。
■ メールマナーの流派
さて、「メールの作法」の話に戻ります。先ほどの、
『電子メールの作法には、実に沢山の流派がある。(後略)』
という話、思い当たるところはあります。
たとえば、返信メールのなかに全文引用を入れるかどうか、返信メールの件名の
つけ方などがそうです。
先のコラムでは、それらも含め、いくつかの流派の違いを取り上げています。
(『』内は引用です)
『・全文引用は失礼だ派 (vs. 全文引用しない奴はダメだ派)』
『・署名は長い方が良い派 (vs. 長い署名はみっともない派)』
『・HTMLメールは悪だ派 (vs. 気にしない派)』
『・返信の件名は必要に応じて変更すべきだ派
(vs. スレッドが途切れるので変更すべきではない派)』
『・冒頭には自分の名前を名乗るべきだ派』
『・To:ヘッダの中で相手の名前を呼び捨てにするのは失礼だ派』
『・全文引用をぶった切ってメールを書く際には、
「インラインにて失礼します」等の一文を入れる派』
『・免責条項記載派』
『・日本語件名は失礼だ派』
『・夜中にメールするのは失礼派』
パッと見て、「何だろ、これ?」と思うものもあると思います(私もありました)ので、
気になる方は、先のコラムのほうも参照されてみてください。
(もう1回リンクを貼っておきます)
テクノロジー解放日記 > Eメールマナー研修で困る :
ITmedia オルタナティブ・ブログ
気になったものだけ、コメントしてみます。
・全文引用は失礼だ派 (vs. 全文引用しない奴はダメだ派)
「メールを返信するときに、相手の文章を引用するか?」という話です。
私見ですが、最近「全文引用派」の人が増えているように感じます。
私は、短ければそのままのこともありますが、長い場合はカットするように
しています。2回以上くり返す引用部はカットしてしまうことが多いです。
その理由の1つは、見た目の問題です。
ちょっと微妙なレベルの話ですが、メールが長文になると、開いたときに、
縦スクロールバーのつまむところ(長方形)が、縦に短くなります。ここが
すごく短いと、「うわ、長文だ・・・」と、一瞬読むのを躊躇します(笑)
(何回か引用をくり返して、『> 』が何重にも重なると、改行が追加されて
すごく長くなってしまうことがありますよね・・・)
あと2つの理由があります。
□ 2回以上前の引用箇所を参照することは、あまりない
何回も前の引用箇所を参照することは、あまりありませんし、
もしそれが多いようなら、仕事のやり方に少し問題があると
思います。
毎回のやり取りで決めるべきことを決めていれば、何回も前の内容を
参照する必要が生じることは少ないはずなんですよね。
□ 進行中の仕事に関するメールは、保存してある(削除しない)ので、
必要なときには参照できる
進行中の仕事に関するメールは削除すべきではありません。余程の
ことがない限り、「言った、言わない」のトラブルになることはないで
しょうけど、念のためです。
保存してあれば、メールソフトで「送信者」でソートすれば、やり取りの
推移がわかります。こちらのほうが日時等の経過も把握しやすいですし、
「事実の確認」という意味でも確実ではないでしょうか。
基本的に、「全文引用」するしないは、個人の自由ですし、全文引用する人
を責めるつもりもまったくありません。
しかし、私としては長いのはカットしますし、「カットしちゃいけない」なんて
マナーが一般化するのだけは避けたいと思います。
長くなってしまったので、あとは簡単に。
・HTMLメールは悪だ派 (vs. 気にしない派)
仕事関係でHTMLメールを見ることは、この数年無いですね。
少なくともビジネス上は、このままでいてほしいです。
そもそも、ブログを書いている人でもなければ、HTMLを編集する
習慣ってあまりないものです。メールソフト上で編集するスキルを身に
つけても、他に応用できませんし・・・。
添付ファイル(またはアップしたファイルのURL)でやり取りする
スタイルは、これからも変わらないのではないでしょうか。
・To:ヘッダの中で相手の名前を呼び捨てにするのは失礼だ派
これ、意外に気づいていない人が多いと思います。私は15年間
Eメールを使っていますが、意識したのは2年ほど前でした。
相手が送信するメールには、メールアドレスとともに「○○太郎」のような、
(メールソフトに設定してある)名前が入っています。
このメールを返信すると、メールアドレス欄(本文でなく)にメールアドレスと
ともに、「○○太郎」と、相手の名前が敬称略(呼び捨て)で表記されます。
・・・ これってどうなの? という話です。
メールソフトを普通に使えば、そうなるようになっていますから、「別に
いいんじゃない」という考えもあると思います。
しかし、普段のマナーと比べると、どうでしょうか?
・ たとえば、結婚式の招待状の返信ハガキに 「ご芳名」 とあれば、
「ご芳」の部分を抹消する線を引いたりしますよね。
・ あるいは、返信用のハガキや封筒に 「○○行き」 となっていたら、
「行き」を消して、「様」や「御中」をつけたりします。
そういった一般のマナーに比べて、「Eメールだから敬称略のままでいい」
というのは、さすがに不自然な気がしませんか?
・・といいながら、10年以上「様」無しメールを打ち続けてきた私ですが・・(汗)、
一昨年くらいから、「様」(相手によって「御中」)をつけるようにしています。
メールソフトによって違うかもしれませんが、1クリックして「様」と打つ
だけですから、慣れれば3秒もあればできることです。
※ 困ったことに、アドレス帳に「様」つきで登録してあっても、返信時
には、元メールの情報をそのまま引き継ぐメールソフトが多いですね。
メールアドレスが同じなら、相手メールの署名ではなく、アドレス帳の
名前で送れるように設定できるといいのですが・・・。
別に、「敬称略」のメールを受け取っても失礼とは思っていませんし・・・、
「こだわり」に近いものかもしれませんけどね。
ちゃんとしたほうが、(自分の)気分的にいいように感じます。
他にも、メール関係では、マナーに類することでいろいろありそうですね。
気になること、こだわっていることなど、教えて頂けると幸いです。
今日の記事作成時間は80分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55
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