2008年04月24日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

意外にバラバラ? メールのマナー


こんにちは。水口です。

今日は、「Eメール」関係の話です。


■ Eメール関連のマナー・しきたりの不思議さ

こんなコラムがありました。

テクノロジー解放日記 > Eメールマナー研修で困る :
ITmedia オルタナティブ・ブログ


『』内は引用です)
 
『 皆さんの会社では一体どうしているだろうか?いわゆる「ビジネスマナー講座」の
ような講座や、あるいは書籍では、電子メールのマナーについては詳しく触れられて
いないように思う。(中略)

なぜだろう?答えは明らかだ。まだ「マナー」と呼んでいいような作法の集合が存在
しないのだ。電子メールの作法には、実に沢山の流派がある。(後略)』


とあります。

そう言われると、確かに思い当たる節はありますね。

メールの使い方については、マナーも含め、いろいろ確立されていない部分が
依然として多いという印象がありますね。


■ メールマナー・メールスキルが確立されていない事例:「いつ見るか」問題

マナーというより「スキル」に近い話でも、確立されていない部分はあります。
たとえば、仕事への影響がとても大きい、

 「受信したメールをいつ見るか」問題

です。メールの件数が増えてくると、メールの扱い方1つで、仕事の効率は大きく
変わります。

特に、メールを受信する都度、内容を確認するような仕事のやり方をしていると、
本来やろうと思っていた仕事が中断されてばかりで、仕事の効率が大きく下がり
ます。(「メール対応が主業務」という人でない限り、こうなってしまいます)

しかも、困ったことに、こういう状況では、メールを見ているだけで「仕事をした
気分」になってしまいがちです。実際には、本来の仕事は進んでいなくても、
「仕事した」という感じはある・・・ つまり、自分がいかに効率の悪いことをして
いるのか、なかなか自覚しにくいのです。
(別にそういう人を揶揄したいのではなく、自分を振り返ってそう感じるんです)


それで、『メールが来るたびに反応するな』という意味のことを、このブログでも
書きました。それが2005年のことです。

「メールはいちいち見るのではなく、まとめて見るようにしたほうが効率がいい」

という話は、現在では「時間術」「仕事術」系の本によく登場するようになりました。
しかし、2005年当時は、そういう話を耳にすることは、ほとんどありませんでした。
(私と同様に気づいている人はいたでしょうが、公の場で言う人は少なかった。)

仕事の効率を考えれば当たり前の話なのですが、それが言われ始めたのも、
この2、3年のことでしかないのです。

それだけメールについてのスキルやマナーは、まだ充分に確立されていないと
いうことなのでしょう。


■ メールマナーの流派

さて、「メールの作法」の話に戻ります。先ほどの、
 
『電子メールの作法には、実に沢山の流派がある。(後略)』


という話、思い当たるところはあります。

たとえば、返信メールのなかに全文引用を入れるかどうか、返信メールの件名の
つけ方などがそうです。

先のコラムでは、それらも含め、いくつかの流派の違いを取り上げています。
『』内は引用です)
 
『・全文引用は失礼だ派 (vs. 全文引用しない奴はダメだ派)』

『・署名は長い方が良い派 (vs. 長い署名はみっともない派)』

『・HTMLメールは悪だ派 (vs. 気にしない派)』

『・返信の件名は必要に応じて変更すべきだ派
  (vs. スレッドが途切れるので変更すべきではない派)』

『・冒頭には自分の名前を名乗るべきだ派』

『・To:ヘッダの中で相手の名前を呼び捨てにするのは失礼だ派』

『・全文引用をぶった切ってメールを書く際には、
 「インラインにて失礼します」等の一文を入れる派』

『・免責条項記載派』

『・日本語件名は失礼だ派』

『・夜中にメールするのは失礼派』  


パッと見て、「何だろ、これ?」と思うものもあると思います(私もありました)ので、
気になる方は、先のコラムのほうも参照されてみてください。

(もう1回リンクを貼っておきます)
テクノロジー解放日記 > Eメールマナー研修で困る :
ITmedia オルタナティブ・ブログ



気になったものだけ、コメントしてみます。

・全文引用は失礼だ派 (vs. 全文引用しない奴はダメだ派)

 「メールを返信するときに、相手の文章を引用するか?」という話です。
 私見ですが、最近「全文引用派」の人が増えているように感じます。

 私は、短ければそのままのこともありますが、長い場合はカットするように
 しています。2回以上くり返す引用部はカットしてしまうことが多いです。

 その理由の1つは、見た目の問題です。

 ちょっと微妙なレベルの話ですが、メールが長文になると、開いたときに、
 縦スクロールバーのつまむところ(長方形)が、縦に短くなります。ここが
 すごく短いと、「うわ、長文だ・・・」と、一瞬読むのを躊躇します(笑)
 (何回か引用をくり返して、『> 』が何重にも重なると、改行が追加されて
  すごく長くなってしまうことがありますよね・・・)


 あと2つの理由があります。

 □ 2回以上前の引用箇所を参照することは、あまりない

  何回も前の引用箇所を参照することは、あまりありませんし、
  もしそれが多いようなら、仕事のやり方に少し問題があると
  思います。

  毎回のやり取りで決めるべきことを決めていれば、何回も前の内容を
  参照する必要が生じることは少ないはずなんですよね。
 

 □ 進行中の仕事に関するメールは、保存してある(削除しない)ので、
   必要なときには参照できる

  進行中の仕事に関するメールは削除すべきではありません。余程の
  ことがない限り、「言った、言わない」のトラブルになることはないで
  しょうけど、念のためです。

  保存してあれば、メールソフトで「送信者」でソートすれば、やり取りの
  推移がわかります。こちらのほうが日時等の経過も把握しやすいですし、
  「事実の確認」という意味でも確実ではないでしょうか。


基本的に、「全文引用」するしないは、個人の自由ですし、全文引用する人
を責めるつもりもまったくありません。

しかし、私としては長いのはカットしますし、「カットしちゃいけない」なんて
マナーが一般化するのだけは避けたいと思います。


長くなってしまったので、あとは簡単に。

・HTMLメールは悪だ派 (vs. 気にしない派)

 仕事関係でHTMLメールを見ることは、この数年無いですね。
 少なくともビジネス上は、このままでいてほしいです。

 そもそも、ブログを書いている人でもなければ、HTMLを編集する
 習慣ってあまりないものです。メールソフト上で編集するスキルを身に
 つけても、他に応用できませんし・・・。

 添付ファイル(またはアップしたファイルのURL)でやり取りする
 スタイルは、これからも変わらないのではないでしょうか。


・To:ヘッダの中で相手の名前を呼び捨てにするのは失礼だ派

 これ、意外に気づいていない人が多いと思います。私は15年間
 Eメールを使っていますが、意識したのは2年ほど前でした。


 相手が送信するメールには、メールアドレスとともに「○○太郎」のような、
 (メールソフトに設定してある)名前が入っています。

 このメールを返信すると、メールアドレス欄(本文でなく)にメールアドレスと
 ともに、「○○太郎」と、相手の名前が敬称略(呼び捨て)で表記されます。

 ・・・ これってどうなの?  という話です。


 メールソフトを普通に使えば、そうなるようになっていますから、「別に
 いいんじゃない」という考えもあると思います。

 しかし、普段のマナーと比べると、どうでしょうか?

 ・ たとえば、結婚式の招待状の返信ハガキに 「ご芳名」 とあれば、
   「ご芳」の部分を抹消する線を引いたりしますよね。

 ・ あるいは、返信用のハガキや封筒に 「○○行き」 となっていたら、
   「行き」を消して、「様」や「御中」をつけたりします。

 そういった一般のマナーに比べて、「Eメールだから敬称略のままでいい」
 というのは、さすがに不自然な気がしませんか?


 ・・といいながら、10年以上「様」無しメールを打ち続けてきた私ですが・・(汗)、
 一昨年くらいから、「様」(相手によって「御中」)をつけるようにしています。
 メールソフトによって違うかもしれませんが、1クリックして「様」と打つ
 だけですから、慣れれば3秒もあればできることです。

  ※ 困ったことに、アドレス帳に「様」つきで登録してあっても、返信時
     には、元メールの情報をそのまま引き継ぐメールソフトが多いですね。
     メールアドレスが同じなら、相手メールの署名ではなく、アドレス帳の
     名前で送れるように設定できるといいのですが・・・。


別に、「敬称略」のメールを受け取っても失礼とは思っていませんし・・・、
「こだわり」に近いものかもしれませんけどね。
ちゃんとしたほうが、(自分の)気分的にいいように感じます。



他にも、メール関係では、マナーに類することでいろいろありそうですね。

気になること、こだわっていることなど、教えて頂けると幸いです。



今日の記事作成時間は80分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55 │Comments(0)TrackBack(0)

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