2008年05月01日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

やらなきゃ損? 画面の設定ひとつで作業効率が大きく上がる!


こんにちは。水口です。
今日は、パソコンの話題です。


■ ノートパソコンでデュアルディスプレイ

実は、新しいパソコンを導入したんです。それで現在、その新しいパソコンで
トラブルがあって苦労してます(涙)。今日はその話は置いておいて・・・、


パソコンを変えたのは、今まで使っていたのは重すぎて、持ち運びがつらく
なってきたせいです。ずっと軽いものに変えたというわけです。

使っているのはThinkPadで、ThinkPadとしては今度が3台目です。

先代が重かったというのは当然で、15インチモデルだったからです。
(14.1インチ→15インチ→12.1インチ(今回)と変えてきたことになります)


なぜ15インチを使っていたかというと、外付けのディスプレイと合わせて
デュアルディスプレイ表示にしたときに、表示のサイズがぴったり同じで、
見やすく、操作しやすいからだったです。

最初は、14.1インチと15インチ(外付け)でデュアルディスプレイにして
いたのですが、ちょっと違和感があったので、思い切ってさらに大きな
15インチモデルにしたというわけです。

この組み合わせは、なかなか快適でした。

※ デュアルディスプレイにするときは、解像度自体は違ってもいいのですが、
   ピクセル(1つの画素)の大きさが違うと、使っていて違和感があります。

   それで、本体と外付けディスプレイの両方が15インチXGAになるように
   15インチモデルを使っていたというわけです。


・・・ パソコンに詳しくない方、わかりにくい話ですみません。
    もう少し続きます。


前々から12.1インチ(B5サイズ)に変えたいとは思っていたのですが、うまく
合う外付けディスプレイの選択肢が少なく、躊躇していたというわけです。
それも何とか見つかりました(そのディスプレイの話は、また今度)。


■ パソコンの表示機能を使いこなす

わざわざデュアルディスプレイにこだわっているのは、そのほうがパソコンでの
作業効率が良くなるからです。文章書きでも、Web関係でも、ほとんどの作業で
デュアルディスプレイの恩恵を感じることができます。

作業領域が広くて、複数のウィンドウを同時に見られる環境は、うまく使えば
作業効率が相当に高まります。

ただ、同じ作業領域でも、使い方しだいでずいぶん変わります。



実は、ここからが今日の本題です。

パソコンでの作業、特に文章書き関係の作業のためにおすすめの
方法が1つあるんです。


それは・・・表示させるフォントにこだわることです。

以下、WindowsXP での話になります。
(2000でも同じように使っていました。Meのときはどうだったっけ・・・?)
(ちなみに、私はVistaは当分使わない予定です)


□ まず、「滑らかな」文字を表示させる

パソコンの画面では文章が読みにくく、紙にプリントアウトすると読みやすい。
という現象は、誰でも感じたことがあるのではないでしょうか。

それには、いろいろ原因があるのですが、そのなかの重要な要素は、文字の表示
の滑らかさの違いです。

たとえば、同じようにWordで文章を書いていても、表示させるフォントを変える
だけで、読みやすさはずいぶん変わります。 これはかなり違いますので、まだ
やっていない方は、ぜひお試しを。


まず、「視覚効果」の中の「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」が設定されて
いる必要があります。

※ コントロールパネル→システム→詳細設定→パフォーマンスオプション
  →視覚効果  の中の設定項目です。


ただ、この設定をしても、きれいな滑らか表示になるフォントと、ならないフォントが
あります。たとえば、デフォルトで画面表示に使われているフォントや、Excel等で
デフォルトのMSPゴシックは、表示がギザギザしています。

私が使っているなかで最も良いのは、「HGP創英角ゴシックUB」というフォントです。
これは滑らかに表示される上に、もともと太字なので、画面上で読みやすいという
特徴があります。(Office2003に付いてきたフォントです)

太すぎると感じるときは、「HGPゴシックE」もいいのですが、後で言う理由で、創英角
ゴシックUBのほうがおすすめです。

  それ以外に、印刷物用にモリサワのOTFフォントというものも(新ゴとリュウミン)
  購入して使っているのですが、これも画面上ではもうひとつです。なぜ・・・?


この設定にすると、Wordを使っているのに、Pdfを見ているときのように、滑らかな
フォントで表示されますので、かなり快適に作業ができますよ。

※ ただし、このフォント、印刷すると結構くどいです(極太なので)
   最終的には、別のフォントに置き換えるとして、作業用のフォントと
   して使うのがおすすめです。



□ つぎに、文字を「思いっきり小さく」してみる

この状態(HGP創英角ゴシックUBの滑らか表示)だと、文字を小さくしても、滑らか
なまま表示されます。

滑らか表示のままサイズを一番小さくできるのが、このフォントなんです
(それもあってHGPゴシックEよりおすすめです)。


そして、文章を書いたり読んだりする場合、この状態で、ギリギリ読める範囲で、
縮小して表示させてみてください。こうするとパソコンの画面上でも、本を読むときに
近い感じで「斜め読み」がしやすくなるんです。


「滑らか表示」→「さらに文字を小さく」 と変えることによって、一度に目に入る
文字数が多くなります。さらに、「スクロール」という動作を行う回数が少なくなります。

これらによって、パソコン画面上での斜め読みしやすさは、大きく変わります。
(本当ですので、ぜひ一度お試しを。)


□ (おまけ) 縦長のウィンドウで使ってみる

さらに、Wordなどで、横書き文書を書いている場合、表示を小さくすると、普通の
シングルディスプレイでも、2つの文書を無理なく並べて表示させることができる
ようになります。

参照する文書がある場合などには、こうするととても便利です。
(私も外部ディスプレイが使えない場合に、よくやります)

  (おまけ終わり)



パソコンは、使い方ひとつで作業性が大きく変わります。

雑誌やネットの「パソコン活用」記事では、フリーソフトの紹介記事などが多く、
こういうベーシックな使いこなしについて書かれたものは、あまり目にしません。
(上のフォント設定関係も、自分で試行錯誤しながら見つけたものです)

「パソコンの使いこなし」について、本当に大事な(と私が実感した)情報は、
案外一般的には出回っていないんですよね・・・。ここが不思議なところです。
まあ、「フリーソフト紹介」の記事のほうが見映えがいいので仕方ないのかな・・・。


他にも、私がとても効果的だと感じている、パソコン作業効率化の「基本的な手法」
と 「とっておきの手法」があるのですが、これらもメディアの上などでは、あまり見る
機会がありません(むしろ、反対のことばかり紹介されている気もします・・・)。

その手法も紹介したいところですが、こちらはセミナー等で実例を見せながら紹介
している方法なので、ここではちょっと紹介できません。ごめんなさい。




それはそれとして、今日の提案は、

デフォルトの「MSPゴシック」のギザギザ表示からおさらばしてみませんか?

ということでした。

(ちなみにMacの場合は、XPと同時期にはすでにデフォルトで画面表示が
 きれいでした。このへんは、さすがですね。)





セミナーで紹介しているという「パソコン効率化」の話は、
11日の「基礎講座」(の3コマ目)にも入っています。

↓この記事で紹介した講座です。
あなたの「時間管理の仕組み」作りのために


今日の記事作成時間は68分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:57│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
毎日楽しませて貰ってますが

先週くらいから半日ほどアップの遅延あるみたいですね

ブログサポートみると
4月終わりに反映遅延の解決と有ったんですが

水口さんが遅れて書いてたら日付が変わるはずですよね
この時間でもアップしないって遅いですね
早くみたいです
Posted by なな at 2008年05月03日 04:26
水口です。

ななさん、こんにちは。
毎日読んで頂いてるんですね。ありがとうございます。

すみません。帰りが遅くなった日などに日付をまたいでからアップすることも
ありまして。(日付を変えると自分で見てもややこしいので、
その場合日付は変えずにアップしています)

なるべく早めにアップするようにしますね。
今後ともよろしくお願い致します。

Posted by 水口和彦 at 2008年05月06日 07:55
 

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