2008年05月06日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

ワーク・ライフ・バランスへの「2×2」のアプローチ


こんにちは。水口です。
今日は昨日の続きで「ワーク・ライフ・バランス」関係の話を。


■ 「ワークライフバランス」への「2×2」のアプローチ

最近、「ワークライフバランス」に対する意識が高まったり、話題にのぼったり
することが増え、それ自体はいいことだと思っている私ですが・・・、

  「ワークライフバランス」=「少子化対策」

と見られていることも多いのではないかと、気になってもいます。
(それで昨日、あの記事を引用したわけです)

また、

  「ワークライフバランス」という言葉は広まりつつあるけれど・・・
  いまひとつピンとこない。

と感じている人も多いのではないでしょうか。


一口に「ワークライフバランス」といっても、大きく2つのアプローチがあるのでは
ないでしょうか。たとえば・・・、

・ 育児休暇を取りやすくする
  あるいは、子育て後に再就職しやすくする

・ 「働く時間」の選択肢を増やす
  (本人が希望するなら通常より短時間で働ける制度を作る)


といったのが1つめの「制度改革」のアプローチです。これらは「ワークライフ
バランス」だけではなく、「ダイバーシティ(多様性)」という概念とも関連して
きます。


もう1つのアプローチが

・ 長時間労働をやめる・労働時間を短縮する

・ 有給休暇の取得率を上げる

などの「労働時間短縮」のアプローチです。現在、長時間労働が多い職場では、
これが重要になります。こちらは場合によっては「コンプライアンス(法令遵守)」
とかかわってきます。


さらに、これらをどう実行していくかというなかで、

・ とにかく制度を作り、その使用を促す

というやり方と、

・ さらに、業務内容や業務の仕組みを見直す (業務効率化)

という動きをともなうやり方があります。

この前者は、残業禁止(あるいは退社時間の厳守)を先行させていけば、
各社員や各部署ごとに、業務の効率化に取り組むだろう・・・という期待を
持って行う手法、とも言えます。

実際、退社時間が遅くなりすぎることを規制するだけでも、ある程度の
効果は得られますから、このアプローチも間違いではありません。

ただ、それだけでは不足なことも多いですから、後者のように業務効率化
(経営効率化)というアプローチも取ったほうがいいというわけです。
個人個人が「時間管理」を身につけるというのも、このアプローチです。



「ワークライフバランス」にもいろいろありますから、
上記のようにまとめておくと、スッキリするのではないでしょうか。


■ あなたの会社はどのアプローチ?

では、もう一度整理しておきます。
ワークライフバランスには、

・ (働き方の多様性のための)制度改革

・ 労働時間の短縮 

という2つのアプローチがまずあります。
これはもちろん、両方やっても構わないわけです。

そして、その進め方として、

・ 制度の制定と活用を主体に進める

・ 業務効率化に重点を置いて進める

という2つのアプローチが考えられます。


※ これらは「進め方」の話で、昨日の話は、そのために必要な「要素」の
   話でした。(話の順番を逆にすればよかったですね・・・)


そして・・・、

最初の

・ 「働き方の多様性」のための制度改革
・ 労働時間の短縮 

について、最近いろいろな企業が「うちもやります」とPRしているのは、
主に前者(制度)の話です。

後者については、「ワークライフバランス」論が言われる前から取り組んでいる
企業も多いですが・・・進めるのはなかなか大変なのも事実です。だからこそ
腰をすえて取り組む企業が増えることを望みます。


後の、

・ 制度の制定と活用を主体に進める
・ 業務効率化に重点を置いて進める

でも、後者が充実している企業はまだ少数ではないでしょうか。

後者は大きく(組織全体として)とらえれば、業務システムの見直し、つまり、
昔話題になった「リエンジニアリング」ですし、「カイゼン」や「ムダ取り」もそう
です。そして、小さく(個人として)とらえれば、時間管理による効率化が
それにあたります。


あなたが勤める会社(または、あなたが経営する会社)は、どんな
アプローチを取っているでしょうか。

「まだまだ」だと感じる方も多いと思いますが、それは多くの企業で
同じ状況です。これからの動きに期待してみてください。




連休だった方も、いよいよ最終日ですね。

私は特に遠出したりはしませんでしたが、
昨日はおいしいものを食べて、岩盤浴+温泉と、
近場でのんびりさせて頂きました。

今日の最終日は仕事もしたのですが、ややのんびり。
明日からは、いつも通りのテンションでまいります。


新入社員の方は、五月病にならないよう、引き続き
がんばってくださいね。

今日の記事作成時間は51分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:47 │Comments(0)TrackBack(0)

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