ワーク・ライフ・バランスへの「2×2」のアプローチ
こんにちは。水口です。
今日は昨日の続きで「ワーク・ライフ・バランス」関係の話を。
■ 「ワークライフバランス」への「2×2」のアプローチ
最近、「ワークライフバランス」に対する意識が高まったり、話題にのぼったり
することが増え、それ自体はいいことだと思っている私ですが・・・、
「ワークライフバランス」=「少子化対策」
と見られていることも多いのではないかと、気になってもいます。
(それで昨日、あの記事を引用したわけです)
また、
「ワークライフバランス」という言葉は広まりつつあるけれど・・・
いまひとつピンとこない。
と感じている人も多いのではないでしょうか。
一口に「ワークライフバランス」といっても、大きく2つのアプローチがあるのでは
ないでしょうか。たとえば・・・、
・ 育児休暇を取りやすくする
あるいは、子育て後に再就職しやすくする
・ 「働く時間」の選択肢を増やす
(本人が希望するなら通常より短時間で働ける制度を作る)
といったのが1つめの「制度改革」のアプローチです。これらは「ワークライフ
バランス」だけではなく、「ダイバーシティ(多様性)」という概念とも関連して
きます。
もう1つのアプローチが
・ 長時間労働をやめる・労働時間を短縮する
・ 有給休暇の取得率を上げる
などの「労働時間短縮」のアプローチです。現在、長時間労働が多い職場では、
これが重要になります。こちらは場合によっては「コンプライアンス(法令遵守)」
とかかわってきます。
さらに、これらをどう実行していくかというなかで、
・ とにかく制度を作り、その使用を促す
というやり方と、
・ さらに、業務内容や業務の仕組みを見直す (業務効率化)
という動きをともなうやり方があります。
この前者は、残業禁止(あるいは退社時間の厳守)を先行させていけば、
各社員や各部署ごとに、業務の効率化に取り組むだろう・・・という期待を
持って行う手法、とも言えます。
実際、退社時間が遅くなりすぎることを規制するだけでも、ある程度の
効果は得られますから、このアプローチも間違いではありません。
ただ、それだけでは不足なことも多いですから、後者のように業務効率化
(経営効率化)というアプローチも取ったほうがいいというわけです。
個人個人が「時間管理」を身につけるというのも、このアプローチです。
「ワークライフバランス」にもいろいろありますから、
上記のようにまとめておくと、スッキリするのではないでしょうか。
■ あなたの会社はどのアプローチ?
では、もう一度整理しておきます。
ワークライフバランスには、
・ (働き方の多様性のための)制度改革
・ 労働時間の短縮
という2つのアプローチがまずあります。
これはもちろん、両方やっても構わないわけです。
そして、その進め方として、
・ 制度の制定と活用を主体に進める
・ 業務効率化に重点を置いて進める
という2つのアプローチが考えられます。
※ これらは「進め方」の話で、昨日の話は、そのために必要な「要素」の
話でした。(話の順番を逆にすればよかったですね・・・)
そして・・・、
最初の
・ 「働き方の多様性」のための制度改革
・ 労働時間の短縮
について、最近いろいろな企業が「うちもやります」とPRしているのは、
主に前者(制度)の話です。
後者については、「ワークライフバランス」論が言われる前から取り組んでいる
企業も多いですが・・・進めるのはなかなか大変なのも事実です。だからこそ
腰をすえて取り組む企業が増えることを望みます。
後の、
・ 制度の制定と活用を主体に進める
・ 業務効率化に重点を置いて進める
でも、後者が充実している企業はまだ少数ではないでしょうか。
後者は大きく(組織全体として)とらえれば、業務システムの見直し、つまり、
昔話題になった「リエンジニアリング」ですし、「カイゼン」や「ムダ取り」もそう
です。そして、小さく(個人として)とらえれば、時間管理による効率化が
それにあたります。
あなたが勤める会社(または、あなたが経営する会社)は、どんな
アプローチを取っているでしょうか。
「まだまだ」だと感じる方も多いと思いますが、それは多くの企業で
同じ状況です。これからの動きに期待してみてください。
連休だった方も、いよいよ最終日ですね。
私は特に遠出したりはしませんでしたが、
昨日はおいしいものを食べて、岩盤浴+温泉と、
近場でのんびりさせて頂きました。
今日の最終日は仕事もしたのですが、ややのんびり。
明日からは、いつも通りのテンションでまいります。
新入社員の方は、五月病にならないよう、引き続き
がんばってくださいね。
今日の記事作成時間は51分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:47
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