2008年05月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

1200人のうち800人が「管理監督者」?


こんにちは。水口です。

「サービス残業」と関連する、「名ばかり管理職」についての
ニュースがあったので、今日はその紹介です。


■ 1200人中800人が管理監督者?

こんなニュースがありました。

クローズアップ2008:横行「名ばかり管理職」 低賃金策、背景に
- 毎日jp(毎日新聞)


「名ばかり管理職」というのは、実質的には「管理監督者」ではないのに、
管理監督者として認定されてしまった人のことです。

これがなぜ問題かというと・・・実際には残業が多くても、管理監督者と
されているために残業代が支払われないからです。

実質的に「サービス残業」の強制になっている場合があるということです。
最近、ときどきニュースとして聞くこともありますね。
(上記記事には、今年報道された「名ばかり管理職」についてのニュースが
 リストアップされています)

最近あった「SHOP99」の件も・・・すごいですね。

『』内は引用です)
 
『 入社後わずか9カ月で店長にさせられた。』

『正社員約1200人のうち800人以上が管理監督者になってしまう』

『アルバイトの日程が調整できない時は代わりを務め、連続勤務は最大で
29日間に及んだ。24時間勤務を終え50分間休み、また24時間働いて、
10分空けて17時間働いたこともあった。しかし、管理監督者という理由で、
一般従業員の時に手取り月29万円だった給与は店長就任後21万円に
減らされた。』
 (上記ニュースより引用)


■ 「管理監督者」という言葉

前から気になっていたことがあるのですが・・・
「管理監督者」という言葉、よくないように思えます。


ここで言う、残業代が支払われない「管理監督者」は、「管理または監督」
という仕事をしているというだけではなく、経営者と一体的な立場にあるか
否か、という点が判断基準になってきます。
『』内は引用です)
 
『 厚労省は通達で、管理監督者の要件として
 (1)経営者と一体的な立場(2)出退勤の自由(3)地位にふさわしい待遇
 −−などを挙げている。』
 

とあります。

(私が以前勤めていた会社でいえば、課長級以上の人が「管理監督者」に
 当たります。これが割と一般的ではないでしょうか。)


しかし、「管理監督者」という言葉を「管理(または監督)」する人、と解釈すると
「アルバイトの管理をしている」という理由で、社員の7割近くが管理監督者
になってしまう、という上のケースになってしまいます。

悪く言えば、「管理監督者」という言葉を、社員をだます(あるいは乗せる?)
ために使っているようにも思えます。ここが問題ではないかと・・・。


仮に、「管理監督者」という言葉を、「上級管理職」という言葉に置き換えたと
したら、1200人のうち800人以上が「上級管理職」というのは変だと、
新入社員たちも気づくのではないでしょうか。


「上級管理職」という呼び方もしっくりこないので、
何かいい名称が必要ですが・・・。





今日の記事作成時間は28分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55 │Comments(0)TrackBack(0)

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