2008年05月25日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「高橋メソッド」プレゼンの意外な本質?


こんにちは。水口です。
昨日はブログの話でしたが、今日は同じパソコン関係、
でも全然違う「プレゼン」の話です。


■ 今さら・・・でしょうか? 「高橋メソッド」について

「高橋メソッド」って、聞いたことがあるでしょうか。
一時(2年位前)、話題になったプレゼンテーションの手法です。

私は当時ネットで知り、↓興味を持ってこの本を買いました。

amazon
でかいプレゼン 高橋メソッドの本

「高橋メソッド」というのは、プレゼンテーションに大きな文字を使い、
短い言葉を画面の真ん中にドンっと表示する手法です。

当然、1枚あたりの文字数は少なくなるので、次々とページを切り替え
ながら説明していくことになります。

雰囲気をつかむためには、下記「高橋メソッド」のサイトを見てみてください。

高橋メソッド
(「高橋メソッドとは」の項目の中に、Web上でプレゼンを見られるリンクあり)


短い文章(あるいは単語)が次々に出てくるので、独特のリズム感のような
ものがありますね。

私自身は、テストはしたことありますが、実際のプレゼンでは使ったことが
ありません。なんとなくあまり頭に残らない気がするのですが・・・気のせい?


さて、この手法を初めて知ったとき、「ちょっとテレビっぽいな」と感じました。

これの白黒逆パターン(画面が暗転して白い文字が中央に出る)という手法は、
昔テレビでよく見かけたからです。(「電波少年」でよく使っていたような気が・・・)

※ NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも、キメの言葉が
   暗転に白文字で出ますが(こちらは字が小さい)、これはだいぶ
   雰囲気が違いますね。


■ プレゼンのリズム

さて、この高橋メソッド、独特のリズム感があるのですが、その理由は
単に「字が大きい」だけじゃないのかな、と思うことがあったので、
今日この話を持ち出したんです。


最近、パワーポイント(PowerPoint2003)で資料を作っていて
思ったことです。

パワーポイント(以下「パワポ」と略) のスライドは、基本形が

  ・上にタイトル

  ・下に本文や図

という構成になっています。

パワポのテンプレート自体もそういう形式のものが多いですし、
パワポの出現以前に使っていたOHPシートによるプレゼンでも、
1枚ごとにタイトルを打つのが普通でした。


そうやって1枚ごとにタイトルを打つことによって、

  ・これは何の資料か

  ・今何の話をしているのか

がわかりやすくなるというメリットがあるわけです。


ただ、この形式は、本文側の文字数が少なくなったときに、
流れを阻害する要素もあるようにも思えるのです。

※ たとえば、プロジェクターによるプレゼンではなく、配布資料として
   渡す場合は、こういうタイトルは必須なのは間違いありません。
   こういう場合は、1枚あたりの文字数も多めになるので、タイトルが
   あったほうが締まりますし、わかりやすいです。

   ただ、プロジェクターでのプレゼン向けに文字数を減らした場合、
   特に本文が2行とかの短いスライドがあったりすると、なんだか
   タイトルがジャマなような気もしてきます。
   (昔は気づかなかったのですが・・・)

タイトルを見て → 本文を見て → (次の)タイトル見て → ・・・ 
とくり返すよりも、本文だけでつないでいった方がいいいかも。
そう思えるのです。

そうなると、だんだん高橋メソッドに似てくるので、
先の本のことを思い出したんです。


■ 高橋メソッドの本質

「高橋メソッド」を見ると、まず「文字が大きい」ことに驚きます。
ですから「文字が大きい」ことが、このメソッドを特徴づけていると
思ってしまうのですが、実はもっと本質的な違いがあって・・・・、

それは

  「タイトル」・「本文」という構成の呪縛から逃れた

という点にあるのではないでしょうか。そんな気がしてきました。


■ 試してみると・・・

というわけで、手持ちのパワポ資料から試しに全スライドのタイトルを
抜いて、見てみました。

タイトルを抜いてしまうと、そのままでは意味がつながらなくなる部分も
あるのですが、それはとりあえず無視して・・・その状態でスライドを
表示させていくと、確かに「高橋メソッド」的なリズムにだいぶ近く
なってきます。

  良く言えば「リズミカル」「話の流れがわかりやすい」
  悪く言えば「締りがなり」「いま何の話かわかりにくい」

という感じです。


私の感覚では、ビジネス用のプレゼンテーションとして、
「全スライドタイトルなし」というのは、ちょっと厳しい感じがします。
(「講演」的な要素が強い場であれば、大丈夫かも)

しかし、全体の一部、あるセクションの中だけは「タイトルなしスライド」
が連続する、といった使い方をすると、面白いかもしれません。
(1、2枚ではなく、もっと続けてリズムを出していくんです)


そういうやり方には、何か可能性があるような気がします。
気になる方は、お試しになってみてください。
私も機会を見つけてやってみます。



今日の記事作成時間は45分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 22:42 │Comments(0)TrackBack(0)

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