「高橋メソッド」プレゼンの意外な本質?
こんにちは。水口です。
昨日はブログの話でしたが、今日は同じパソコン関係、
でも全然違う「プレゼン」の話です。
■ 今さら・・・でしょうか? 「高橋メソッド」について
「高橋メソッド」って、聞いたことがあるでしょうか。
一時(2年位前)、話題になったプレゼンテーションの手法です。
私は当時ネットで知り、↓興味を持ってこの本を買いました。

でかいプレゼン 高橋メソッドの本
「高橋メソッド」というのは、プレゼンテーションに大きな文字を使い、
短い言葉を画面の真ん中にドンっと表示する手法です。
当然、1枚あたりの文字数は少なくなるので、次々とページを切り替え
ながら説明していくことになります。
雰囲気をつかむためには、下記「高橋メソッド」のサイトを見てみてください。
高橋メソッド
(「高橋メソッドとは」の項目の中に、Web上でプレゼンを見られるリンクあり)
短い文章(あるいは単語)が次々に出てくるので、独特のリズム感のような
ものがありますね。
私自身は、テストはしたことありますが、実際のプレゼンでは使ったことが
ありません。なんとなくあまり頭に残らない気がするのですが・・・気のせい?
さて、この手法を初めて知ったとき、「ちょっとテレビっぽいな」と感じました。
これの白黒逆パターン(画面が暗転して白い文字が中央に出る)という手法は、
昔テレビでよく見かけたからです。(「電波少年」でよく使っていたような気が・・・)
※ NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも、キメの言葉が
暗転に白文字で出ますが(こちらは字が小さい)、これはだいぶ
雰囲気が違いますね。
■ プレゼンのリズム
さて、この高橋メソッド、独特のリズム感があるのですが、その理由は
単に「字が大きい」だけじゃないのかな、と思うことがあったので、
今日この話を持ち出したんです。
最近、パワーポイント(PowerPoint2003)で資料を作っていて
思ったことです。
パワーポイント(以下「パワポ」と略) のスライドは、基本形が
・上にタイトル
・下に本文や図
という構成になっています。
パワポのテンプレート自体もそういう形式のものが多いですし、
パワポの出現以前に使っていたOHPシートによるプレゼンでも、
1枚ごとにタイトルを打つのが普通でした。
そうやって1枚ごとにタイトルを打つことによって、
・これは何の資料か
・今何の話をしているのか
がわかりやすくなるというメリットがあるわけです。
ただ、この形式は、本文側の文字数が少なくなったときに、
流れを阻害する要素もあるようにも思えるのです。
※ たとえば、プロジェクターによるプレゼンではなく、配布資料として
渡す場合は、こういうタイトルは必須なのは間違いありません。
こういう場合は、1枚あたりの文字数も多めになるので、タイトルが
あったほうが締まりますし、わかりやすいです。
ただ、プロジェクターでのプレゼン向けに文字数を減らした場合、
特に本文が2行とかの短いスライドがあったりすると、なんだか
タイトルがジャマなような気もしてきます。
(昔は気づかなかったのですが・・・)
タイトルを見て → 本文を見て → (次の)タイトル見て → ・・・
とくり返すよりも、本文だけでつないでいった方がいいいかも。
そう思えるのです。
そうなると、だんだん高橋メソッドに似てくるので、
先の本のことを思い出したんです。
■ 高橋メソッドの本質
「高橋メソッド」を見ると、まず「文字が大きい」ことに驚きます。
ですから「文字が大きい」ことが、このメソッドを特徴づけていると
思ってしまうのですが、実はもっと本質的な違いがあって・・・・、
それは
「タイトル」・「本文」という構成の呪縛から逃れた
という点にあるのではないでしょうか。そんな気がしてきました。
■ 試してみると・・・
というわけで、手持ちのパワポ資料から試しに全スライドのタイトルを
抜いて、見てみました。
タイトルを抜いてしまうと、そのままでは意味がつながらなくなる部分も
あるのですが、それはとりあえず無視して・・・その状態でスライドを
表示させていくと、確かに「高橋メソッド」的なリズムにだいぶ近く
なってきます。
良く言えば「リズミカル」「話の流れがわかりやすい」
悪く言えば「締りがなり」「いま何の話かわかりにくい」
という感じです。
私の感覚では、ビジネス用のプレゼンテーションとして、
「全スライドタイトルなし」というのは、ちょっと厳しい感じがします。
(「講演」的な要素が強い場であれば、大丈夫かも)
しかし、全体の一部、あるセクションの中だけは「タイトルなしスライド」
が連続する、といった使い方をすると、面白いかもしれません。
(1、2枚ではなく、もっと続けてリズムを出していくんです)
そういうやり方には、何か可能性があるような気がします。
気になる方は、お試しになってみてください。
私も機会を見つけてやってみます。
今日の記事作成時間は45分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 22:42
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