2008年07月29日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「職場いじめ」のアンケート + 「パワハラ上司への対抗策」


こんにちは。水口です。
今日はちょっと暗い話題ですが、職場での「いじめ」についての話です。


■ 職場のいじめ 「ある」が74%!?

こんな記事↓がありました。

Business Media 誠:
職場でのいじめ――74%の企業が「ある」


『』内は引用です)
 
『 学校裏サイトなどの登場でいじめが再び社会問題化しているが、いじめは
子どもに限った問題ではない。大人の社会――職場でも、いじめは起こって
いるようだ。

 日本産業カウンセラー協会が企業の人事担当者などにアンケート調査を
したところ、「あなたの企業でいじめが起こったことはありますか?」との質問
に、74%が「ある」と回答した。

 いじめが起こった理由を尋ねると、「社員同士のコミュニケーションが少な
かった」(66%)と「管理職の指導力が欠如していた」(64%)といった声が
多かった。』
 

とあります。少し補足しておくと、上記のアンケートの回答者は、
「産業カウンセラー」の資格を持っていて、企業などで管理監督者の
立場にいる方だそうです (メンタルヘルス系の知識がある人が
回答しているアンケートということです)。

この記事の元になった、日本産業カウンセラー協会による資料は
こちら↓です。(pdfファイルです)
http://www.counselor.or.jp/media/kekka/pdf/080521.pdf

しかし・・・74%の企業で「ある」というのは、すごい数字かもしれません・・・。
と思って上記のレポート(pdfファイルの方)を見てみると、「いじめ」として
上げられている例のなかには、「パワハラ(パワーハラスメント)」に属するもの
が多い感じです。

※ 別のアンケート調査では、「職場いじめ」のうち8割がパワハラだという
   結果もあるそうです。
   (こちらをご参照ください→) 職場いじめ - Wikipedia

「パワハラが起こったことがありますか?」という質問なら、74%が「はい」
でも不思議ではない気もしますね。ここで納得するのも変ですが・・・(汗)

小中学校などであるような、いわゆる「いじめ」がある職場は珍しいと思い
ますが、「パワハラ」がある職場は珍しいものではない(びっくりするような
ものではない)という認識は皆さんも同じではないでしょうか。


■ あなたがやるべき? パワハラ対策

しかし、パワハラはなぜ起こるのでしょうか? ・・・なんていうと、
大上段に構えすぎかもしれませんが、実際、いくつかのタイプが
あるような気がします。


まず、特定の個人(上司)が原因のタイプ。
この中にも2つのタイプがあるように思います。

1つは、なんというか・・・人間性の問題というか、嫌がらせやいじめを
するのが好きなタイプとでもいうか、人間的に最悪なタイプです。

私はこのタイプとは遭遇したことがありませんが、話には聞きます。
本当にこういう人なら、直しようがない気もします・・・。


2つめは、根っからの悪い人ではないのですが、色々なプレッシャーが
かかる中で、ついつい部下を叱責してしまうタイプです。


3つめとして、集団でおかしくなるタイプのパワハラもあると思います。
これも私は遭遇したことはありませんが・・・、尼崎でのJRの脱線事故
の間接的な原因(かもしれない)と言われる「日勤教育」も、パワハラに
近いものであったと言われています(ただし、暴力的な内容もあったと
言われていますから、「パワハラ」の範疇を超えているかもしれません)。

これは、集団で行うこと、それがくり返され当たり前になることで、さらに
エスカレートしていくメカニズムがあるのではないでしょうか。

※ ちなみにあの路線、当時私も出張でよく利用していましたので、
   他人事とは思えませんでした・・・。


さて、この3つのタイプのうち、最も多いのは2番目のタイプでは
ないでしょうか。

異論はあるかもしれませんが、私はこのタイプの人は、時間はかかる
ものの、いつかは分かり合えるのではないかと考えています。

しかし、周りにいるのが「言われるがまま」の部下ばかりという状況では
本人(上司)も気づく機会がありません。ですから、ますますエスカレート
することになってしまいます。
(こういうケースって実は多いのではないでしょうか?)

ですから、部下はときには反発することや、口論することもあって
いいのではないでしょうか。というのが私の考えです。

「どうせ言っても聞かないから・・・」 という意見もあると思いますが、
そこであきらめるのは長い目で見て両者のために良くないように
思います。


なんて思うのは、理不尽な上司によく反発していた
自分自身の正当化なのかもしれませんが・・・(汗)

ためてばかりいると、自分自身ストレスもたまりますので、
「上司が気づいてくれるために、あえてこうしているんだ」と
いうのを口実に、時には反発してみてはいかがでしょうか。


「いざとなったら、どうしてもダメだったら・・・辞めてもいい」
と覚悟を決めれば誰にでもできます。
(もしそうなっても、責任は取れませんが・・・)

※ 実際の話、「いざとなったら辞めてもいい」という覚悟を決めたほうが、
   かえって快適に会社生活を送れますし、「会社を辞めて独立する」ことを
   視野に入れてからのほうが、仕事がより面白くなります。
   不思議ですが、これは私自身が実際に感じたことです。



参考になるかどうか分かりませんが・・・経験談でした。



今日の記事作成時間は48分でした。
では、また明日!



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Posted by 水口和彦 at 21:39│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
A森県T和田市S工業は、弱者の尊厳を平然と踏みにじる、人権意識のカケラもない鬼畜の巣窟です。奴等はことあるごとに悪質な人格攻撃を浴びせてきます。仕事中はもちろん、休憩時間の最中にもネチネチと罵詈雑言の繰り返しで、落ち着いて食事もできません。
↓これまでに受けてきた悪罵の数々
・どんだけ頭悪いんだよ
・何歳だよ、アイツ
・何考えて仕事してんだかねぇ
・言語力がないのよwwww
・オメェは自殺すんなよぉ(嘲笑)
・貧乏なのよwwwwwww
・オメェもシコシコ頑張れよぉwwwwwww
・氏ね!!(殺)
↑この書き込みを御覧の皆様、どうか、この事実をわずかでも世間に広めてくださるよう、切に願います。奴等の正体を白日の下に晒してやりましょう。
Posted by 通りすがり at 2014年11月29日 13:27
悩める皆様へ、願望が叶うおまじないを教えます。


手順1

紙にペンで以下の呪文を書き込む

『和田正子 PKO 水尻卓也 TPP 沼端愛沙 DQN 石倉麻希子』

手順2

呪文を書き込んだ紙に塩をひとつまみ乗せて包む。

手順3

包んだ紙を燃やす

手順4

燃えカスを水に流す(川・海・水道の流し・水洗トイレ etc)


以上の手順を、毎日、欠かさず繰り返すと、いつか必ずご利益が得られるそうです。本当かどうかはわかりませんが、気休めくらいにはなるでしょう。
Posted by 名無し at 2015年01月24日 03:11
 

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