「合わない」と決める前に、もう少し考えてみよう! その理由は・・・?
こんにちは。水口です。
このタイトル、恋愛論ではありません(笑)
今日は勉強や情報収集に熱心な方に向けての話です。
■ 「それは○○さんだからできたんじゃないですか?」
時々拝読させて頂いているブログに、こんな記事がありました。
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する:
それは○○先生だからできたんじゃないですか?
教育学者の中原淳准教授のブログです。
この記事の中で、(著者ではない)ある方のコメントとして、こんなことが
書かれています。 (『』内は引用です)
(教育系のシンポジウムなどについて)
『 実践報告が終わると、それに対して、質疑応答がなされるじゃないですか。
僕が不思議に思うのは、その質問なんです。
"今の報告は、○○先生だからできたんじゃないですか"
"その実践は、○○学校だからできたことですよね"
とかいう「質問」が、会場からなされませんか?
あれって、「変」な質問だと思いませんか? 僕だけでしょうか、ああいう
質問を聞いて不思議だなぁと思うのは。』
何かの実践事例・成功事例を聞いて、「それは○○さんだからできた」と
勝手に納得する(納得したい?)人が多いという話です。
つまり、「自分のところでもやってみよう」 ではなく、「自分のところには
合わない(だからやってもムダ)」 という理由を探しているわけですね。
上記の記事では、これは教育関係の人に特徴的だという述べられて
います。確かに、普通のビジネス系の話だと、
『あの実践は○○だからできたんだよ』
と、お互い言い合うことはあまり無いように思います。そんな風に言って
しまうのは「かっこ悪い」という意識もあると思います。
(そう考えると教育関係者って、ちょっと特殊かもしれません)
■ 行動しないための言い訳?
先の「○○だからできたんだよ」というのは、厳しい言い方をすれば、
「行動しないための言い訳」 を一所懸命探しているということです。
では、自分自身を考えてみると・・・
先の教育関係者のように、これをお互い言い合うことはないにしても、
1人になると、ついこう考えてしまっていることがないでしょうか?
たとえば、ビジネス系で典型的なのが 「うちの業界は特殊だから・・」
と、考えてしまうことです。
勉強熱心で、他社(または他者)の成功事例を聞いたりして、
「ためになった」「面白い取り組みだ」なんて言っていたはずなのに・・・、
「でも、うちの業界は特殊だから」と言って、結局何も変えようとしない
社長さんが結構多い、なんて話を聞くことがあります。
これも一種の「言い訳」です。少し理屈っぽい話をすれば・・・そもそも
「特殊」じゃない業界なんてどこにも存在しませんし、「ベンチマーキング」
の対象を異業種の成功事例に求めることは、すでに当たり前のことに
なっています。だから「特殊」という言い訳には本当は意味がありません。
※ ベンチマーキングとは、他社事例と自社を比較して、自社の改善
すべきポイントを見つけ出す手法のことです。
少し頭をひねれば、異業種の成功事例だって宝の山になり得るのに・・・
「特殊」を理由に、それ以上考えることを拒否している感じでしょうか。
また、個人のスキル的なものでは、「自分に合ったやり方を探します」
という言い訳もあります。
私の時間管理に対してもそうなのですが、「この発想はありませんでした」
「目から鱗です」といった感想を述べる人には、2つのタイプがあります。
「早速やってみる」人と、
「これを参考に、自分に合ったやり方を探します」という人です。
「自分に合ったやり方を探す」というのが、実際に実践した上で、
自分に合うように変えることを指しているのならいいのですが、
そうではなく、「自分に合うやり方を探す」ことが目的になってしまって
いるんじゃないか・・・と思える人がいるのも事実です。
そんなことよりも、まずやってみればいいのに・・・と思ってしまいます。
これと、先の「うちの業界は特殊だから・・・」は似ている気がします。
どちらも、「自分に(自分の業界に)ベストマッチするノウハウ」がいつか
見つかるという前提で、情報収集を重ねているのではないでしょうか。
でも、そんなのはいわゆる「自分探し」と同じで、「情報」を追っかけて
いるうちは見つからないもの。失敗してもいいから何か行動していく
中で初めて見つかるものではないでしょうか?
※ おっと・・・私が「自分探し」という言葉を嫌っていることがバレました (汗)
「自分を探す」という感覚・欲求は私も分かるのですが・・・。
私がこれまでに得た教訓は、「探す」といっても、「考える」ことや
「情報を集める」ことだけではダメで、「行動していくことでしか、
自分は見つからない」 ということでした。
もちろん、何でも「行動に移す」ことには、それなりのハードルがつきものです。
見聞きしたことをすべて実行できるわけでもありません。しかし、考えた上で
「今はやらない」と決断するのと、「うちに(自分に)合わない」と否定するのは
違います。
何でも「合わない」と決めつける前に、もう少し考えてみよう
できれば、少し試してみよう
というのは、私も自分に対して意識していることでした。
偉そうに書いてますが、自分自身にもそういう傾向があるということです (笑)
今日の記事作成時間は57分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:58│Comments(0)│TrackBack(0)
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