2008年10月26日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「サービス残業」の是正指導、件数・金額とも過去最多 (の続き:グラフあり)


こんにちは。水口です。
昨日の「サービス残業」の話、少し補足をしておきます。


■ サービス残業の是正指導、件数、金額ともに過去最多

昨日は、「サービス残業の是正指導、件数、金額ともに過去最多」という
ニュースを紹介しましたが、その元になっているデータは、こちら↓の
ページにあります。

(厚労省のサイトです↓)
厚生労働省:監督指導による賃金不払残業の是正結果
‐平成19年度は約272億円‐



この元データから、調査期間が1年単位になってから(2003年度から)の
部分を使い、グラフにするとこうなります。

グラフ1(企業数)

これ↑は企業数を表しています。毎年伸びているのが分かります。


グラフ3(是正支払額)

こちら↑は全体の支払額。昨年度(2007年度)が、なぜか大きく
上がっています。

※ 昨日も書いたように、1企業当たりの最高支払額(ワースト記録)も
   2006年度より上がっています。(最高支払額は 30億2,279万円)


対象となった人の数が↓こうです。

グラフ2(労働者数)

こちら↑は対象となった労働者数(全体)です。

対象者数が特に増えたというわけではない・・・のに、金額が増えている
ということは、↓1人あたりの額が大きくなっているということです。

グラフ4(1労働者あたり)

こちら↑は労働者1人あたりの支払額。昨年度は高いですね。
これがちょっと意外でした。

1人あたりの額は下がる傾向 (無茶をする・させる企業が減る傾向)にある
と思っていたのですが・・・そうでもないようです。ちょっと気になりますね・・。


■ 今後はどうなる?

このサービス残業の是正指導ですが、今後も指導を受ける企業数は
増えていくと思います。

もちろん、こういう状況を改善しようとしている企業も多いわけですが、
現状は、どちらかというと是正指導が(実態に)追いついていない状況
ですから、当面是正指導の数が減ることはないでしょう。


実態として、本当にサービス残業が減っていくにつれて、数年後、あるいは、
十数年先には、是正指導の数も減っていくはずですが・・・ どうなりますか。



「無駄な残業」を減らすためには、ぜひこちらもご参照ください↓
 3つの「ムダ残」を無くそう!
: No!「ムダ残」シートがダウンロードできます



今日の記事作成時間は57分でした(主にグラフ作成に)。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(1)

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「ワーク・ライフ・バランス」の認知度アップを感じた日【時間管理術研究所 □□ 仕事と生き方、幸せの研究所 □□】at 2009年04月08日 20:42
 

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