2008年11月20日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

時間管理を始めたい人へ−4 : 時間管理で「最低限必要なこと」(1)


こんにちは。水口です。

一昨日の続きに戻りまして、「時間管理を始めたい人へ」 の続きです。
今日は、「時間管理で最低限必要なこと」についての話です。


■ 「時間管理に無くても構わないもの」の例

「時間管理」「タイムマネジメント」という言葉は、一般的にもちょくちょく耳に
するようになってきたとはいえ・・・具体的に何をやるのか、というイメージは
人それぞれではないでしょうか。

たとえば、

  「15分刻みのタイムスケジュールを作り、それを実行する」

というやり方は、何人かの人(時間本の著者)が推奨していますし、こういう
のが時間管理だと思っている人もいると思います。

確かに、これも一つの時間管理・・・というか、「時間」にそって「管理」するという
意味では、最も「時間管理」らしい時間管理だと言えるかもしれません。


しかし、私はこのやり方(細かいタイムスケジュールを立てる)ことは、やらなく
ても、全く問題無いと考えています。逆に、普通に会社勤めをしている人には、
この方法は、なかなか合わないはずです。

このやり方のことを、ここでは仮に「精密タイムスケジュール式」と呼ぶことに
するとして・・・この精密タイムスケジュール式を推奨しないのは、2つの問題点
があるからです。

1つは、

  そもそも、タイムスケジュールを立てるのに手間がかかる

という点です。当たり前ですが・・・、継続するには難しさがあります。

たとえば、「この仕事、いつやろうか・・・?」と考えるとき、細かいスケジュール
に組み込むためには、考える時間が必要です。そのせいで、「後で考えよう」と
なってしまっては、なかなか継続できません。

継続できる人がやるのならいいのですが、時間管理を指導してきた経験上、
これが継続できる人は、ごく少ないと感じています。


もう1つの理由は、むしろこちらの方が問題なのですが・・・、

  タイムスケジュール通りにいかない場合、さらに手間がかかる

ことです。

普通に会社勤めをしていると、予定通りにならないことなんて、日常茶飯事
ではないでしょうか(私の経験ではそうでした)。

突発のトラブルがあったり、頼まれごとや相談事があったりと、予定通りに
仕事を進められないことは珍しくない・・・そんなときに細かいスケジュールは
計画の立て直しがとても面倒に感じます。(こういうときは忙しいわけですから
なおさらです)。

そうなると・・・やはり継続していくことが難しくなってしまいます。

※ だからといって「計画を立てても無駄」「計画なんて必要ない」と考えて
   しまうのは行き過ぎで、変更しやすい(柔軟に対応できる)計画の立て方
   を使うべきだということです。


基本的に1人で仕事をしている人で、あまり突発の用事が入らない人なら
(そして本人が続けられるなら)「精密タイムスケジュール」でも構わないとは
思うのですが、そういう仕事はあまり一般的ではありません。


■ では、必要なものは?

「精密なタイムスケジュール」は必要ない代わりに、どうしても必要なことが
2つあります。その1つが、


  仕事のタイミング(実行日)をコントロールすること


です。これは、「仕事をスタートするタイミング」ということです。

※ 一連の仕事について、このタイミングを考えることは、
   いわゆる「段取り」でもあります。



時間管理ができていない典型的な例の1つに、

  期限まぎわにバタバタする

という状況があります。私自身、昔はとんでもない「バタ男」だったのですが、
そういう状況は、仕事の「期限」は意識しているのに、仕事をスタートする
タイミングをよく考えていない(考えたとしても実行していない)ために起こり
ます。


「バタ男」にならないために必要なことの1つが、この仕事のタイミングです。
私がよく言う、 「いつまで」よりも「いつから」というのも、同じことを指します。

「いつまで(期限)」を気にすることは大事ですが、それだけだと、「期限まぎわ
のバタバタ」はなかなか直りません。重要なのは「いつから(スタート・実行日)」
を考えることであり、そのタイミングで実際にスタートすることです。


というわけで、「時間管理で最低限必要なこと」の1つは、

  仕事のタイミングをコントロールする

ことでした。


そして、この「タイミング」は「15分刻み」のように細かくなくて構いません。
その代わり・・・もう1つの「最低限必要なこと」があります。

では、その話はまた明日に・・・



今日の記事作成時間は45分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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