2008年12月06日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「帰らない」のと「帰れない」のは、大違い?


こんにちは。水口です。

同じ残業でも、「帰らない」のと「帰れない」のでは、
全然違う・・・と思いませんか?


■ 先輩への「失言」

今週の『L25』に、

 『先輩を一瞬で凍らせる ”うっかり失言”ワード集』

という特集がありました。

※ 『L25』というのは、東京圏の駅などに設置されている 女性向け
   フリーマガジンです
   (なぜかオジサンの私も、ときどきチェックしていますが・・・(笑) )


この特集には、読者の「失言」例がいろいろ載っていて、その中にこういうのが
ありました。 (『』内は引用です)
 

『帰ろうと思ったら、連日残業をしている先輩の姿が。すこいなーと思って、
 「帰らないんですか? がんばってますネ」と労いのつもりで挨拶したら、
 にらまれた。なんか悪いこと言った!?』
 (労い=「ねぎらい」です)


これ・・・わかりますね。先輩の方の気持ちが。

ちなみに同記事では、『がんばる』という言葉が、目上が目下を評価する言葉
だから良くない、という意味の解説が載っていましたが・・・、
私はこの先輩が反応したのはそこではないような気がします。

もちろん、受け取り方は人それぞれですが、この場合、『がんばってますね』よりも、
『帰らないんですか?』に反応する人が多いのではないでしょうか?


この先輩は、
 
  『帰らないんですか?』

と言われて、

  「帰らない」んじゃなくて、「帰れない」んだよ!

と思っていたのではないかと・・・思います。

この「帰らない」と「帰れない」の間には、大きな差があるわけです。


かくいう私も、遅くまで残業していた頃は、この言葉をよく使っていました。
「まだ帰らないんですか?」と聞かれると、

  いや、「帰らない」んじゃなくて、「帰れない」んです。

と、ちょっと自虐的なジョークで返していたことがよくありました。
(さすがに、直属の上司には角が立つので言えませんが)

これ、半分はジョークですが、半分は本気です。「帰れない」というのは、
それだけ「忙しい」ということでもあり、「自分がやらなきゃ仕方ない」という
自負心の表れでもあります。


しかし、今思えば・・・ですが、本当に「帰れない」のかというと、
ちょっと疑問もあります。


■ 本当に「帰れない」のか?

たとえば私の場合、「仕事を期限に間に合わせるために」残業する。あるいは、
突発的なトラブル等の「降ってきた仕事」のために残業する。といった状況で
「帰れない」と感じることがよくあったわけですが・・・、そうなる原因の一部は、
自分にもあるわけです。

「まだ大丈夫だろう・・・」と思いながら、仕事に手をつけるのが遅れたり、元々
余裕の無いスケジュールになりすぎていたため、突発のトラブルに対応しきれなく
なってしまったり・・・等々。「帰れない」原因の一部は自分にもあるわけです。

「帰れない」という状況を生んでいる直接的な原因の中には、降ってわいたもの、
自分ではコントロールできないものもあるわけですが、逆に、自分の計画の甘さ
が、間接的な原因にもなっています。

つまり、「帰れない」という状況には、間接的には自分でコントロールできる部分
もあるわけです。


ということは・・・、

  「帰らない」んじゃなくて、「帰れない」というのは、
  自分の思い込みもある

ということです。


■ 「帰れない」という思い込みを外して考えてみては?

ここからは、考え方や気の持ち方も含めた話になりますが・・・、

人には、

  「帰れない」状況に追い込まれてこそ、がんばれる

という心理もあると思います。しかし、それと同時に、

  「帰れない」状況=「自分がコントロールできないことに振り回されている」
  ことに、ストレスを感じてしまう

という心理もあります。


同じ残業でも、「仕方ないからやる」のと、自分の意志でやるのでは、感じ方は
違います。「仕方ないからやる」のは、一時的なカンフル剤的にはいいとしても、
長期間続くと、精神的にも疲れ果ててしまいます。

思い当たる方は、「帰れない」状況を、「帰らない(自分の意志による残業)」に
変えていくことにトライしてみてはいかがでしょうか。

そのためには、当然時間管理を含めた仕事の計画が重要になってくるのですが、
その前段階として必要なことは、


  「帰れない」と感じている状況にも、自分でコントロールできる部分は
  必ずある

つまり、

  「帰れない」というのは
(すべてではないにせよ)自分のの思い込みである

と自覚することではないでしょうか。


私自身、「帰れない」とよく言っていた時期があるわけで、その時期を思うと、
まさに耳の痛い話なわけですが・・・(汗)。実感として、このことをもっと早く
自覚すれば(そして時間管理を早く身につければ)よかったと思っています。



今日の記事作成時間は57分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55 │Comments(0)TrackBack(1)

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