2008年12月13日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「追い込まれないと力が発揮できないクセ」を変えるために


こんにちは。水口です。
今日は、昨日の話の続きです。


■ 「将来のために」行動するのは難しい

「将来のために、今行動すること」は、誰もが必要だと感じながら、なかなか
実行していくのは難しいことでもあります。

ビジネスパーソンなら「将来のために勉強する」必要性を感じている人は多い
反面、なかなか行動に結びつかなくて・・・という人も多いと思います。

経営者や管理職なら、事業計画や新製品・新サービスの開発の必要性を
感じながら、つい目の前の仕事に追われてしまう・・・となりがちです。

これには色々な原因があるのですが、その1つが、

  追い込まれないと、なかなか力が発揮できない

ことにあるわけです。

  将来のための行動(目先のプレッシャーが無い仕事や勉強)よりも、
  追い込まれて行う行動(プレッシャーを感じる仕事)の方に充実感を
  感じてしまう

そんな困った「思考のクセ」がついている。と言ってもいいと思います。


■ 「目標を立てる」だけでは不充分?

こういた傾向を変えていくために、よく言われることが、

  目標を立てる

ことです。


  目標を達成したところをイメージする

ことが大事だとも、よく言われます。


確かに、これは効果がありそうな気がするのですが・・・、
私はサラリーマン時代に「目標を立てるぞ!」と思い立って、実際に
立ててみて・・・でも、やっぱりうまくはいかなかったことがありました。


その理由の1つが目標設定のまずさです。

  ついつい調子に乗って、非現実的な目標を立ててしまったり、
  (=自分でもできるとは思っていない)、

  あるいは、何となく立ててしまった目標であったり、
  (=本気でやりたいとは思ってない。本当は必要性を感じてない)

  目標があいまいなものであったり、
  (=「こうなりたい」という願望はあっても、「何をするか」が明確でない)

といった目標を設定してしまうと、達成できなくても当たり前・・・ですね。



そして、足かせになるものがもう1つあります。

それは、心理学用語で言えば「自己効力感」の無さ。もっと平たい
言葉で言えば「自信」の無さです。


たとえば、毎日の仕事の中で、期限に追われてバタバタしてばかりだったり、
「やる」と決めたはずのことが結局実行できなかったり・・・ということが続く
日々の中では、目標を立てても、それを実行できる自信は持てません。

「小さい目標(=日々の仕事)」がうまくいかないのに、「大きい目標」を達成
できると(心の底から)信じることは・・・普通はできないものです。

こういうと、ちょっと大げさかもしれませんが・・・、

普段から、「自分は計画したことが達成できない人間なんだ」と痛感させら
れることが多い中で、大きな目標を実行できる自信なんて持てなくて当然。
ということです。


こういう自分を変えていくには(その「目標」とは直接関係無い場合も)、
日々の仕事を計画的に進めていくことが必要だと感じています。
(それには、時間管理を行うのが最も効果的だと思います。)

それによって、「(小さな)目標を達成できる自分」というイメージが、自分自身
の中で出来上がっていくような感じです。このイメージ(自信)がないと、遠い
目標に向けて努力し続けることは、とても困難なことだと感じます。

実際、私の場合も、「目標」だけを考えていた時点では、何も動きだすことが
なかった(行動を起こせなかった)のですが、逆に、目標はいったん置いて
おいて、日々の仕事の時間管理を行うようになってから、目標に向けて行動
できるようになってきたという実感があります。


■ 「目標」と「自信」は両輪の関係?

将来のために(プレッシャーが無い仕事を)続けていくためには、この2つ
(目標と自信)の両方が必要だというのが、私の実感です。
基本的にどちらか片方だけでは難しいと思います。

※ ただし、例外として・・・
   「それをやること自体が楽しくて、やらずにはいられない」という状況
   であれば、この2つが無くても「ついついやってしまう」ということは
   あり得ます。なかなかそういうケースは少ないとは思いますが。

そして、この2つのどちらを優先すべきかというと・・・、
日々の「小さな目標」を達成できる自分を作っていくこと、つまり、土台を
固めることが先だと思います。(それによって「目標が見えてくる」という
相乗効果もあると感じます)


世の中にある情報は、どうも「目標」の方に片寄りがちですが、目標を
達成する自信に満ちている人ならともかく・・・、それ以外の多くの人には、
この両輪は共に欠かせないもののように感じますので、この話を書いて
みました。


この話については、こちらの本↓(もうすぐ発売)も参考にしてみてください。

仕事に追われない超時間術仕事に追われない超時間術
著者:水口 和彦
販売元:中経出版
発売日:2008-12-19
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今日の記事作成時間は60分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55 │Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
久しぶりです〜
また新刊が出るんですね!

プロジェクトの後半で一気に会社に泊まりこみとか
そういうことを減らしたいなぁ、と思ってます(^^;
Posted by Daisuke at 2008年12月15日 11:33
水口です。
Daisukeさんこんばんは。お久しぶりです!

今回は、ちょっと違ったタイプの時間本に仕上げっておりますので、
ぜひぜひ、お読みになってみてください。

今後ともよろしくお願い致します。
Posted by 水口和彦 at 2008年12月16日 23:36
 

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