「パソコン上での仕事管理に伴うハードル」を下げるために
こんにちは。水口です。
昨日はクリスマスイブでしたが、講演のお仕事をしてきました。
というのは、ある大学で職員の方向けに講演をしてきたんです。
学生さんが冬休みに入り、職員さんは仕事納めの前なので
この時期がちょうどいいというわけですね。
■ 仕事を共有するために
その講演内容は、(個人としての)時間管理のやり方と、(組織として)残業を
減らしていくためには? というところを中心に行ってきました。
その講演後に頂いたご質問に、
部署内で、仕事のシェア(共有)を目的にパソコン上で
部署の仕事を管理しているが、なかなか活用が進まない
(インプットしてもらえない)。何か対策がないだろうか?
という主旨のご質問がありました。
こういった、仕事を共有する取り組みをされているという話は、時々聞きますが、
なかなかすんなりうまくいくケースは少ないように思います。
■ パソコン上での仕事管理に伴うハードル
時間管理でもそうですが、普段「頭の中」で行っていることを、書き出して管理
していくことには、まず「書く」こと、「見る」ことを習慣化するというハードルを
越えなければいけません。
そもそも、頭の中だけで考えていたことを、書き出して整理するようにすると、
いろいろなメリットがあります。
・ 忘れないで済む
(「忘れても大丈夫」という安心感もある)
・ 書き出して考える方が、よりうまい段取りが思いつきやすい
(頭の中で「暗算」的に考えるよりも、書き出して「筆算」的に考える
方が、より効率的に良い解を導くことができる)
・ 全体の仕事量がつかみやすい
(だから「仕事があふれる」ことに事前に気がつく)
・ 次に何をやればいいか、迷わない
(ダラダラ時間が過ぎてしまうことが無くなる)
・ これからどんな仕事をやればいいかが自覚できる
(「心の準備」が出来る。仕事に振り回される感じがなくなる)
・ どれだけの仕事をやれたのか、結果が見える
(達成感を感じることができる)
・・・・等々。
書き出して整理していくことには、これらの、そして他にも様々なメリットが
あります。
とはいえ、今までの習慣を変えること、新しい習慣を根付かせることには、
多少のハードルは伴いますし、もし、そのハードルを越えられないと、従来の
やり方に逆戻りになってしまいます。
たとえば、私はどちらかというと「手帳」という紙での管理の方をおすすめして
いますが、その理由の1つに、手帳の方がこの「ハードル」を越えやすい、という
点があります。
逆に、パソコンでの管理は、手軽に見える反面、ややハードルが上がります。
現場に出ることや、外回りが多い人はもちろんそうですし、そうでない場合も、
(デスクワーク主体の人も)、パソコンでの管理は、やや難しくなります。
※ 手帳はデスクの上に開いて置いておけば「嫌でも目に入る」のですが、
パソコン(のスケジュール管理ソフトなど)は、他の仕事をしていると、
目に入らなくなってしまうので、ついつい後回しにしやすくなってしまう。
(入力も少し面倒になるし・・・)、というのがその理由の1つです。
■ パソコンでの管理に伴うハードルを下げる
というように、個人的なスケジュール管理・タスク管理でも、共有する仕事の
管理でも、パソコンでの管理は、ややハードルが高いものです。
このハードルを下げるためには、単純なことですが・・・、
すべてをパソコンの画面の中で完結させようとしない
ことがポイントになります。つまり、
プリントアウトを活用する
ことです。
時間管理以外の領域でもそうですが、
パソコンでの管理に変える → ペーパーレス化・効率化
というのは1つの理想型です。実際に、事務処理の中には、すんなりペーパー
レス化に移行できるものも少なくありません。
しかし、ペーパーレス化することで不便を感じ、その結果、習慣的に行うことが
できなくなってしまうようでは、本末転倒になってしまいます。そうならないため
には、紙の方が便利な状況では、紙を使うことも考えてみてください。
スケジュールや、仕事の予定などをパソコンで管理している場合、
普段はプリントアウトしたものを手元に持っておく
(「今週」だけでなく、少し先の分まで持っておく)
↓
新しい予定はそのプリントアウトに書き足していく
↓
書いたものをパソコンにインプットする
というサイクルで回していくようにすると、すべてをパソコン内で管理するより
も運用しやすくなります。
特に、仕事の打ち合わせ中などに、このプリントアウトを持っておくと、すぐに
見られる・書き込めるようになりますから便利ですし、話が早くなります。
「後でパソコンで確認してから、スケジュールを決めましょう」と、やっていた
のでは、時間も手間もかかってしまいます・・・。
※ ただし、紙からパソコンへのインプットを忘れないように、という点だけ
は気をつける必要があります。特にスケジュール共有していて、自分の
スケジュールに会議などを「入れられてしまう」可能性のある方は、
マメに更新していく方が安全です。
このプリントアウトする方法は、個人のスケジュールについては、すでに実行
されている人も結構多いのではないかと思います。
(まだの方は、ぜひ一度お試しを)
グループとしての仕事についても、同じようにしてみると、運用しやすくなる
場合がありますので、試してみてはいかがでしょうか?
今日の記事作成時間は46分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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