2008年12月25日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「パソコン上での仕事管理に伴うハードル」を下げるために


こんにちは。水口です。
昨日はクリスマスイブでしたが、講演のお仕事をしてきました。

というのは、ある大学で職員の方向けに講演をしてきたんです。
学生さんが冬休みに入り、職員さんは仕事納めの前なので
この時期がちょうどいいというわけですね。


■ 仕事を共有するために

その講演内容は、(個人としての)時間管理のやり方と、(組織として)残業を
減らしていくためには? というところを中心に行ってきました。

その講演後に頂いたご質問に、

  部署内で、仕事のシェア(共有)を目的にパソコン上で
  部署の仕事を管理しているが、なかなか活用が進まない
  (インプットしてもらえない)。何か対策がないだろうか?

という主旨のご質問がありました。

こういった、仕事を共有する取り組みをされているという話は、時々聞きますが、
なかなかすんなりうまくいくケースは少ないように思います。


■ パソコン上での仕事管理に伴うハードル

時間管理でもそうですが、普段「頭の中」で行っていることを、書き出して管理
していくことには、まず「書く」こと、「見る」ことを習慣化するというハードルを
越えなければいけません。


そもそも、頭の中だけで考えていたことを、書き出して整理するようにすると、
いろいろなメリットがあります。

  ・ 忘れないで済む
    (「忘れても大丈夫」という安心感もある)

  ・ 書き出して考える方が、よりうまい段取りが思いつきやすい
    (頭の中で「暗算」的に考えるよりも、書き出して「筆算」的に考える
     方が、より効率的に良い解を導くことができる)

  ・ 全体の仕事量がつかみやすい
    (だから「仕事があふれる」ことに事前に気がつく)

  ・ 次に何をやればいいか、迷わない
    (ダラダラ時間が過ぎてしまうことが無くなる)

  ・ これからどんな仕事をやればいいかが自覚できる
    (「心の準備」が出来る。仕事に振り回される感じがなくなる)

  ・ どれだけの仕事をやれたのか、結果が見える
    (達成感を感じることができる)

  ・・・・等々。

書き出して整理していくことには、これらの、そして他にも様々なメリットが
あります。



とはいえ、今までの習慣を変えること、新しい習慣を根付かせることには、
多少のハードルは伴いますし、もし、そのハードルを越えられないと、従来の
やり方に逆戻りになってしまいます。

たとえば、私はどちらかというと「手帳」という紙での管理の方をおすすめして
いますが、その理由の1つに、手帳の方がこの「ハードル」を越えやすい、という
点があります。


逆に、パソコンでの管理は、手軽に見える反面、ややハードルが上がります。

現場に出ることや、外回りが多い人はもちろんそうですし、そうでない場合も、
(デスクワーク主体の人も)、パソコンでの管理は、やや難しくなります。

※ 手帳はデスクの上に開いて置いておけば「嫌でも目に入る」のですが、
   パソコン(のスケジュール管理ソフトなど)は、他の仕事をしていると、
   目に入らなくなってしまうので、ついつい後回しにしやすくなってしまう。
   (入力も少し面倒になるし・・・)、というのがその理由の1つです。


■ パソコンでの管理に伴うハードルを下げる

というように、個人的なスケジュール管理・タスク管理でも、共有する仕事の
管理でも、パソコンでの管理は、ややハードルが高いものです。

このハードルを下げるためには、単純なことですが・・・、

  すべてをパソコンの画面の中で完結させようとしない

ことがポイントになります。つまり、

  プリントアウトを活用する

ことです。


時間管理以外の領域でもそうですが、

  パソコンでの管理に変える → ペーパーレス化・効率化

というのは1つの理想型です。実際に、事務処理の中には、すんなりペーパー
レス化に移行できるものも少なくありません。

しかし、ペーパーレス化することで不便を感じ、その結果、習慣的に行うことが
できなくなってしまうようでは、本末転倒になってしまいます。そうならないため
には、紙の方が便利な状況では、紙を使うことも考えてみてください。


スケジュールや、仕事の予定などをパソコンで管理している場合、

  普段はプリントアウトしたものを手元に持っておく
  (「今週」だけでなく、少し先の分まで持っておく)
               ↓
  新しい予定はそのプリントアウトに書き足していく
               ↓
  書いたものをパソコンにインプットする

というサイクルで回していくようにすると、すべてをパソコン内で管理するより
も運用しやすくなります。

特に、仕事の打ち合わせ中などに、このプリントアウトを持っておくと、すぐに
見られる・書き込めるようになりますから便利ですし、話が早くなります。

「後でパソコンで確認してから、スケジュールを決めましょう」と、やっていた
のでは、時間も手間もかかってしまいます・・・。

※ ただし、紙からパソコンへのインプットを忘れないように、という点だけ
   は気をつける必要があります。特にスケジュール共有していて、自分の
   スケジュールに会議などを「入れられてしまう」可能性のある方は、
   マメに更新していく方が安全です。



このプリントアウトする方法は、個人のスケジュールについては、すでに実行
されている人も結構多いのではないかと思います。
(まだの方は、ぜひ一度お試しを)

グループとしての仕事についても、同じようにしてみると、運用しやすくなる
場合がありますので、試してみてはいかがでしょうか?



今日の記事作成時間は46分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55 │Comments(0)TrackBack(0)

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