2009年01月09日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「正社員も安泰ではない時代」 の防衛策は?


こんにちは。水口です。

こんなニュース↓ がありました。

雇用環境はさらに悪化? 4社に1社が“従業員減らし”
(Business Media 誠) - Yahoo!ニュース

『』内は引用です)
 
『 2008年末までに「正社員」「非正社員」のどちらか、または「両方」を削減
した企業は1万731社中1649社(構成比15.4%)に達していることが、帝国
データバンクの調査で分かった。また2009年以降、削減を検討している企業
を見ると、同2399社(22.4%)と、さらに増加傾向にあるようだ。

 この結果、景気後退を要因として従業員を削減した(検討している)企業は計
2890社(26.9%)と、4社に1社は雇用調整を行う見込み。帝国データバンク
では「雇用環境の悪化が深刻さを増していくのは避けられない」としている。』

                                 (上記サイトより引用)

4社に1社が雇用調整を行った、または検討している、というのは、ショッキングな
数字ですね。


■ 正社員も安泰ではない?

こちらに↓もう少しくわしい数字が載っています。

Business Media 誠:
雇用環境はさらに悪化? 4社に1社が“従業員減らし”


正社員、非正社員の削減を行ったか、または予定しているかという質問に対し、
 
『2008年末までに   削減を行った
                (予定がある)
―――――――――――――――――――――――――――
  正社員        8.4 %
  非正社員      11.2 %
―――――――――――――――――――――――――――』


となっていて、2009年以降については、
 
『2009年以降      削減を検討する
                (予定がある)
―――――――――――――――――――――――――――
  正社員        14.7 %
  非正社員      16.9 %
―――――――――――――――――――――――――――  』

                              (上記サイトより引用)
という数字です。


比率として多いと見るべきか、少ないと見るべきか・・・、

2009年に「検討する」という回答は、案外少ないようにも思いましたが、
実態として「これ以上減らせない(だから検討しない)」という企業もある
はずで、この数字の見た目以上に厳しい状況なのかもしれません。


さて、上記の数字(2009年の方)ですが、

  正社員 14.7 %   非正社員 16.9 %

と、正社員と非正社員の差があまりありません。

ニュースなどでは「派遣切り」ばかりが話題になりますが、正社員も決して
安泰ではないのかもしれません。


ここでの「削減」の中身は色々あると思いますが、おそらく、「採用の縮小」と
「(年齢が高い層向けの)早期退職制度」が中心ではないでしょうか。
(一部、「(年齢を問わない)希望退職制度」を行う企業もあると思います)

これらは、従来から日本の企業で行われてきた雇用調整のやり方です。

現在の環境では、これ以外のやり方はなかなか馴染まないので、急に変わる
ことはないでしょうけど、今後はジワジワと変化していくのかもしれません。


■ 日本の雇用は「職能給」から「職務給」へ?

昨日、日本の企業は「終身雇用」前提の「職能給」が一般的だという話を
しましたが、この仕組みのベースには、

  企業規模に見合った人員を雇用する(採用する)

  → あとは、仕事の内容に応じて、人を教育したり、
     配置転換(異動)させたりして全体を調整していく

という考え方があるわけです。
(人を集めてから、社内でやりくりする仕組み)


逆に、欧米に多い(すべてではないですが)、
「職務給」があり、人材流動性が高い雇用環境では、

  仕事の内容に応じて、組織を組み立てる

  → 必要な技量を持った人を雇用する
     (必要なくなれば解雇することも)

という仕組みとして機能しているわけです。
(仕事の構造が先で、そこに人を当てはめていく仕組み)

※ 「職務給」という「相場」がはっきりしているからこそ、
   「人材流動性」を高くしやすいわけです。


私は、日本の雇用環境は、今後欧米型に近いものに変わっていくだろうとは
考えています(短期的な視点では、そちらの方が合理的な面が多いため)。
とはいえ、それには20〜30年以上の長い時間がかかると見ていました。 

そう考えていたのですが・・・、上記の調査の数字を見ると、この変化はもっと
早いものになる、という気もしてきます。


■ ビジネスパーソンはどうすればいい?

そんな状況で、ビジネスパーソンに求められるものは何か?
私は、使い古された言葉ですが・・・、


  「自立したビジネスパーソン」になること

に尽きると思います。

会社を辞める、辞めないは別ですし、もし、辞めずに勤め上げるとしても、
独立することも含めた、広い視野を持つことが大事ではないかと思います。


私の場合・・・、
独立したくて、自分の意志で退職したわけですが、「独立」というものを少し意識
し始めたころから、実際に独立するまでの間には、約5年の期間がありました。
(最初は、単にビジネス関係の本を読む量が増えただけで、具体的なプランを考
 え始めたのは最後の2年くらいです)。

これは具体的な「独立準備」だけでなく、気持ちや意識を切り替えていくために
も必要な期間だったと思います。


↑何を言いたいかというと・・・、準備は早い方がいいということです。

独立とかするつもりはなくても、ビジネス関係の本を意識して読んでみたりする
ことから始めてみると、少しずつ意識が変わってくると思います。
(そういう意識は、独立しなくても役に立つものですし)


また、そういう流れを作るためには↓こちらも参考にしてみてください。

まず「仕事に追われなくなる」→次に「自分のスキルアップ」という流れを作るため
の本になっていますので。ぜひ。


仕事に追われない超時間術仕事に追われない超時間術
著者:水口 和彦
販売元:中経出版
発売日:2008-12-19
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先の雇用の話では・・・

私個人としては、日本型の雇用の仕組みは、部門の枠を越えた人事異動
があったり、仕事の枠にはめられないところがあって、これには良いところ
があると考えています。(本人にやる気があればという前提ですが)

※ 別の言い方でば、「伸びる人は伸びる」仕組みともいえます。
   (「伸びたくない人」には、色々と面倒な仕組みかもしれませんけど)


今日の記事作成時間は52分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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