「自分にできる仕事」は、自分で思っている以上に広いもの。
こんにちは。水口です。
今週は時間管理のご質問関連で、書こうと思っていたことがあるのですが・・・
その前に、気になる記事が1つあったので、今日はその話です。
昨年末に、こんなことを書きました。
「環境が人を作る」「人が環境を作る」
: 2009年に向けて考えてみてほしいこと
これに関連した話です。
■ 「仕事を選びすぎ」に見えるのは、気のせい?
こんな記事がありました。
元派遣、再就職に“心の壁”…「接客苦手」職種にこだわりも
: 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
(『』内は引用です)
『 「派遣切り」や「雇い止め」に遭った人たちの再就職先が、なかなか決まらない。
年齢や資格が壁となっているだけでなく、慣れ親しんだ職種への「こだわり」や、
新しい職種への「とまどい」もあるようだ。3月までに職を失うと見込まれる派遣
社員や期間従業員らは約8万5000人。求職と求人のミスマッチ克服が課題と
なっている。』
とあります。その事例として、
『 「募集中の仕事はいっぱいあるんですが、今までやったことのない業種
ばかりで……」。昨年11月末、滋賀県の自動車工場の派遣契約を打ち
切られ、東京・日比谷の「年越し派遣村」から都内の施設に移った男性は、
仕事が決まらずにいる理由をそう語る。』
『 昨年8月末に大手自動車工場で「派遣切り」に遭い、派遣村で過ごして
きた男性(30)も、新たな仕事が見つかっていない。
9年間、愛知県や静岡県の自動車工場で働いてきたから、自動車関連の
仕事ばかり約30社に応募してきたが、雇ってくれるところはなかった。昨年
末、ホテルの住み込み清掃員に採用が決まりかけたが、「給料が安く、将来
につながらない」と断った。「自分は人見知り。営業や居酒屋の店員などは
難しい」と今も自動車関連の仕事を探し続けている。』
うーん・・・。どうなんでしょう。これは・・・
「今までやったことのない業種」には就職できない。
「人見知り」だから、営業や飲食業はできない。
こう言っていられるというのは、ある意味まだ余裕があるのでは? と
思ってしまいます。
もちろん、「自分が就きたい就職先を選びたい」という気持ちは誰にでもあり
ますし、分かります。しかし、厳しいことを言うようですが、「自動車関連にいた
から、自動車関係の仕事しかできない」ということはないはずです。
「人見知りだから・・」というのもどうなんでしょう。それを言い出せば、私だって
人見知りですし(←本当です)、昔は人前で講演することなんて、想像すらでき
ませんでした。それでも、現在は講演の仕事もちゃんとやりますし、受講して
頂いた人や会社からは、好評を頂いています。
(もっとうまくなりたいとは思いますが)
ちょっと、熱くなってしまいましたが・・・(汗)
何を言いたいかというと、
「自分にできる仕事」をあまり狭く考えない方がいい
ということが言いたいわけです。
生活が窮乏しそうなときはもちろんですが、そうでなくても、「これやってみたい」
とか「誰かがこれをやらなきゃいけない」と思うことがあれば、未経験のことにも
挑戦すればいいんじゃないでしょうか。
「でも年齢が・・・」と言う人もいるかもしれませんが、私は年齢は関係ないと思い
ます。私自身、30代後半に会社を辞めて、まったく未経験の業界・職業に飛び
込んだわけですが、熱意を持って取り組めば何とかなるものです。
※ 私のように独立するのはリスクもありますから、誰にでも勧められるわけ
ではありません。でも、会社に就職するのならリスクは小さいです。あまり
狭く考えずにやってみたらいいじゃないか、と思うのですが・・・。
■ 「副業」で自分の幅を広げる?
とはいえ、20代の頃の私に聞いたとしたら、やはり「未経験の仕事は嫌だ」と
言っていたかもしれません。やはり、慣れた仕事、得意な仕事の方がいいと思う
のは、自然なことではあります。
私の場合、そういう「変なこだわり」的なものが無くなったのは、会社勤めをしな
がら、ダイビングのインストラクターをやっていた経験が影響していると思います。
「人見知りする」人間がインストラクターを目指すというのは、我ながら変だと
思いますが、仕事としてやるからには責任感は感じますし、必死になってやる
わけです。
そうやっていると、最初は「できない」と思っていたことが、できるようになって
きたりするものです。(ちなみに30手前〜30代前半の時期の話です)
(すでにそういう経験をされている方には「釈迦に説法」ですが・・・。すみません)
さて、年末にこのブログで、「環境が人を作る」「人が環境を作る」 という話をしまし
たが、これも「環境が人を作る」例かもしれません。本業以外の活動の中で、
自分の可能性を探ったり、「できない」と思っていたことができるようになったり
するわけです。
そういう「環境を変える」という意味で、「サラリーマンの副業」には「お金を稼ぐ」
以外に、とても役に立つ面があると思います。そこで学ぶものが必ずありますし、
自分の仕事の幅が広がったり、新しいことに挑戦することに対する恐怖心が
少なくなったりします。
※ そもそも、私の場合、ダイビングインストラクターとして稼いでいた額は
大したものではありませんでした。海にはよく行きましたが、報酬は
(聞いたら多分びっくりするくらい)安かったからです。
でも、いま思えば、経験や人間関係の面で得るものが数多くありました。
■ 「本業と真逆の経験」で自分を鍛える・育てる
サラリーマンの「副業」というと、「アフィリエイト収入」や(←最近聞かないか?)、
「FXで云々」という話が多いような気がしますが、私のおすすめは、
本業とはまったく関係の無い仕事をやってみる
あるいは、
本業とは「真逆」の仕事をやってみる
(例) 本業で人とあまり接しない人は、人と接する副業を。(その逆もあり)
(例) 本業で頭を使う人は、体を使う副業を。(その逆もあり)
というものです。もちろん、その分野ではゼロからのスタートになることもあります
から、「効率よく稼ぐ」ために適しているとは言い難いです。しかし、他のことでは
得難い「経験」ができると思います。
同様に、会社の中でもチャンスがあれば、毛嫌いせずに未経験のことに挑戦して
みるのもいいと思います。
そういった経験が、後に自分を救ってくれることになる・・・かもしれませんよ。
今日の記事作成時間は60分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
こんにちは。
私も同じ記事を読んでいて、水口さんと同様な感想を持っていました。
住所を確保し、どうにか履歴書を受け取ってもらえる状態にまでこぎつけたとしても、生活がギリギリなのに自分で思い込んでいる「適正」にこだわって仕事を絞るという行動には違和感がありました。
今、仕事がある人も、本業とは異なる副業をいろいろ試してみれば、自分が意外にいろいろできるもんだということが理解できそうですね。
ただ、それを実行するには企業側の理解と、実際に副業するだけの時間の確保が不可欠ですが…。
本業で残業が多いと副業も困難になりそうです…。
私も同じ記事を読んでいて、水口さんと同様な感想を持っていました。
住所を確保し、どうにか履歴書を受け取ってもらえる状態にまでこぎつけたとしても、生活がギリギリなのに自分で思い込んでいる「適正」にこだわって仕事を絞るという行動には違和感がありました。
今、仕事がある人も、本業とは異なる副業をいろいろ試してみれば、自分が意外にいろいろできるもんだということが理解できそうですね。
ただ、それを実行するには企業側の理解と、実際に副業するだけの時間の確保が不可欠ですが…。
本業で残業が多いと副業も困難になりそうです…。
Posted by ☆shinchan☆ at 2009年01月13日 12:32
水口です。
shinchanさん、こんにちは。
こんな感じ↓かもしれません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「自分には無理」(自分で壁を作る)
−−−−−−−(第1の壁)−−−−−−−
「(きっと)やれるだろう」(意識・知識が変わる)
−−−−−−−(第2の壁)−−−−−−−
「やってみると、何とかなるもんだ」(経験を通じて実感する)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「第2の壁」を越えるのは、ちょっとした決断力と行動力。
「第1の壁」を越えるのは、何でしょうね?
人によっては、言葉で言っても伝わらないかもしれませんし・・・。
そういう意味では、必要に迫られて「第1の壁」を意識することもなく、
色々な経験をしてきた人は(大変だったでしょうけど)、ある意味ラッキーだったと
いう見方が出来るかもしれません。
shinchanさん、こんにちは。
こんな感じ↓かもしれません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「自分には無理」(自分で壁を作る)
−−−−−−−(第1の壁)−−−−−−−
「(きっと)やれるだろう」(意識・知識が変わる)
−−−−−−−(第2の壁)−−−−−−−
「やってみると、何とかなるもんだ」(経験を通じて実感する)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「第2の壁」を越えるのは、ちょっとした決断力と行動力。
「第1の壁」を越えるのは、何でしょうね?
人によっては、言葉で言っても伝わらないかもしれませんし・・・。
そういう意味では、必要に迫られて「第1の壁」を意識することもなく、
色々な経験をしてきた人は(大変だったでしょうけど)、ある意味ラッキーだったと
いう見方が出来るかもしれません。
Posted by 水口和彦 at 2009年01月14日 13:07
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