時間管理のポイント: 時間管理に挫折しないために
こんにちは。水口です。
今日も昨日に続いて、時間管理についての話です。
■ 時間管理に挫折するとしたら・・・?
土曜日に出張してタイムマネジメントの1日研修を行ってきました。
そのときにいくつかご質問を頂いたのですが、その1つに、
タイムマネジメントに挫折するとしたら、どんな原因が多いですか?
という主旨のご質問がありました。
この質問、「むむ・・・鋭い!」 と思ってしまいました。いい質問だと思います。
研修を受けたばかりの時点で「もし挫折するとしたら」という発想はなかなか
出てこないものです。
■ 挫折は「書くのを面倒くさがること」「見なくなること」から
私が昔試してみた時間管理の手法の中に、「毎朝その日の計画を立てる」と
いう手法がありました。こういった手法では、その朝の「計画タイム」に時間や
手間がかかってしまいます。
ですから、その計画タイムを面倒がってやらなくなってきたり・・・、あるいは
忙しい日に気が焦り、計画を立てずに仕事に取りかかってしまったりする・・・
そんなところから挫折が始まってきます。
そもそも、「今日やるべきタスクは・・・」と、自分の仕事をまとめて整理したり
考えたりする作業って、意外にしんどいものなんですね。
ですから、私はその都度(その仕事を「やる」と決めた時点で)、タスクを
計画に組み込む(実行日を決めてしまう)ことをおすすめしています。
ただし、このやり方でも挫折しないとは限りません。一番多いパターンは
おそらく、タスクやアポイントメントを計画に書き込むことを、面倒くさがって
やらなくなってしまうこと、また、書いた計画を見ないで仕事をし始めること、
この2つが挫折のきっかけになりやすいポイントだと思います。
逆に、「書く」「見る」ことをうまく徹底できれば、挫折の可能性はかなり低く
なります。ですから、
・ 仕事を頼まれた場合
(それを断る場合は別として)
・ 「○○をやる」と、自分で決めた場合
どちらの場合も、できるだけその場で「書く」ようにするのがポイントです。
また、
・ 仕事の区切りがいいところで
(1つのタスクが終わったところで)
・ できれば、それ以外のときも
(できるだけ「常に」に)
手帳(時間管理用のツール)を「見る」ようにすることもポイントです。
■ まず「見る習慣」を徹底
そして、実際にはこの「書く」と「見る」はつながっています。手帳を見ないのに、
マメに書くという人はあまりいません。ですから、まずは「見る」ことを徹底する
(マメに見るようにする)ことが重要です。
そして、面倒がらずに、決めたことはすぐに書くこと。書かずに覚えておこうと
しても後で思い出すのに苦労しますから、その場で書いてしまった方が楽です。
(また、「忘れてはいけない」というプレッシャーを感じずに済みます)
■ 「書く」習慣をつけるために
「書く」のが面倒だな・・・と感じるときには、あえてじっくり手帳に向き合って
みてください。見ているうちに、そして、1つ書き込むうちに、また書こうという
気持ちが戻ってきます。
■ 仕事を始める時点で手帳を開く
そして、それらをやるきっかけとして大事なのが、
・ 朝一番は(仕事を始めるときは)、まず手帳を開く
ことです。デスクにいるときは、そのまま開きっぱなしで置いておくことを
おすすめします。その方が「書く」のも「見る」のもやりやすくなります。
ぜひ実行してみて頂きたいポイントでした。
メールマガジンの方では告知しておりますが、ブログではまだだったかも?
2/24(火)はセミナー(弊社主催)も行いますので、ご都合のつく方は
ぜひご来場ください!
http://www.bizark.co.jp/seminar/seminar20090224.php
今回は「時間効率を上げる」講座。日頃「まとまった時間が取れなくて・・・」と
いう方にもおすすめの講座です。
今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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