2009年02月09日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

時間管理へのご質問: 時間管理で仕事のやり方はどう変わる?


こんにちは。水口です。

今日は昨日に引き続き、時間管理についてのご質問から。


■ 時間管理で仕事のやり方はどう変わる?

昨日紹介したのと同じ研修で、こんなご質問も頂きました。


  タイムマネジメントを実践すると、仕事のやり方は変わってくるか?


という主旨のご質問でした。

この質問、確か一緒に研修を受けて下さっていた、その会社の社長さんから
頂いたご質問だったと思います。確かに、気になるところですよね。


■ 「管理」の功罪

タイムマネジメント(時間管理)を実践すると、自分自身の動きが、あるいは
他の社員さんの動きがどう変わってくるか・・・? というのは、これから実践
する方には、気になるところだと思います。


また、組織の長としてはもうひとつ心配な点があると思います。というのは、
普通、「管理」と名の付くものは、仕事の効率という点ではマイナスになる
こともあるからです。

色々な「管理」を行うことで、確かに確実な仕事ができる。仕事の進捗も分か
りやすくなる・・・ しかし、「管理」の中には、仕事のスピードや、組織の活気、
勢いといったものを削いでしまうものもあります。


では、時間管理はどうかというと・・・?


■ 時間管理による仕事のやり方の変化

時間管理の場合、やり方しだいという部分もあります。

たとえば、計画を立てる時点で四苦八苦・・・。 となってしまうと、そこで仕事
は停滞してしまいます。これはちょっとまずい例です。

しかし、1つ1つの仕事をその都度書き込んでいくようにすると、仕事が停滞
することもありませんし、「今日何をやるべきか」が明確になることによって、
仕事のスピードは上がってきます。


実際、私がおすすめしているやり方だと(本人にやる気があればですが)、
仕事の効率が上がって「残業が無くなった」という方もたくさんおられます。
仕事にかける時間で見ると、「3割」前後減る方が多いようです。

しかし、3割も変わるというのは、ある意味尋常な話ではありません。今まで
そんなに無駄があったのか? という気もしてきます。しかし、私自身も3割
の仕事時間の削減を経験しましたが、以前が無駄ばかりだったという感じは
ありません。それでも、効率はかなり上がるのです。


■ 時間管理により効率良く仕事できるようになる理由

時間管理を行うことには、色々な効果があり、それらが複合的に影響して
いますし、人によって効果の表れ方に違いもあると思います。

一般的に、効果の説明としてよく用いられるのは、

□ 「優先順位の高い仕事に時間を使うようになった」

   (無駄な仕事に時間を使わなくなった)

という話です。こういう説明をする人は多いのですが、私の実感では、この
効果だけで仕事時間が3割も減るとは思えません。
(普通、無駄な仕事、「切ってもいい」仕事は、そんなに多くないものです)


実際には、効果は他の部分にも出てきます。時間管理を行うと、次のような
効果があり、これらは仕事の能率にかなり影響しているように感じます。


□ 今からやろうか・・・ と迷う時間がなくなる

□ 明日以降の仕事に気が散らないので、「今日の仕事」に集中できる

□ 「これはまだいいか・・・」と、仕事を「先延ばし」することが減る

□ 「この時間内に終わらせよう」と思うので、仕事への集中力が上がる


「何をやろうか迷う」、「あれこれ気が散りながら仕事する」というのは、言い
換えれば、「頭の中が整理されていない」ということです。仕事が忙しくなる
と、誰でもそんな状態になりやすいものです。

そこで、仕事の計画を整理してみると、あれこれ迷うことが減りますし、頭の
中もスッキリして仕事に集中しやすくなります。それで仕事の能率が上がって
くるという効果はかなり大きいと思います。


別に、「時間を細かく刻んで、自分を追い立てながら仕事をする」というわけ
ではないのに、結果として仕事の能率は上がってくる。私個人としてはそんな
感覚を強く感じます。

※ ですから、時間管理の実態は、「管理」というよりは「仕事の整理」だと
   いうのが私の持論です。(もちろん、結果として仕事の進め方などが
   「管理」できるという面もありますが)



そんな時間管理ですが、逆に、これを「管理の道具」として、使い方を
誤ると、とんでもないことになってしまう危険性もあります。

これもご質問に関連した話だったので・・・、この話は明日に。




2/24(火) 時間管理基礎講座C
ご参加お待ちしております! (詳細と申込みはこちらから↓)

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(弊社HPです)


今日の記事作成時間は36分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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