上司のあり方: 「部下の仕事を止めない」ために何ができるか?という発想
こんにちは。水口です。
昨日の『許せない同僚の行動」ランキングの話に続いて、今日は上司の話、
上司、リーダーとしての立場にある方に、考えてみてほしい話です。
■ 「上司への不満」 何がありますか?
こんな調査結果↓がありました。
上司への不満 3割が「人として尊敬できない」と回答
:IT&ウェブ業界の転職をサポートする「CAREERzine」(キャリアジン)
(『』内は引用です)
『株式会社アイデムが運営する「人と仕事研究所」では、「パート・アルバイトの
働き方に関する調査」を実施、結果を発表した。調査実施期間は2008年
12月22日〜23日、調査対象は、調査時点でパート・アルバイトとして働いて
いた20歳以上の男女、有効回答数は1,019。』
「パート・アルバイト」限定ですが、こんな結果がありました。
『 職場の人間関係において、上司に感じる問題を聞いたところ、
「業務に関する指示・命令が明確でない」が36.3%ともっとも多く、
次いで「人として尊敬できない」31.0%、
「部下に対して気に入った者とそうでない者に対する態度が違う」30.2%、
「立場に見合った仕事をしていない」24.9%の順となった。 』
とあります。
「業務に関する指示・命令が明確でない」というのは確かに困りますね・・・。
中には上司が指示をしていても、本人がうまく理解していないというケースも
あるかもしれませんが、パートやアルバイトの方ですから、上司は特に分かり
やすく指示を出す必要があるはずです。
2番目が「人として尊敬できない」・・・。これは程度問題でもありますが、
(上司だからといって、すごい人ばかりではないという前提は必要です)
あまりにも・・・な場合は働くのが嫌になりそうです。
これらの話は、パートやアルバイトに限らず、社員の方でも同じように感じる
方は多いのではないでしょうか。
■ 上司がボトルネック化する弊害
1位の「業務に関する指示・命令が明確でない」というのは、社員の場合には
少し違ってきます。「業務に関する指示・命令」は、上司が明確にするばかりで
なく、部下側も理解する努力が必要です。
とはいえ、そこがネックになっている例は、それほど多くない気がします。むしろ、
それ以上に困るのが、「上司が決断してくれない」というパターンです。
上司に相談を持ちかけても、「それは難しいな・・・」と言ったきり、具体的な指示
や判断が出てこなかったり・・・。
「上司の判断待ち」や「決裁待ち」で、自分の仕事が止まってしまったり・・・。
そんなふうに、「上司待ち」で仕事が止まってしまうことは、それほど珍しいこと
ではないと思います。
また、「プレイングマネージャー」として、自身の担当業務も持っている上司は
担当業務の忙しさに振り回されてしまったり、自席にあまりいなかったりする
場合もあります。
これでは、部下が相談しようにも相談出来ないですから・・・困ります。
こういった、「上司のところで仕事が止まる(上司がボトルネックになる)」現象
が起こると、組織の仕事のリードタイムは確実に長くなってしまいます。
(リードタイム:仕事のスタートから完了までの期間と考えてください)
これでは、いくら個人の仕事のスピードを上げても、組織としてスピードのある
仕事にはなりません。
また、「サーバント・リーダーシップ」の考えに基づくなら、こういう状況は「論外」
と言ってもいいかもしれません。
※ サーバント・リーダーシップ=「逆ピラミッド」的な考え方です。
この記事↓でそれに触れています。
「上司という仕事のつとめ方」: 類書とは違った「上司本」です
逆に、自分も忙しい中で早く判断を進めていくのは、決して楽ではありませんが、
上司や経営者には、本来そういう姿勢が必要なのではないかと思います。
時には、(自分自身が)「部下の仕事を止めていないか?」 という視点を持つ
ようにしてみては、いかがでしょうか? 忙しい時期ほど、スピードが求められる
時ほど、その視点は上司として重要になると思います。
これは、やや意見が分れる話かもしれませんが、あなたはどう考えますか?
これで思い出すのが、「エルピーダメモリ」の坂本社長です。エルピーダは、今は
残念ながら低迷してしまっていますが・・・、過去には大復活劇を演じた会社です。
その坂本社長が、28億円の投資案件を、ビデオ会議の場で(稟議書も回さずに)
決めていく、そのスピード感に驚きました。
現場のことをよく分かっていたり、重要な「少数の」経営に影響する指標が常に
頭に入っているからこそ (そして上司として「リスク」を取れるからこそ)傍から
見ると大胆に見える決断を即座にこなすことができるわけです。
(この回↓の話です)
おすすめ本: エルピーダメモリの坂本幸雄氏について再び
今日の記事作成時間は48分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2007 BizARK Inc. All rights reserved.
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/51868525
※ スパムコメント対策として、半角の「!」は使用不可の設定にしています。
申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
お願いいたします。




(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)