「現在のワークシェアリングに対応した働き方」 をざっくり言うと?
こんにちは。水口です。
今日は一昨日の話の続きで、
「ワークシェアリング」について。
■ 現在の(雇用維持型)ワークシェアリングに対応した働き方は?
現在、「ワークシェアリング」を実施する企業が増えています。
※ 現在行われているのは、本質的な(雇用創出型の)ワークシェアリングでは
ないというのは、一昨日に書いた通りです。
現在行われている、緊急避難的なワークシェアリングが導入されると、職場に
よっては色々難しさも出てきます。一昨日も書きましたが、こういう↓問題が
起こりがちになります。
□ 仕事は減らないのに、仕事時間は減らさなければいけない
□ 忙しい週は(残業して)長めに、そうでない週は(定時で)短めに、
という仕事時間の調整ができなく(やりにくく)なる
□ 突発のトラブル発生時の緊急の残業ができない(やりにくい)
□ ↑同じことがすべて、自分の部下にも当てはまる
これらの問題に対処しながら仕事を行っていくことが、ワークシェアリングが
行われているときには重要になってきます。
たとえば、
□ 仕事は減らないのに、仕事時間は減らさなければいけない
→ 以前と比較して、そのまま行う仕事と削る仕事、その判断が重要に
なってきます。
→ 部下がおられる方は、部下の仕事に対しても同様に考えることが
必要かもしれません(部下の方の忙しさによっては)。
□ 忙しい週は(残業して)長めに、そうでない週は(定時で)短めに、
という仕事時間の調整ができなく(やりにくく)なる
→ まず、先の仕事(仕事量)を読むことが必要です。
必要なときは、一部の仕事を前倒しで進めるなどの対策も。
□ 突発のトラブル発生時の緊急の残業ができない(やりにくい)
→ トラブルを未然に防ぐに越したことはないですが・・・、
そう簡単にはいきません。ですから、トラブル時などは。
チーム内で相互扶助することも必要になってきます。
□ ↑同じことがすべて、自分の部下にも当てはまる
→ 上司は部下の仕事の状況についても、ある程度先読みして
つかんでおくのが望ましいわけです。
というのが、ざっくりしたワークシェアリング^対応の働き方です。
■ 必要な2つの能力
それに必要な要素(能力)をさらに抽出していくと、大きく2つになります。
1つは、「調整」すること(調整力) です。
自分の仕事の進め方を調整して仕事量のばらつきを減らしたり、
部下の仕事を調整(分担を変える、増員や減員など)したりするなど、
「調整」が必要な局面が増えてきます。
もう1つは「決断」すること(決断力)です。
時には、一部の仕事を止める決断も必要ですし、部下の仕事に
ついても同じことが言えまず。たとえば、Aさんの仕事を1つ止めて、
Bさんの仕事を手伝ってもらう等々・・・悩ましい判断が必要になる
こともあるかと思います。
■ マネジメント能力がより必要に
これをさらにざっくりまとめると・・・、
マネジメント能力がより必要になると言っていいと思います。
ここでいうマネジメントは、チームのマネジメントだけでなく、
自分のマネジメント(セルフマネジメント)も含まれます。
※ また、部下の仕事ぶり「監視」するタイプの管理は意味がなく、
(このタイプのやり方は、どうしても「後追い」になってしまうので)
ちゃんと「決断」するタイプのマネジメントが必要になります
・・・というのが、ワークシェアリングに対して、ちょっと分析的に見た上で
考えられることです。
こういう状況に対して、どういう工夫や解決策が有効か? また紹介して
いきたいと思います。
今日の記事作成時間は38分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
今、ふと思ったのですが
>仕事は減らないのに、仕事時間は減らさなければいけない
コレ。昨今ワークシェアリングが取り沙汰されるのは、「仕事が減って人余りだけど雇用は確保する」事を目的としているのではないのですか?
「職場によっては」と有りますが、ワークシェアしながらしかし一人分の仕事量は減らないとはどう云う状況なのでしょうか。
>仕事は減らないのに、仕事時間は減らさなければいけない
コレ。昨今ワークシェアリングが取り沙汰されるのは、「仕事が減って人余りだけど雇用は確保する」事を目的としているのではないのですか?
「職場によっては」と有りますが、ワークシェアしながらしかし一人分の仕事量は減らないとはどう云う状況なのでしょうか。
Posted by gato at 2009年03月11日 15:50
水口です。
gatoさん、ご指摘ありがとうございます。
説明が足りなかったですね。
現在のワークシェアリングは確かに「人余り」の対策というのが基本です。
たとえば、製造現場では生産量が減ると仕事量も減るのが基本ですが・・・、
管理業務を行っている方は、生産量に比例して仕事が減るわけではなく、
(部課長だけでなく、係長や班長・職長と呼ばれる方も)
だからといって、自分達だけ残業するわけにもいかない。
という状況になりがちです。
直接生産に関わらない物流や在庫管理業務も、仕事が減るとはいえ、
生産量に比例して減るわけではないんです・・・。
同様に、デスクワークも生産量に比例して仕事が減るわけではないことが
多く、それでも全社的な残業規制には従う。という方針の会社が多いと思います。
そんなわけで、「生産減に比例して仕事が減るわけじゃない」という人は、
結構多い・・・というのが、私の経験談なんです。
gatoさん、ご指摘ありがとうございます。
説明が足りなかったですね。
現在のワークシェアリングは確かに「人余り」の対策というのが基本です。
たとえば、製造現場では生産量が減ると仕事量も減るのが基本ですが・・・、
管理業務を行っている方は、生産量に比例して仕事が減るわけではなく、
(部課長だけでなく、係長や班長・職長と呼ばれる方も)
だからといって、自分達だけ残業するわけにもいかない。
という状況になりがちです。
直接生産に関わらない物流や在庫管理業務も、仕事が減るとはいえ、
生産量に比例して減るわけではないんです・・・。
同様に、デスクワークも生産量に比例して仕事が減るわけではないことが
多く、それでも全社的な残業規制には従う。という方針の会社が多いと思います。
そんなわけで、「生産減に比例して仕事が減るわけじゃない」という人は、
結構多い・・・というのが、私の経験談なんです。
Posted by 水口和彦 at 2009年03月11日 16:08
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