2009年03月13日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

ワークシェアリング対応の働き方−2: 決断力を高める


こんにちは。水口です。
今日は昨日の記事の続きです。



■ ワークシェアリング対応の働き方−2:決断力を高める

限られた時間の中で仕事をやり遂げる為には、昨日の調整力に加えて、
「決断力」が重要になってきます。

時間が限られていますから、ときには一部の仕事を「やらない」「やめる」と
いった判断が必要になってきます。そのためには決断力が必要だという
ことです。

しかし、決断力は上げようと思って簡単に上げられるものでもありません。
そんなことが出来れば苦労しません・・・。

ですから、

  決断力を上げる

というよりは、

  自分が持っている決断力をできるだけ発揮させる

と考えるべきではないかと思います。


■ 決断力には、「切迫感」が感じられるくらいの「整理」が必要

たとえば、いま抱えている(やりたいと考えている)仕事のうち、どれか
1つを止めなければいけない。という状況になると、悩むこともあると
思います。

自分自身の経験でもありますが、悩んだあげくに、結局決断しきれない
なんてこともありがちな話です。


ただし、こういう状況での決断力は、情報を整理することによって、かなり
変わってきます。

たとえば、単に「仕事を減らさなければ」と思っているだけでは、なかなか
決断できないものですから、さらにその状況をもっと具体的に整理します。

それぞれの仕事を「タスク」レベルに分解し、さらにそれをスケジュールに
組み込みながら考えていくと、本当に時間が足りない(仕事が多すぎ)と
いう状況がはっきり分かるようになってきます。

『時間が足りない』という状況が、身にしみて、切迫感を伴って感じられる
ようになるからこそ、決断できるようになるわけです。

※ 私は決断に迷った際には、各選択肢のメリット・デメリットを
   書き出して考えることがあります。これも決断するためには
   有効だと感じます。

   頭の中だけで考えるのではなく、状況を書き出して整理する
   ことが大事なんですね・・・。


自分の仕事の場合、時間管理の手法を使って、こうした整理を行う
ことができます。

チームの仕事の場合は、もう少し複雑になってきます。チームによって
長いスパンの仕事が多い場合、短いスパンの仕事が多い場合があり
ますし、プロジェクト的な(単発的な)仕事、ルーチン的な仕事の比率
によっても変わってきます。

ですから、こういうフォームで整理すればいい、と一概に言うことは
できませんが、情報を集めること、整理することが大事なのは間違い
ありません。

メンバーの仕事に対して、

  どのくらいの仕事に、どのくらいの時間がかかるのか

  今、どんな仕事を抱えているのか

といった視点で、見る・知ることを意識的に増やしてみるのもいいと
思います。


「決断力」というのは、高度な、総合的なものでありますから、あまり
単純に「こうだ」と言えなくて申し訳ありませんが・・・。



今日の記事作成時間は57分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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