2009年03月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「課長よ、立ち上がれ!」 (←ちょっと大げさですが・・・)


こんにちは。水口です。
今日は「課長の災難?」について・・・。


■ 「課長受難」の時期?

こんなニュースがありました。

雇用激震 人件費削減、管理職標的
(産経新聞) - Yahoo!ニュース


 (『』内は引用です)
 
『 世界的な不況による需要減少や円高が日本経済を牽引(けんいん)して
きた外需企業の業績を直撃し、雇用調整や賃金カットが深刻さを増している。
輸出の急減による収益低下は、企業に聖域なき人件費圧縮を求め、組合員
でない管理職の給与やボーナスが狙い撃ちされている。』


記事に『組合員でない管理職』とあるのは、多くの企業で「課長」以上が
該当します。(私が前いた会社でもそうでした)

管理職が率先して給与カットするというのは、姿勢として正しいとは思うの
ですが、こと「課長」に関しては、受難としか言いようがないかもしれません。

この何年かの間、国内の企業において役員報酬が増えたという話はよく
聞きます。そのクラスの給与カットまではいいとして (←すみません・・・)、
課長職は一般社員と比べて、「ものすごくもらっている」というわけでは
ありません。

それなのに、部長以上と同じ減額幅というのは、気の毒だと思います。


ちなみに、減額幅はこんな感じです↓
(同記事より引用)
 
『 ソニーは部課長級以上に対し、賞与を大幅に減額するほか、月額報酬も
削減する方針だ。NECは4月から課長級以上に対し、5〜7%で給与カット
を始める。シャープも4月から課長級以上に、年収で10〜20%削減する。

 王子製紙も役員ボーナス大幅カットに続き、管理職は4月以降賃金を5%
削減、6月の賞与も20%削減する。昨年の冬のボーナスで管理職を対象に
10%削減したトヨタ自動車は夏の管理職賞与も大幅削減すると表明。削減
幅は2割以上で、「確実に一般社員よりも厳しい削減レベル」(トヨタ首脳)』

 
『 来客にコーヒーなどの提供をやめるなどあらゆるコスト削減に乗り出す三菱
自動車は3月から、マツダも2月から、それぞれ最大10%の管理職賃金カット
を始めた。労務費の2割削減を目指す日産自動車も管理職の年俸を5%減
らす。電機業界でも、東芝とパナソニックはいち早く課長級以上を対象に給与
カットを始めている。』


もし、私があのまま前の会社にいたら、「うちの会社もか?」と、戦々恐々として
いたかもしれません(←ちょっと大げさですね)。

というのは、課長職というのは、給与面でそれほど優遇されているというわけ
ではないからです。課長になり、組合員から外れ、裁量労働制となると(つまり、
残業がつかなくなると)・・・、係長の時よりも給与が下がってしまうという会社も
多いのです。

今は係長以下の方も残業カットしているケースが多いですから、給与の逆転は
起こらないかもしれませんが・・・10%以上のカットとなると、一部に逆転する
ケースも出てくるかもしれません。


■ なぜ「課長」が冷遇される?

というように、会社によっては、課長さんはこれからしばらく大変かもしれません。

なぜ、そんなに課長が冷遇されてしまうのか・・・?
思い当たるところは1つあります。


こういうと、何だか夢の無い話だと思うかもしれませんが・・・、一般的な話と
して聞いて下さい。

おそらく、多くの会社で「課長」クラスの方は、会社を辞めて転職するには
厳しい年代に入っています(ヘッドハンティング等があれば別ですが)。

また、本人も「これから退職して独立しよう」とは、考えにくくなってくる年代
に差し掛かっています。

※ あくまで一般的な話としてです。本当に独立できないというわけでは
   ありません。私もその年代で独立しましたし。


というわけで、うがった見方をすれば、会社から見た「課長職の人達」は、
「少々厳しい待遇にしても、辞めることはないだろう」とも見えるわけです。

本当にそういう理由かどうかは分かりませんが、課長職が思ったよりも
冷遇されやすいという傾向は、色んな会社に多かれ少なかれあるような
気がします。


■ 「課長の反乱?」を起こすには?

とはいえ、(比較的に)冷遇されたとしても、課長級にもなると、会社や
自分の部署がかわいく思えてくる人も多いでしょうし、そうそう会社を
辞めようとは思わないと思います。

それはそれで良いことだと思うのですが、だからといって、会社に対して
「おんぶにだっこ」、会社に何かあれば「会社とともに心中する」という
のもあまりおすすめできません。

いざというときのために、「いつか自分の力で食べていく」という気概を
持っておいた方がいいのではないでしょうか? ・・・ そう思います。


忙しい中でやれることは限られているでしょうし、急に副業で儲け始める
ということも難しいでしょうが、そういう「視点」はどこかに持っておくこと
をおすすめします。色々本を読んでみたりとか。

そういう「視点」すらなければ、自分の「ライフワーク」的なものになり得る
新しい事業に関するアイディアや情報が目に入ってくることはありません。


実は私も、最初は「何で独立する」というのは、まったく考えていなくて、
何となく「独立」を意識し始め、ビジネス書を色々読んでみたりしただけ
でした。

そうしているうちに、「これを仕事にしてみたい」というものが見つかり、
独立に至ったわけです。「コネ無し」「知名度無し」「未経験分野」という、
かなり無茶な独立でしたが、ちゃんと続いています。
(振り返ると、我ながら無謀だったとも思いますが・・・(汗) )


というわけで、実際に独立するしないはともかく、少しだけでも
そういう意識を持ってみてはいかがでしょうか?



今日の記事作成時間は36分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 22:00│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
こんにちは
会社にもよると思いますが、単純に「課長」とゆう立場は…微妙な場合もありますよね(^^;。
なんとゆうか…昇進もあれば、降格の可能性も・・・役を動かされやすいとゆうか。。
過去にいた会社でそんな感じだったので…。
課長って、勝負どころの役なのかもしれませんね(^^;。
Posted by 大熊ねこ at 2009年03月17日 22:39
水口です。
大熊ねこさん、ありがとうございます。

「課長」は微妙な立場・・・確かにそうかもしれません。社内の力学的に。

係長級の職務に比べると、マネジメント能力が問われるようになりますから、
個人の能力の面でも、プレーヤーからマネージャーへの切り替えが
求められる・・・。ここにも「勝負所」がありますね。

「課長」になる前に「課長」に必要な能力を磨くという観点も
もっと必要なのかもしれません。
Posted by 水口和彦 at 2009年03月18日 18:02
 

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