2009年03月19日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

企業の人員削減はまだまだこれから?


こんにちは。水口です。
今日は、ちょっと気になる記事から・・・


■ 「リストラ」はまだまだこれから? なのか

こんな記事がありました↓

有力人事部の告白〜大異変「お金、出世、採用」
(プレジデント) - Yahoo!ニュース


企業の人事部社員の討論という形の記事です。
『』内は引用です)

『本音では人を減らすべきではないと思うが、たとえば店舗を閉鎖するとか、
製造業のように生産を減らすとなると、人を削減しないと経営は成り立たない 』

『定年後の雇用延長にはブレーキはかかるだろう。とくに現役社員の首を切って
いる会社で希望者全員の雇用延長をするとなると、順番が逆だろうと言われか
ねない。正直言って定年をすぎた人を守っている余裕はないよ。』

『すでに正社員の賃金カットも始まっている。今のところ管理職のみ5%の
カットだが、本当にひどくなると一般社員で5%、管理職は10%カット、
事業部長クラスになれば30%ぐらいカットされるかもしれない。』

『今までは成果主義を入れても業績が右肩上がりだったから、賞与が高いため
に、年収ベースではメリハリのある報酬にはなっていなかった。ところが今度は
違う。去年に比べて数百万円単位で下がる人も珍しくないだろう。』



等々・・・厳しい話が続きます。
次はリストラについて・・・

『リストラが加速している。(中略) とにかく規模が大きすぎる。自動車から
始まり、主要産業の電機や鉄鋼のリストラがきて、次は化学だろう。』

『リストラの対象となるのは削減効果の大きいところから、というのが常識だ。
一番手っ取り早いのが不採算部署を閉鎖する部分整理解雇だ。次に対象に
なるのは人件費コストが高くて、切りやすい管理職だろう。非組合員ということ
もあるが、事業規模が小さくなるとマネージする人はそれほどいらなくなる。
その次は中高年のスタッフ職だ。人件費も相対的に高い層であることは間違
いない。年齢的には45歳以上だろうね。』

『うちは今のところどうするかは未定だが、同業他社の過去のリストラでは
バブル期入社世代を対象に35歳以上を対象にした実績もあり、今回やる
とすれば35歳以上になるかもしれない。』

『人事とすれば年齢が上のほうが切りやすい。(中略) しかし深刻さの度合い
にもよるけど、社員の8割がリストラ対象だよ。安泰なのは会社を支える2割
の社員。それ以外なら、誰でも対象になっておかしくない。』



先日、「課長よ、立ち上がれ!」という記事を書きましたが、リストラの観点でも
課長以上の管理職は厳しい状況に置かれることになるかもしれません。

「リストラされたときのことを考える」という意味でも、あるいは「リストラを
きっかけに会社が(職場が)ちょっとおかしくなってしまう」という状況に
引きずり込まれないためにも、独立も含め、視野を広げておくことは大事
だと思います。

もちろん、現在のように経済が厳しい環境にあるときに、安易に独立する
ことはおすすめしません。しかし、色々な可能性を考えているのと、まるで
考えていないのでは、将来大きな差が生じます。


たとえばの話ですが・・・、

社内で「希望退職制度(早期退職制度)」が施行されたとして、

  「 この会社を辞めたら、他の仕事はできない。
   絶対に辞めるわけにはいかない」

としか考えられない人と、

  「 他にもやりたいことがあるし、(退職金の割増など)条件が良ければ
   退職してもいいかな?」

と思える人では、心の余裕も違ってきます。

決して、すすんで辞める必要はありませんが、(独立も含めて)違う仕事に
挑戦する選択肢を頭の中に入れておくことは強くおすすめします。


■ リストラによる影響・・・

人員削減による影響は色々ありますが・・・、

たとえば、「自分にとって不本意な仕事をしなければいけない」というのは、
私はあまり深刻だとは考えていません。やってみれば面白さが出てくるかも
しれませんし、業績不振の部署や会社に配属された場合も、それを立て直す
という得難い経験ができるかもしれません。


もし私が遭遇したら嫌だな・・・と思うのは、自分の身近なところから「信頼
できる人」「仕事のできる人」がどんどん社外に抜けていってしまうことです。

「希望退職制度」はどちらかというと、今後は自分でなんとかできる人、
つまり、仕事ができたり、積極性があったり、視野が広かったりという、
いわゆる「できる人」「信頼できる人」から辞めていく傾向があります。
(すべてがそうだとは限りませんが)

そして、自分だけ出遅れて、「抜け殻」のような職場で働くしかない・・・
というのは、ちょっと極端な想像かもしれませんが、考えてみると怖いと
思いませんか。

そもそも、人が「この職場でがんばろう」「この職場を見捨てない」と思うの
は人間関係によるところも大きいものです。「それがあるから辞めない」と
いう人が(辞めそびれて)取り残されてしまうのは厳しいですね・・・。



■ 独立前の「勉強期間」は2〜3年?

私の場合、「独立するのもいいかな」と思い、(そういう観点で)ビジネス書など
を読み始めてから、実際に具体的な独立の準備に入るまでには3年ほどの
時間が経過しています。

具体的な準備期間は別として、こういった独立前の「勉強期間」的なものは、
2〜3年くらいだったという人は多いようです(よく聞きます)。

※ 自分の経験を振り返ると・・・
   この期間は、「知識」だけではなく、(ビジネス的に)「自立」するための
   心構えやセンスといったものを磨く期間のような気がします。

   だから、効率的に知識を吸収できたとしても2年が1年にはなるわけ
   ではなく、一定の期間がどうしても必要になるような気がします。
   (企業内起業などの経験がある人は別として)



企業の業績が2、3年で一昨年並みに回復するかどうか、現在は見通しが
立っているとは言い難い状況です。ですから、今から準備を始めたとしても、
決して遅くはないと思います。



■ 「独立志望者はカモ」なのか?

あと、気をつけておいた方がいい(かも)しれない話をひとつ。

数年前、今よりも「独立」や「ベンチャー」がもてはやされていた頃、
世の中には「独立志望者」向けのセミナーや教材があふれていました。
(「独立」よりも「起業」という言葉の方がよく使われていましたね)

当時は私も独立を意識していましたから、そういうセミナーにもいくつか
行ってみたりしたことがありますが・・・内容は千差万別というか、はっきり
言ってひどいものもありました(高額なセミナーでもそうです)。


そういう業者が実施するセミナー関係をいろいろ見てみると、どうやら
「起業」がからむセミナーは「値段を高くつけやすい」という傾向がある
ように見えます(「教材」的なものでも同じ傾向です)。

起業志望者はそれなりにお金も用意しているし、失敗したら困るという
不安も大きい。ですから、高額セミナーにも参加しやすい・・・。だから、
(悪質な業者から見れば) はっきりいって、「カモ」だということです。
そこは気をつけてください・・・。


 起業志望者以外もカモ扱いしているセミナーもあったり、そういうセミナー主催者同士が結託して
 お互いを持ち上げあっていたりと、セミナーの世界は結構気持ち悪い話が多いです。

 私も一般向けセミナーを開催していますが、そういう怪しい人達とは一線を画したいと思っています。
 実際にそう見てもらえているかどうかは分かりませんが・・・。

 「どうやって見分けたらいいか?」を一言で言うのは難しいのですが、
 □ 広告で「あおる」言葉がやたら多いタイプはあやしい
 □ 企業向けの講演・研修も手がけている主催者なら、ある程度信用できる
 という傾向はあるような気がします。あくまでも「傾向」ですが。




今日の記事作成時間は60分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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