2009年03月28日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

時間管理を身につけるのは、早いに越したことはない


こんにちは。水口です。
今日は取材を受けた雑誌関係の話です。


■ 「mina」5月号に掲載されました

男性諸氏はご存じないかもしれませんが・・・(私も知りませんでした)、
「mina(ミーナ)」という女性誌があります。

今出ているのが、こちら↓の号です。
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mina (ミーナ) 2009年 05月号 [雑誌]mina (ミーナ) 2009年 05月号 [雑誌]
販売元:主婦の友社
発売日:2009-03-19
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学生さんから社会人数年目にかけての世代がターゲットの雑誌です。

私には縁が無さそう?ですが、この号に私がインタビューを受けた記事が
掲載されています。

『デキる女のコのスケジュール管理術』という記事(215〜219ページ)に
アドバイスをさせて頂いています。


■ 学生さんも忙しい時代

「時間管理」というスキル自体は以前からありますが、それがビジネスパーソン
に取って切実なものとなってきたのは、この10年ほどのことだと思います。
(そして、5〜6年前から「時間」の本が目立つようになってきました)

PCやメールが職場に入り込んできて、仕事のやり方が変わってきました。
昔よりも効率良く作業できることが多くなってきたにも関わらず、「仕事に
追われる感」はかえって高くなる・・・そんなふうに感じている人が増えている
ように感じます。(私はその変化の中に身を置いていたのでよく分かります)。

1つ1つの仕事は以前よりも短時間で終わるものの、今度はやるべき仕事の
数が多くなり、その交通整理をするのが大変になってきたわけです。

だから「仕事に追われる感」が強く、「時間が足りない」と感じる。そんな変化
が起こってきているわけです。


それと同じことは、学生さんの間でも起こっていると思います。

メールやパソコンなど、便利になったのはいいことだけれど・・・、いろいろ
やることが増えてくると、それに振り回されてしまいがち・・・。社会人ほどでは
ないかと思いますが、似た状況は学生にもあるはずです。

※ 私が学生の頃と比べると、「就職協定」が無くなった点も違います。
   これも学生の忙しさを高める要因になっていると思うのですが・・・。

   (就職協定があった頃は、就職活動は前年の8月からスタートと、
    決められていました。今はその1年近く前から就職活動がスタート
    していますから、大学生活の中で就活の占めるウエイトがかなり
    大きくなってしまっています。)


そんな感じで、学生さんの「忙しい感」は私の頃と比べるとかなり高まって
いるのではないかと思います。ですから、スケジュール管理の方法が気になる
という人が増えていても不思議ではありません。

もちろん、スケジュール管理、時間管理について、早い段階から身につける
工夫や努力をすることは有効ですから、ぜひ挑戦してみて頂きたいですね。


■ 時間管理を身につけるのは早いに越したことはない

私も、もっと早くから時間管理を身につけておけば良かった、と思うことも
あります。今使っている方法を、もっと早い段階で習得できていれば、仕事
をもっとストレス無く、より多くのアウトプットを出せたと思います。
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※ ただ、当時主流の時間管理の手法は、

   「1日の計画を立てるために、毎朝時間を取って・・・」

   「仕事をリストアップしてから、優先順位をつけて、
    さらにそれをスケジュールに組み込んで・・・」

   といった煩雑(はんざつ)で、無駄の多いやり方でしたので、
   身につかないのも無理も無かった・・・とも言えますが。
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私の話はともかくとして、たとえば、社会人の先輩の方々は、新入社員の方に
時間管理(スケジュール管理・タスク管理)について教えてあげるというのも良い
かもしれません。

最近では、新入社員研修に時間管理(タイムマネジメント)を取り入れる企業
も増えてきましたから、職場によっては、「新人さんの方が時間管理が上手」と
いう状況もあるかもしれませんが・・・、全体から見ればまだ少数派です。

機会があれば、アドバイスしてみてあげてください。


その際には、

  「時間管理を覚えれば、効率が上がる」

ということよりも、むしろ、

  「仕事でバタバタしなくて済む、仕事に追われなくなる」

ということを強調した方が良いと思います。

「時間管理」=「一分一秒を惜しんで、忙しく働くこと」と、ちょっと嫌なイメージ
で誤解している方もいるので、逆に「効率」以外のメリットを言ってあげた方が、
受け入れやすくなることがあるからです。




今日の記事作成時間は40分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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