2009年03月30日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

現在のベスト「なぜなぜ」本: 『なぜなぜ分析10則』


こんにちは。水口です。
今日は本の話です。


■ 「なぜなぜ分析10則」 という本

先日、このブログで「なぜなぜ分析」の話をしました↓。

正しい「なぜなぜ分析」と、だましの「なぜなぜ」:(と「要因と原因」の違い)

(こちらは2006年に書いたものです↓)
「なぜなぜ分析」 の難しさ・・・について


そんな話をしているところでタイミング良く、「なぜなぜ分析」の本が出ました。
早速購入しました。(180ページで2,100円。ちょっと高い・・・?)
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なぜなぜ分析10則―真の論理力を鍛える
著者:小倉 仁志
販売元:日科技連出版社
発売日:2009-03
クチコミを見る

(なぜか表紙の画像がamazonに登録されていません・・・)
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「なぜなぜ分析」に関する本、特に具体的なやり方や、実施する際の注意点に
ついて書かれたものは、実は非常に少ないのが現状です。


たとえば、「トヨタ式」について書かれている書籍では、必ずといっていいほど
「なぜを5回くり返す」という話が出てきます。しかし、それは簡単な話だけだっ
たり、ごく簡単なチャートが載っているだけだったりなんです。

実際のところ、それだけでは「なぜなぜ分析」を実施するのは難しいです。

※ だから、「なぜを5回」という言葉だけが一人歩きしがちな
   現状があるのかもしれません・・・。


ちなみに、「なぜなぜ分析」に関する本として、先のブログ記事(2006年の方)
で2冊の本を紹介していますが、実はその2冊の著者は同じ方です。その著者
(小倉仁志さん)の最新刊が上記の本です。


■ 「なぜなぜ分析」を学ぶために

この本のやり方は、著者がコンサルティング等の中で積み上げてきたノウハウが
元になっていますので、これが「業界スタンダード」というわけではありません。

しかし、「なぜなぜ分析」を実際に取り組んでいた私の目で見ても、なぜなぜの
ポイントはかなり押さえられていると感じます。

 ↑何だか偉そうに言ってしまってすみません・・・。
   私は「なぜなぜ分析」を作って、その元祖と言われる某社や関係会社に
   報告したこともありますので(苦労しましたが・・)、「なぜなぜ」のポイント
   は理解できている方だと思います。また、社内で作成の指導もしました
   ので、つまづきやすいポイントもある程度はつかんでいます。


そもそも、これだけ充実した「なぜなぜ分析本」は、他には見当たりません。
また、著者の過去の著作と比べても、より分かりやすくなっています。
私が知る限り、「なぜなぜ分析」を書籍で学ぶには、この本が現在ベストです。


・ 「なぜなぜ分析」について、書籍で学んでみたい方

・ 仕事で「なぜなぜ分析」をやらなければいけないけど、
  「これでいいのかな?」と、ちょっと自信のない方

には、無条件でこの本をおすすめします。また、工場や製造現場には1冊
常備しておくと良いかもしれません。


※ ただし、この本は製造業にお勤めの方向けに書かれた本です。製造業
   以外の方には、ちょっと分かりにくいかもしれません。難解な用語がある
   というわけではありませんが、事例などがつかみにくいかも・・・。


■ 「なぜなぜ」を自分の仕事に応用するには?

この本は「なぜなぜ」の指南書として良いと思うのですが、個人的には
もっとシンプルに(製造業以外の人にも分かりやすく)ポイントをまとめる
ことができそうな気がしています。

また、なぜなぜのやり方だけでなく、それを「実際の仕事に活かす」ための
ポイントがまとまれば、役に立つ局面も増えるのではないかと思っている
のですが・・・ そもそもそういうニーズはあるのか?というのが気になる
ところです。(ご意見がございましたら、頂けますと幸いです)

もともとは個人的に、「なぜを5回くりかえす」という言葉だけが流通したり、
最初から結論ありきの「だましのなぜなぜ」が横行したりする状況を見かねて
何かすべきではないか?と思ったところから始まったわけなのですが・・・。



今日の記事作成時間は40分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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