新入社員のために: 学生の「時間」と社会人の「時間」の違い
こんにちは。水口です。
今日は「新入社員」に関連した話です。
■ 新人時代の「失敗」と「成長した点」
こんなアンケートがありました。
「フォークリフトでシャッター串刺し」「社長に“どちら様ですか?”」
新人時代の失敗あれこれ - ITmedia Biz.ID
現在30代の方に、「新人時代の失敗」を聞いたアンケートです。
(『』内は引用です)
『多かった回答は、男性だとお酒にまつわる失敗や、業務中の事故・破壊など。
中には「飲み過ぎて人事部長の部屋で酔っ払ったまま寝てしまった」「会社の
フォークリフトでシャッターを串刺しにしてしまった」という経験のある人もいる
ようだ。一方、女性では上司・先輩に関わる失敗、業務上のミスなどが目立つ
結果となった。』
とあります。
「お酒にまつわる失敗」というのは、年々減っているのではないかと思います。
(会社の「飲み会」が減ったり、若手ほど行きたがらないという話はよく聞きます)
現在30代の方でこのくらい(男性13%・女性5%)なら、現在の新入社員は
この半分以下くらいになってそうな気がしますが、どうでしょうね。
■ 学生の「時間」と社会人の「時間」の違い
さて、「失敗」の話とは別に、同アンケートには『入社後の1年で特に成長した点』
という質問もありました。
回答は
『 社会人としての言葉遣い: 61.6%
忍耐力 : 43.2%
社交性 : 34.6%
専門的な技術力 : 31.8%
時間の使い方 : 31.8%』
(以下略:上記サイトより引用)
とあります。
「時間の使い方」が5番目に入っていますね。ちょっと意外かも?
現在、忙しい中で時間をうまく使っている方から見れば、
「入社後1年の頃の時間の使い方なんて、
全然大したことなんてないよ」
「今と比べると全然楽だったよ」
と感じる方も多いと思います。
それはそれで事実だと思います。実際、30代以降にあらためて時間の使い方
を見直し、ブラッシュアップしている人は多いです。
(セミナーの受講者にも多いです)
ただ、それはそれとして、入社後の「新人」の時期は、時間の使い方に大きな
変化が訪れる時期でもあります。
というのは、
学校での 「与えられる時間割にそって進める」やり方
↓
職場での 「自分で仕事の進め方を考える」やり方
という変化があるからです。これは結構大きな変化です。
学生にも「自分で進め方を考える」時間はありますが、それはたいていの場合、
卒業前の1年程度に過ぎません(修士卒だと3年程度)。ですから、新入社員
の時点では、「自分で進め方を考える」という経験がまだ不足していて普通
なんです。
私は新人の時代にはお気楽に、「会社って時間割が無くていいなあ」なんて
思っていたのですが・・・(笑) それも仕事上の裁量や責任、そして忙しさが
そこそこのうちの話です。
のしかかるものが多くなればなるほど、「自分で進め方を考える」ことの責任や
プレッシャーを感じることも増えてきます。
入社1年目はそういう変化の始まりの年ですから、「今までとは時間の使い方
を変えなくては」と感じることも多いし、実際成長も大きいと思います。
逆に言えば、この時期の環境は大事と言えます。ダラダラした職場にいきなり
配属されたりするのは気の毒ですね・・・。
もちろん、先輩諸氏も「良い見本」にならないといけないわけです。
(ダラダラした会議なんかは、新人から見ると変に見えるもの。要注意です)
■ 社会人は「授業」よりも「レポート」が多い
私は新入社員向けの研修などで、次のように説明することがあります。
※ まだ業務経験の無い新入社員に「自分で進め方を考える」ということを
伝えるのは案外難しいものです。抽象的な話、実感の無い話になりがち
ですし。そこをなんとか伝えるための例え話として考えたものです。
・ 学生の頃、勉強の時間の多くは「授業」です
「時間割」として、あらかじめ決められたものが与えられます
宿題やレポートなどのように、自分で進め方を考えられるものも
ありますが、あまり多くありません。
・ 社会人の仕事は、「授業」よりも「レポート」がずっと多いです
「時間割」はありません (会議などを別にすれば)
また、「授業」のように「決まった時間に決まったことをすればいい」と
いう仕事は少なく、「レポート」のように期限だけが提示される仕事、
自分で進め方を考えなければいけない仕事が多くなります
ということは・・・、
学生の頃は時々ある「レポート」ですら、なかなかできなかったりするのに、
会社では、毎日が「レポート」的な仕事。しかもそれを複数、同時並行で
進めていかなければいけません。
当然、失敗することや混乱すること、期限ギリギリにバタバタすることも
出てきます。それをうまく乗り切れるようになってこそ、社会人として通用
するというわけです。
また、これをお読みの社会人の方々は、そういう変化を乗り切ってきて
いるということです。
それを「より上手く」やるためには「時間管理」がおすすめですが、それは
置いておいて・・・。社会人として立派にやっていけているということは、
それだけでも、学生の頃と比べると大きく違っているということです。
というわけで、新入社員を指導する立場にある方は、がんばってください。
「学生の頃とは違う」ということを意識してもらうためには、上記の例え話
を使ってみるのもいいかもしれません。
学生の方は、頭を切り換えて、今までよりも主体的に行動するようにして
頂けると、より吸収力が上がり、成長も早いと思います。
今日の記事作成時間は42分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 22:50│Comments(0)│TrackBack(1)
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金持ち父さんになる男、Oちゃんです。
時間を管理するのか、行動を管理するのか…
今回は時間管理と言う記事を見つけました。
なのでちょ...
時間管理と行動管理そして未来管理【Oちゃんの目指せBクワドラント 〜秘密を使って金持ち父さんなろう〜】at 2009年04月10日 12:28
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