2009年03月31日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

新入社員のために: 学生の「時間」と社会人の「時間」の違い


こんにちは。水口です。
今日は「新入社員」に関連した話です。


■ 新人時代の「失敗」と「成長した点」

こんなアンケートがありました。

「フォークリフトでシャッター串刺し」「社長に“どちら様ですか?”」
新人時代の失敗あれこれ - ITmedia Biz.ID


現在30代の方に、「新人時代の失敗」を聞いたアンケートです。

 (『』内は引用です)
 
『多かった回答は、男性だとお酒にまつわる失敗や、業務中の事故・破壊など。
中には「飲み過ぎて人事部長の部屋で酔っ払ったまま寝てしまった」「会社の
フォークリフトでシャッターを串刺しにしてしまった」という経験のある人もいる
ようだ。一方、女性では上司・先輩に関わる失敗、業務上のミスなどが目立つ
結果となった。』


とあります。

「お酒にまつわる失敗」というのは、年々減っているのではないかと思います。
(会社の「飲み会」が減ったり、若手ほど行きたがらないという話はよく聞きます)

現在30代の方でこのくらい(男性13%・女性5%)なら、現在の新入社員は
この半分以下くらいになってそうな気がしますが、どうでしょうね。


■ 学生の「時間」と社会人の「時間」の違い

さて、「失敗」の話とは別に、同アンケートには『入社後の1年で特に成長した点』
という質問もありました。

回答は
 
『 社会人としての言葉遣い: 61.6%
 忍耐力           : 43.2%
 社交性           : 34.6%
 専門的な技術力     : 31.8%
 時間の使い方       : 31.8%』

  (以下略:上記サイトより引用)

とあります。

「時間の使い方」が5番目に入っていますね。ちょっと意外かも?


現在、忙しい中で時間をうまく使っている方から見れば、

  「入社後1年の頃の時間の使い方なんて、
   全然大したことなんてないよ」

  「今と比べると全然楽だったよ」

と感じる方も多いと思います。

それはそれで事実だと思います。実際、30代以降にあらためて時間の使い方
を見直し、ブラッシュアップしている人は多いです。
(セミナーの受講者にも多いです)


ただ、それはそれとして、入社後の「新人」の時期は、時間の使い方に大きな
変化が訪れる時期でもあります。

というのは、


  学校での 「与えられる時間割にそって進める」やり方
              ↓
  職場での 「自分で仕事の進め方を考える」やり方


という変化があるからです。これは結構大きな変化です。

学生にも「自分で進め方を考える」時間はありますが、それはたいていの場合、
卒業前の1年程度に過ぎません(修士卒だと3年程度)。ですから、新入社員
の時点では、「自分で進め方を考える」という経験がまだ不足していて普通
なんです。

私は新人の時代にはお気楽に、「会社って時間割が無くていいなあ」なんて
思っていたのですが・・・(笑) それも仕事上の裁量や責任、そして忙しさが
そこそこのうちの話です。

のしかかるものが多くなればなるほど、「自分で進め方を考える」ことの責任や
プレッシャーを感じることも増えてきます。


入社1年目はそういう変化の始まりの年ですから、「今までとは時間の使い方
を変えなくては」と感じることも多いし、実際成長も大きいと思います。

逆に言えば、この時期の環境は大事と言えます。ダラダラした職場にいきなり
配属されたりするのは気の毒ですね・・・。

もちろん、先輩諸氏も「良い見本」にならないといけないわけです。
(ダラダラした会議なんかは、新人から見ると変に見えるもの。要注意です)


■ 社会人は「授業」よりも「レポート」が多い

私は新入社員向けの研修などで、次のように説明することがあります。

※ まだ業務経験の無い新入社員に「自分で進め方を考える」ということを
   伝えるのは案外難しいものです。抽象的な話、実感の無い話になりがち
   ですし。そこをなんとか伝えるための例え話として考えたものです。


・ 学生の頃、勉強の時間の多くは「授業」です

  「時間割」として、あらかじめ決められたものが与えられます

  宿題やレポートなどのように、自分で進め方を考えられるものも
  ありますが、あまり多くありません。


・ 社会人の仕事は、「授業」よりも「レポート」がずっと多いです

  「時間割」はありません (会議などを別にすれば)

  また、「授業」のように「決まった時間に決まったことをすればいい」と
  いう仕事は少なく、「レポート」のように期限だけが提示される仕事、
  自分で進め方を考えなければいけない仕事が多くなります


ということは・・・、

学生の頃は時々ある「レポート」ですら、なかなかできなかったりするのに、
会社では、毎日が「レポート」的な仕事。しかもそれを複数、同時並行で
進めていかなければいけません。

当然、失敗することや混乱すること、期限ギリギリにバタバタすることも
出てきます。それをうまく乗り切れるようになってこそ、社会人として通用
するというわけです。



また、これをお読みの社会人の方々は、そういう変化を乗り切ってきて
いるということです。

それを「より上手く」やるためには「時間管理」がおすすめですが、それは
置いておいて・・・。社会人として立派にやっていけているということは、
それだけでも、学生の頃と比べると大きく違っているということです。


というわけで、新入社員を指導する立場にある方は、がんばってください。

「学生の頃とは違う」ということを意識してもらうためには、上記の例え話
を使ってみるのもいいかもしれません。

学生の方は、頭を切り換えて、今までよりも主体的に行動するようにして
頂けると、より吸収力が上がり、成長も早いと思います。



今日の記事作成時間は42分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 22:50│Comments(0)TrackBack(1)

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金持ち父さんになる男、Oちゃんです。 時間を管理するのか、行動を管理するのか… 今回は時間管理と言う記事を見つけました。 なのでちょ...
時間管理と行動管理そして未来管理【Oちゃんの目指せBクワドラント 〜秘密を使って金持ち父さんなろう〜】at 2009年04月10日 12:28
 

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