2009年04月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

上司に恵まれない場合の対処法(3):ダメ上司への対処法その1〜3


こんにちは。水口です。
一昨日昨日に続いて、「上司」、特に困った上司についての話です。


昨日は、「困った上司」をいくつかタイプ分けしてみました。

では、そんな困った上司にどう対処すればいいか? という話ですが、
昨日も書いたように、大きく3つのアプローチがあると思います。


■ 「困った上司への対処法」 アプローチ1:正面から攻める

1つめは王道のアプローチ。「上司に変わってもらう」ために意見することです。

しかし、これは即効性はあまり期待できません。そもそも、部下の言うことに
聞く耳を持っていれば、それほど「困った上司」にはならないはず。ですから、
「困った上司」に意見して変わってもらうのは、すぐには無理です。

だからといって、何も言わないままだと、上司のためにも、自分自身のために
も良くありません。言わないと上司も気づかないですし、言わないと自分自身
のストレスもたまります。

ですから、このアプローチは必要なものだと私は思います(その職場を完全に
あきらめていない限りは・・・)。

ただ、残念ながら即効性には乏しいわけで・・・、ですから、現実的には、もっと
短期的に効果の出せるアプローチも併用するのがおすすめです。


■ 「困った上司への対処法」 アプローチ2:自分たちで何とかする

2つめのアプローチは、もっと即効性のある方向です。こちらは、上司に期待
せず、「担当者間で改善を進める」ことです。

たとえば、上司の中には他の部署からスライドしてやって来る上司や、「天下り」
的にやって来る上司もいます。そういう人でも、新しいことを覚えようという意志
があれば問題ありませんが、そうでない場合もあります。


上司がその部署の仕事がわかっていない場合には、部下が作成した書類に
間違いがあったり、仕事のやり方がまずかったりしても指導できない、なんて
こともあります。

そうなると、部下は上司にあまり期待できません。

また、上司は上司で、「ミスをチェックするのが俺の仕事じゃない」と開き直って
しまう場合もあります。


この場合、思い切って「上司の役割」を考え直すのも手です。「上司は部下の
仕事の内容をチェックできて当たり前」とは思わずに、予算や大きな問題の
対応等、ざっくりとしたチェックしかしてくれないもの、とあきらめるわけです。

つまり、「自分たちでなんとかする」ということです。
このアプローチの方が現実的だというケースもあると思います。


具体的には、まず、上司による「ダブルチェック機能」は無いものと考えます。
その上で、仕事のやり方等にミスがないように、また、同じミスを再発させない
ようにチェック機能を強化します。

1つの方法は、担当者間でダブルチェックをすることです。しかし、これだと
担当者の負担が増えてしまう場合もあります。

そこで、2つめの方法は、自分でチェックできるようにすること。そのためには
チェック項目をまとめた「チェックリスト」的なものを作ることです。提出する前
にどこをチェックするか、注意点はどこか、といった項目をまとめておきます。

一種の「業務マニュアル」的なものですが、いわゆる「マニュアル」よりも、もっと
実践的なものだと考えてください。

そうやって、(自分以外の人も含めて)下がしっかりしてくると、上司が細かい
ことに口を出さないおかげで、仕事がスムーズに進む・・・なんてことにもなる
かもしれません(職種にもよると思いますが)。


■ 「困った上司への対処法」 アプローチ3:逆に上司をコントロールする

3つめのアプローチは、「逆に上司をコントロールする」ことです。

正面切って、「これは間違ってます」「こうした方がいいです」と言っても、受け
入れることができないのが「困った上司」。そう考えて、間接的なアプローチ
を取るわけです。

たとえば、「事務所で仕事をしてる暇があったら、外回りに行け」という上司
がいたとします。

仮に自分が、「今は提案型営業じゃないとダメ。だから資料を作成する時間
も必要」と確信しているとしたら、直接そう言うのが正面からのアプローチ。
しかし、そう言っても効果が無さそうならば、他の人に代弁してもらうことに
します。

たとえば、

「もっと具体的な提案にまとめてくれないと、社内で話を通しにくい」
とお客さんが言っています。

お客さんによると、他社はもっと具体的な提案にまとめて持ってくる
そうです。

というように、「顧客の要望」「競合他社の動向」という、上司が弱いところから
攻めていく方法です。

この「顧客の要望」と「他社の動向」は、上司としても無視できないものです。

上司とて、自分のやり方に絶対の自信を持っているわけではありません。特に
部下から「顧客の要望」「他社の動向」として上げられた情報を無視し、その結
果業績が振るわなかった・・・。ということ発覚するのは、上司自身の評価にも
関わってくることであり、怖いものです。

ですから、この2つに関しては、上司も聞く耳を持つことも多いものです。本当
に必要なことならば(確信が持てるならば)、多少の脚色を加えてでも、この
手法を使うというのも「あり」ではないでしょうか。


ちなみに、この応用例として、

「(有名な)○○氏は「提案型営業」が良いと言ってました」

のように、「権威」の言葉を借りる方法もあります。しかし、これは上司がその
「権威」を知っていて、一目置いている場合に限った方法です。また、仮に知っ
ていたとしても、「うちの業界は特殊なんだ」と一蹴されることもあります。

というわけで、この応用例の方は、あまり実用的ではありません。



「困った上司への対処法」には、このように3つのアプローチが考えられる
わけですが、それ以外の「番外編」的なアプローチについては、また明日に
考えてみたいと思います。



今日の記事作成時間は22分(+α)でした。
(一部は昨日のうちに書いてあったので)

では、また明日!




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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(1)

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こんにちは。水口です。 今日は引き続き「困った上司への対処法」です。(今日で一区切りです) 昨日は困った上司への対処法(というかアプローチ)を3つあげてみました。 その対処法「番外編」について考えてみましょう。 ■ 「困った上司への対処法」 番....
上司に恵まれない場合の対処法(4):ダメ上司への対処法 番外編【時間管理術研究所 □□ 仕事と生き方、幸せの研究所 □□】at 2009年04月18日 15:35
 

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