2009年04月22日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「仮説思考」で大事なこと、「ロジカルシンキング」で本当に必要なこと


こんにちは。水口です。
昨日に続いて、新刊の話です。


■ 『理系的仕事術』 目次はこうです

発売になった私の5冊目の本がこれ↓です。
(↑まだ店頭に出ていない書店もありますが)
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「理系的」仕事術「理系的」仕事術
著者:水口和彦
販売元:すばる舎
発売日:2009-04-17
クチコミを見る


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昨日は本のコンセプト的なものを紹介しましたが、それがどう本になって
いるか? ということで、目次を紹介しておきます。(抜粋です)


『理系的仕事術』目次
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第1章 「理系思考」でとことん合理的に仕事をしよう!
 ・仕事では、「2つのプロセス」に注目!
 ・”かけ算”で仕事全体を見る「ホールプロセス」の視点
 ・自分の”頭”もその一部として組み込む「マイプロセス」の視点 他

第2章 すっきり問題解決!理系的「思考」術
 ・「仮説思考」と「論理思考」ができれば、仕事は見ちがえる
 ・「仮説」を立てて、本当に効果がある対策を実行する
 ・「クリティカル・シンキング」で的確な判断をする 

第3章 ムダを省く!理系的「時間管理法」
 ・時間管理とは「仕事の管理」である
 ・仕事の”タイミング”をコントロールする 〜「日付別リスト」
 ・仕事の”量”をコントロールする 〜「スケジュール管理」「タスク管理」 他

第4章 要点ズバリ!理系的「書類作成」術
 ・書類は「伝えるプロセス」の一部と考えよう
 ・「伝える!メール」の文章パターン
 ・「伝える!書類」の文書パターン  他

第5章 バリエーション豊富な理系的「メモ」術
 ・もれなく滞りなく作業できる「段取りメモ」
 ・アイディアを整理する「まとめるメモ」   他

第6章 スムーズに仕事をする!理系的「整理」術
 ・書類はコレ!封筒&クリアファイル整理術
 ・パソコン内はコレ!”分身”の術  他

第7章 もっと効率的に!理系的「会議」術
 ・ムダな会議を見極める
 ・”スピード会議”のための8つの鉄則  他
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私の他の本をお読みでない方が読むことを考慮して、時間管理についても
1つの章で解説しています。それ以外は、割と「基本的な仕事のやり方」的な
ものが多いです。

内容の一部は約2年前に出した「宝くじ」本とかぶっていますが、その後に改善
したテクニックを加えたり、より具体的な内容になっています。


基本的なもの、日常的に行うことだけに時には見直しも必要です。また、
見直して効率化できたときのメリットが大きいです(毎日やることなので)。

継続して改善していくかどうかが、後に大きな差になってくるわけで(私自身
も日々改善しています)、その一助にして頂けると幸いです。



■ 「思考術」の章について

目次の項目で、若干他の章と雰囲気が違うのが第2章です。この章は他の
章と違い、「思考」を扱っています。

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第2章 すっきり問題解決!理系的「思考」術
 ・「仮説思考」と「論理思考」ができれば、仕事は見ちがえる
 ・「仮説」を立てて、本当に効果がある対策を実行する
 ・「クリティカル・シンキング」で的確な判断をする 
―――――――――――――――――――――――――――――――

実は、元々は最終章にするつもりで書いたのですが、出版社側でこの章が
特に面白いというご意見があり、前に持ってきました。

「仮説」と「論理思考」という、ちょっと流行ったアイテムを取り入れているよう
ですが・・・、一般的な話とはちょっと違います。



「仮説」という言葉は、ちょっと前に話題になりました。「仮説を立てることが
大事」というのは、私もそう思いますが、安易な「仮説」にも問題があります。

これまでの「仮説本」を読んでいてそこが不満だったので、今回「仮説」の話
を書きました。

シンプルに言うと、

  「単なる思いつき」は、「仮説」とは言えない

  そうならないためには「事実」と「仮説」を混ぜないこと

  (まず事実を徹底して洗い出し、その後仮説を立てること)

ということを書いています。その要因分析の手法として「なぜなぜ分析」にも
触れています。ページ的にはちょっとだけですが、巷にあふれる「だましの
なぜなぜ」
とは違う「なぜなぜ」を知って頂けるとうれしいです。



「論理思考」の方は、いわゆる「ロジカルシンキング」に関する話は、入って
いません。いわゆる「ロジカルシンキング」は、「フレームワーク」や「構成」に
関する話が多いのですが、理系(自然科学の研究者)の視点で、最も重要
なことは、それらではありません。

それよりも「クリティカル」に考えること、つまり、「それは本当か?という視点
を持ち」、「物事を多面的に見る」ことの方がずっと重要です。いくらロジカル
風に話を展開しても、これが無ければ、ただの「詭弁」になりかねません。

というわけで、ごく簡単にですが「クリティカル」な見方を紹介しています。




この本は、多方向に仕事術を紹介した本ですから、それぞれの項目を
「とことん深掘り」するところまではいきません。お仕事の経験が長い方は
そういう意味での物足りなさを感じるところもあるかもしれません。ただ、
そういう方でもいくつかは「すぐ使える」ポイントやヒントが見つかるのでは
ないかと思います。また、後輩や部下に「仕事のやり方を教える」ヒントにも
なるのではないかと考えております。

お仕事の経験がまだ数年という方は、本書の内容を活用して頂くと、他の
人に差をつけることができる。そんなポイントがたくさんあると思います。
(即効性の面でも、考え方的な面でも)

昨日もちょっと書きましたが、「仕事術」の情報をネット中心に収集されて
いる方は、たまにはこんな本を読んでみて頂けるといいんじゃないかとも
思います。


ご興味のある方は、ぜひご一読を。


今日の記事作成時間は46分でした。

では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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