「ワーク・ライフ・バランス」と仕事の業績が関係ある、いくつかの理由 (その2)
こんにちは。水口です。
今日は昨日に続いて、「ワーク・ライフ・バランス(と仕事の業績)」についての話です。
■ 悪循環か?好循環か?
昨日は、ワーク・ライフ・バランスが仕事の業績を上げる理由として、
趣味が仕事の幅を広げる
一使用者(一消費者)としての視点を持つこと
という2つの理由を紹介しました。今日は別の視点での話です。
ワーク・ライフ・バランスが良くない状態、特に長時間労働が慢性化すると、
その人の能力を発揮できなくなってきます。
これは、
長時間労働 → 仕事の効率低下 → さらに長時間労働に → ・・・
という悪循環になってしまいます。
これには、いくつかの側面があって、1つはフィジカル(肉体的)な面です。体が
疲れていると仕事にも集中しにくいですし、効率が下がってしまいます。また、
長時間労働にでどんどん夜型になり、ますます朝起きられなくなる場合もあり
ます。
そして、メンタル(精神的)な面でも同じことがあります。例外はあるかもしれ
ませんが、長時間労働は精神面にも影響を与えますし、それが仕事への
やる気や集中力を削いでしまうことがあります。場合によっては「うつ」になる
ケースもあります。
さらに、スキルの面でもそうです。仕事の時間を減らすことができてこそ、
本を読んでみたり、何か学んでみたりというスキルアップができる余裕を
持つことができます。
■ 悪循環の行き着く先は・・・
こういった悪循環の中でも、がんばり続けてしまう理由はいろいろあると思い
ますが、たとえば、「自分がやらなければいけない」という責任感の強い方は、
こうなってしまいがちです。
しかし、その結果、「燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)」になって
しまうこともあるわけで、やはり無理は禁物です。
また、「燃え尽き症候群」はメンタルな要素が大きいですが、フィジカルな要素
の問題として、「慢性疲労症候群」というのもあるそうです。
■ 悪循環を断ちきるために
フィジカル(体)、メンタル(心)、スキルの3つのいずれについても、
長時間労働 → 仕事の効率低下 → さらに長時間労働に → ・・・
という悪循環よりも、
労働時間を短く → 仕事の効率アップ → さらに労働時間短く → ・・・
という好循環に持っていく方が良いわけです(当たり前ですが)。
フィジカル・メンタル・スキルのいずれも、悪循環は長期的にその人や組織を
疲弊させますし、好循環は仕事の業績を高める方向に働きます。
こういう悪循環を変えたい場合には、
□ とにかく仕事を終える時間を決める
(その時間内でやれるよう仕事を取捨選択する)
□ 色々工夫して仕事の効率を上げ、短時間化する
(ただし、効率を上げた分、仕事を増やさないよう要注意)
といったことが大事です(そのために時間管理も役立ちます)。
しかし、それだけでなく、時には思い切って割り切る気持ちも必要です。
「思い切って休む」 「思い切って早く帰る」
「思い切って一部の仕事はカットする」 ・・・等々。
「このままじゃダメだ」と感じるときには、思い切った対処をしないと、なかなか
立て直せない場合もあります。
思い切って休んだり、仕事を減らしたりしても、案外深刻な影響は無く、何とか
なることが多いものです。立て直しをはかるためには、ときには思い切ってみて
はいかがでしょうか。
また、中には、プライベートでも無理して予定を入れすぎてしまうという人も
います。すごく勉強熱心だったり、人付き合いが良かったりする人です。
色々がんばるのはいいですが、それが行き過ぎて「燃え尽き」になってしまう
前に、時にはちょっと見直してみる、たまには思い切って予定を減らしてみる
ことも考えてみてはいかがでしょうか。
今日の記事作成時間は45分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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