「ワーク・ライフ・バランス」と仕事の業績が関係ある、いくつかの理由 (その3)
こんにちは。水口です。
一昨日、昨日に続いて、「ワーク・ライフ・バランス(と仕事の業績)」に
ついての話、特に人事担当の方、管理職の方に向けた話です。
■ 「ワーク・ライフ・バランス」が採用活動に与える影響は大きくなる
一個人としてではなく、企業として見た場合に、ワーク・ライフ・バランスが業績
と関係してくる理由もあります。
それは、ワーク・ライフ・バランスが採用活動にも影響してくるという点です。
4月にも書きましたが、新入社員の中で、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉
の認知度はかなり高まっています。
(こちらの記事↓です)
「ワーク・ライフ・バランス」の認知度アップを感じた日
おそらく、一昨年から昨年にかけての就職活動の中で、ワーク・ライフ・バランス
という言葉を耳にすることがあったのだと思います(入社後に研修で聞いたわけ
ではないそうなので)。
これは、採用活動の中で、「弊社はワーク・ライフ・バランスを重視しています」と
いうアピールをする企業が増えたことを表しています。
ですから、会社としての「ワーク・ライフ・バランス」が、採用活動に影響を与える
ようになってくるでしょうし、その傾向は今後さらに強くなると予想されます。
■ ごまかしが通用しない時代
かといって、形だけの「ワーク・ライフ・バランス」施策をアピールしても、実態が
ともなっていなければ、それがすぐに分かってしまうのも現代の特徴です。
サービス残業が常態化している企業の実態は、隠そうとしても表に出てくるよう
になってきています。
「ブラック企業」という言葉をご存じでしょうか?
人事担当者の方なら、この言葉を知っておく必要があります。
「ブラック」というと、昔なら反社会的な組織とつながりがあったり、詐欺的商法
を行ったりするというイメージですが、現在一部で言われている「ブラック企業」は
そうではありません。
一言でいうと、「労働法を守らない企業」 = 「ブラック企業」 です。
この説明↓が的を射ていると思います。
(『』内は引用です)
『世間には従業員に劣悪な環境での労働を強いる等の理由で入社を勧められ
ない企業、転職を推奨される企業という評価が風説・通説を基にして存在して
おり、この評価を与えられた企業、およびその総称をブラック企業と呼ぶ。』
(WikiPediaからの引用です↓)
ブラック企業 - Wikipedia
※ このブラック企業という概念は「労働時間」だけにとどまりませんが、
サービス残業は大きな要素になります。数字で伝えやすいものですし。
実際に、サービス残業が常態化している企業の実態が匿名掲示板等を通じて
公開されていることもあります。「匿名掲示板なんて当てにならない」「影響力
はない」と思われる方もおられると思いますが、書き込みの中には真に迫る
内容のものもありますし、一定の影響力はあるだろうと感じます。
(もちろん、信憑性の面で問題がないわけではありませんが)
つまり、現在は表向きに「ワーク・ライフ・バランス」を唱えていたとしても、実態
がともなっていなければバレてしまうわけです。そういう意味で、ごまかしは通用
しなくなっているわけです。
実態としてのワーク・ライフ・バランスが採用活動にも影響してくる。そう考える
べき状況になってきました。
また、採用後の離職率にも影響してくるでしょう。表向きと現実のギャップに
落胆して離職するわけです。昔なら、(他を知らないので)「こういうものなのか」
とあきらめたかもしれませんが、今はそうではないわけです。
そして、それは長期的に見れば会社の業績にも影響してくるわけです。
また、こういうものは他社が改善するほど自社が見劣りするようになってきます。
そろそろ本気で考え、行動する時期ではないでしょうか。
今日の記事作成時間は45分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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