2009年06月08日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

『会議室なんていらない』と主張する本。おすすめです。


こんにちは。水口です。 今日は「会議」の話です。


■ 時の記念日に見直したい 「会議」での時間の使い方

この↑見出しは、10日の「時の記念日」という機会に「時間の使い方」を
見直してみませんか? という主旨です。

ちなみに、私が Asahi.com(朝日新聞社)で連載している記事です。


(記事はこちらです↓)
asahi.com(朝日新聞社):時の記念日に見直したい「会議」での時間の使い方
- ショッピングコラム「となりのビジネス達人」



「会議での時間の使い方」「会議の時間短縮」は、企業向けの講演でリクエスト
されることも比較的多く、これまでにもしゃべってきましたし、本にも書いたりして
きました。上記の記事はその一部抜粋という感じです。

  「会議は定刻にスタートする」
  「予定の時刻に終わらせる」
  「会議の席で資料を「朗読」しない」
  「議事録は素早く配る」

   (議事録作成に手間をかけない)

といったテーマを取り上げています。どれも当たり前ですが、これらが徹底されて
いる会社は少ないはずです。

おそらく、どの会社も昔(15〜20年前頃)と比べると会議の効率は上がっては
いると思います(※昔はもっとひどかったということです)。それでも、本当に効率
よく会議が運営されている会社は、まだまだ少数派です。


■ 「そうそう!」と言いたくなる? 会議不要論

さて、その会議に関して・・・  こんな意見もあります。
 (『』内は引用です)
 
『 私にとって、とりわけムダに思えてならないのが、会議である。かつて私も、
ムダな会議を繰り返してきた一人である。メンバーが会議室に集まっても、
なかなか本題には入らない。ようやくはじまっても、発言するのはせいぜい
二〜三人。そても報告書を配って、読み上げるだけだったりする。揚げ句に、
何も決まることなく「しっかりやろう」で終了。行動はなし。貴重な時間が浪
費されている。しかも書類作成と同様、出席することが「仕事」と思っている
者や、勉強の場と考えている者もいるから、余計に困る。』

                               (115ページより引用)


上記記事の私の言い方よりも、もっと激しく、ある意味痛快に「会議」の弊害
について語っています。

これらには私も基本的に賛成です。「発言しない人間は会議に出席するな」と
私も思っています。でも、普通はここまで厳しい言い方はできないものです。

大胆に、しかも実行力を伴って、組織改革を断行してきた企業トップだから
こそ、言えることかもしれません。


というこの文章、こちらの本↓からの引用です。

―――――――――――――――――――――――――――――――
壁を壊す壁を壊す
著者:吉川 廣和
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2007-11-02
おすすめ度:5.0
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「DOWAホールディングス(旧同和鉱業(株))」という歴史のある会社、言い換え
れば古い体質の会社の組織改革を断行した、吉川廣和氏(現同社会長・CEO)
が書かれた本です


この本、仕事上、会社や組織の「改革」に関わる人は必読です。

ノウハウ本というよりは、「会社改革ドキュメンタリー」という感じで、その分凄み
もありますし、考え方に筋が通っています。参考になるところが多いのは保証
します。


■ 会議室なんていらない?

さて、上記の「会議」の話には続きがあります。吉川さんは本社オフィスを縮小
した際に、なんと会議室そのものを無くしてしまったそうです。
(オフィスはフリーアドレスなので、適当な打ち合わせスペースはあります)

これが当初不評だったそうですが、興味深いのがその後の話。


会議室を無くした後、こういうルールにしたそうです。

・ 会議室を使いたければ、同じビル内の貸し会議室を使う
  (費用はその部署もちで)

・ あるいは、本社から車で20分の研修センターを使ってもよい
  (移動費用は会社負担してくれる)

こう決めると、結局、そこまでして「会議室を使おう」という部署はほとんど出て
こなかったそうです。そこまでやるほど「本当に重要な会議」は実はほとんど無か
ったということです。

吉川さんは 

 『会議室がなければ使いようもないが、あれば使いたくなるのが
  サラリーマンというものかもしれない』
  (117ページより引用)

と述べていますが、確かにそうかもしれませんね。だからこそ、形から入る
(会議室を無くしてしまう)のが効果的かもしれません。


【余談です】
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 私は経験上、同じような内容の打ち合わせなら、「会議室」を使うよりも、
 「オフィス内のテーブル」を使った方が、打ち合わせが早く終わる気がします。

 なぜ会議室だと長くなりがちなのか? その理由は分かりません。

 「わざわざ会議室を取ったから使わなきゃもったいない」と思うのか?
 会議室は他から見えないので気が緩んでしまうところがあるのか?

 どうなんでしょうね・・・。
―――――――――――――――――――――――――――――――


さて、あなたの会社の会議は、どうでしょうか?

本当にその会議には「そのメンバー全員」が必要で、「その会議室」
必要で、「それだけの時間」が必要なのでしょうか?
 
考えて(考えてもらって)から会議を開くようにしてみてはいかがでしょうか。



今日の記事作成時間は54分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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